8月2日(火)
 今日でいよいよ長かった「サマーキャンプ in 飛騨古川 2005」も最終日を迎えました。最後の日を締めくくるのは、3日目を迎えた3年生です。しかし、昨日の盛りだくさんのメニューを全てこなした疲れからなのか、起き出す時間は、前日から思えば心持ち遅めでした。そして、朝の散歩を終えると、8時半からは朝食となりました。これがキャンプでの最後の食事と言うこともあってか、落ち着かない様子で周りの子と喋りながら過ごす子も多く、なかなかおかずが減りませんでした。
 午前9時、しっかりと出されたものを平らげ、きちんと片づけを終えたちびっ子達は、すぐに荷物を抱え、いよいよ宿の出発の時間を迎えました。そして、短い間でしたがお世話になった『蕪水亭』の方達にお礼を述べると、重い荷物を抱えて、バスの待つ「飛騨古川駅」へと向かいました。

 今回のキャンプ中、何度もこの道を歩いてきたちびっ子。さすがに今日が最後と言うこともあってか、ちょっと残念そうです。しかし、この後に控えるサッカーを待ち望んではしゃぐ子も数多くいました。

 バスで15分程揺られ、杉崎公園のグラウンドに着いたちびっ子達。宿を出発した頃には疲れた表情を見せていた子もいましたが、ようやく待ち望んだサッカーが出来ると言うこともあってか、バスを飛び降りて来る様子はみんな元気でした。

 グラウンド到着後、3年生のちびっ子達の気を真っ先に引いたのはこの日の試合の賞品の方でした。この後のサッカーの結果次第でもらえるものが変わってくるだけに、真剣な面持ちで眺めていました。

 この日は厳しい太陽の光はあるものの、心地よい風もあり、サッカーには申し分のない天気といえます。試合に先駆けチーム分けが行われ、いよいよ待ちに待った試合がスタート。ずっとこのゲームを楽しみにしていたちびっ子達はやっとプレイが出来ると言うこともあって、宿での落ち着かない態度が嘘のように真剣でした。