吉村圭司選手、在名古屋英国領事館・領事:ジュリアン・ミラー氏対談の模様

 2月16日(木)、名古屋商工会議所にて会報誌・月報「那古野」掲載のため吉村 圭司選手と、在名古屋英国領事館・領事:ジュリアン・ミラー氏との対談が行われました。
 対談では、イギリス・プレミアリーグとJリーグの相違点やサポーターの応援に関する話題等が話され、衛星放送等でよくプレミアリーグを見ている吉村選手が「試合に勝っている時でも負けている時でも常に応援し続けてくれる名古屋サポーターには感謝しています。」と語れば、ミラー氏は「昨年は最終節まで数チームに優勝の可能性があったり、3年前には最終節の残り数分で優勝チームがいれかわったりと、世界でも他に類を見ない、クラブ間の実力が均衡したJリーグが大好きです。」と、日本のサッカーを高く評価されているようでした。

 じつはこのミラー氏、イギリス・マンチェスターの生まれと言う事で、根っからのマンチェスター・シティのサポーターでもあり、今日は吉村選手と対談すると言う事でマンチェスター・シティの特集雑誌やレプリカユニフォームを持参し、シティというクラブの説明も行っていました。
〜家を引っ越したり人生を変える事は出来ても、愛するクラブは変えられない〜
と、イギリスでのサッカーに関することわざを出したり、CS放送の普及により、天敵・マンチェスターユナイテッドが世界的にファンを拡大している事に対する苦悩を話したりと、本当にサッカーが好きな方で、吉村選手が試合中でのリラックス方法について話している際にも、興味深く聞かれていたようです。また、ミラー氏のお子さんが、かつて名古屋に所属していたパナディッチ選手の子供とインターナショナルスクールで同級生だったこともあり、グランパスの試合もよく見に来られていたそうで、昨年は万博のためほとんど観戦出来なかったそうですが、今年はまた応援に行くと約束もしてくれました。
 約1時間にわたって行われた対談でしたが、最後には「外交では、我々、外交官よりもサッカー選手の方が大事な役割を果たす事がある。」とのミラー氏の言葉でサッカーというスポーツの持つ魅力をお互いに確認しあっていました。
 その後、吉村選手がその場でサインを書いた最新モデルの公式レプリカボール「+(プラス)チームガイスト ルシアーダ」をプレゼントし、2人で記念撮影を行ってこの日の対談は終了となりました。

名古屋商工会議所
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