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8月24日(水)
 午後4時15分、『蕪水亭』に到着。遊び疲れに荷物の重みが加わっているせいか、玄関の前まで来るとホッとした様子で「やっと着いたぞ!」と発する子がたくさんいました。お世話になる『蕪水亭』のみなさんに「2日間お願いします」と挨拶をし、コーチから集団生活のルールが言い渡されました。子ども達はルールを守る約束をしました。
 お風呂に入って汗を流し、さっぱりしたちびっ子達。宿泊部屋である大広間や二階の部屋からは、ドタドタという足音やにぎやかな笑い声が聞こえていました。午後6時15分からは夕食タイム、バーベキューです。蕪水亭ご主人が焼いている牛串や大きなホタテを眺めながら、子ども達は待ちきれないという足取りで玄関前のテーブルセットに腰掛けました。

 お皿に食べ物を入れてもらったら、大きな声で「ありがとう」。ちびっ子達はテーブルの上のお皿を見ながら「うまそ〜う!」と目を輝かせていました。「いただきます」をしたら、みんな牛串から食べ始めました。口の中を飛騨牛でいっぱいにしながら、大満足の様子でした。牛串の次に人気だったのは、焼きそば。おかわりをする子がたくさんいました。途中に、はしゃぎすぎてテーブルセットが倒れてしまうハプニングが起きたほどのにぎやかな一時となりました。 
 みんなで協力して夕食の後片付けをし、足下のゴミ拾いも完了。次は花火大会です。コーチから花火を受け取り、友達から火をもらい、色とりどりの光を楽しんでいました。

 「花火、もう無いよ」と言うコーチに、ちびっ子達は少々物足りなさそうな顔。しかし、袋の中をよく見たら線香花火の束がありました。嬉しそうな顔で1本ずつ手に取り、しゃがみこんでパチパチ散る火花を見つめていました。
 最後の締めは打ち上げ花火。コーチが着火した数秒後、空に広がる50連発の花火にみんな見とれていました。
 今日一日たくさん遊んび、たくさん笑った子ども達。ぐっすりと眠れることでしょう。ちびっ子達が夢の中にいる頃、強い台風11号は和歌山県潮岬沖にいるようです。東海地方には明日の夕方頃接近するそうですが、今日のように晴れてほしいですね。