7月27日(水)
 毎年、このサマーキャンプの2日目の朝は、朝食の前に近くまで、朝の涼しい空気の中を散歩に出掛けるているのですが、ちびっ子達はその時間まで待ちきれず、朝早くから目を覚まし、宿泊先の中を探検していることが殆どでした。昨日、天候のあまり良くない中、タップリと川遊びを楽しんでかえってきたちびっ子達は、疲れからか、コーチ陣を困らせることなく早めに寝てしまったことが、裏目に出てしまったようで、例年にもまして早い時間から、起き出していた子が沢山いました。

5時過ぎる頃には、ほとんどのちびっ子が起き出して、宿の中は目を覚ました声で大変な賑わいでした。そして午前7時半。ユニフォームに着替えをすましていたちびっ子は、古川の町に朝の散歩に出発しました。昨日の台風の影響もあり、今朝は抜けるような青空に恵まれる絶好の天気となり、まだ気温も上がることもなく、心地良い風の中を歩くことが出来ました。
 古川町の古い町並みを抜け、鯉の泳ぐ瀬戸川までたどり着くと、その鯉の大きさにみんな驚きの声を上げていました。

帰りも白壁の間を抜けながら、この後に待つ朝ごはんに向け、しっかりとおなかを空かしながら、元気に歩いて宿に戻りました。
 朝食では、普段、自宅で食べないメニューが出ているのか、毎年、四苦八苦しながら食べる子が多いこのサマーキャンプなのですが、今年の1年生は元気が良いようで、みんなパクパクとお美味しそうにご飯やおかずを頬ばっていました。
 午前9時半になると、短い間でしたがお世話になった「蕪水亭」の皆さんにお礼の挨拶を済ませ、飛騨古川駅までは徒歩での移動となりました。古川町の趣のある町並みと、色鮮やかな赤いユニフォーム姿が青空に映え、地元の方達から暖かい笑顔を誘っていました。ちびっ子達は汗だくとなりながら「飛騨古川駅」前で待つバスに分乗すると、トレーニング・グラウンドの杉崎公園(古川町杉崎)にと出発しました。