8月23日(火)
 キャンプ2日目の朝は、朝食前の散歩が恒例となっているのですが、この日は、前夜からの激しい雨で天候が心配されましたが、朝方にはようやく雨も落ち着き、小雨がぱらつくものの、散歩には何とか出掛けることが出来ました。

午前7時半。ユニフォームに着替えたちびっ子は、さっそく古川の町に朝の散歩に出発しました。さすがに一晩中雨が降り続いていたこともあり、気温は低く、いささか肌寒い中での散歩となりました。
 再び雨が降ることを心配して、いつもより短い道のりで古い町並みを抜けながら、鯉の泳ぐ瀬戸川までたどり着いたちびっ子達。しかし、残念ながら昨夜来の雨のために川が濁ってしまい、鯉の姿を見つけることが出来ませんでした。止む終えず、近くで鯉のエサをコーチに買って貰い、みんなで手を叩きながら鯉を呼ぶと、ようやく鯉の姿を見ることが出来ました。
 朝食の時は、普段、食べ慣れないメニューが出ていたので、食べ終えるのに相当に時間が掛かるかと思われましたが、前日のプール遊びと朝の散歩で、おなかが空いていたようで、残さず平らげていました。
 午前9時半、短い間でしたがお世話になった『蕪水亭』の皆さんにお礼の挨拶を済ませると、ちびっ子達は飛騨古川駅まで徒歩で移動してゆきました。雨で濡れた歩道に映える赤いユニフォームと古川町の町並が描くコントラストが道行く人の笑顔を誘っていました。そして、ちびっ子達は駅前で待つバス乗り込み、トレーニング・グラウンドの杉崎公園(古川町杉崎)へと出発しました。