指宿・春季強化キャンプ：第７日目の模様
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２日間、Jリーグの新人研修のための、指宿での強化キャンプを離れた新人選手たち。トップの選手たちは夕方からのウェイトトレーニング以外はフリーの時間を過ごすこの日。しかし、彼らは居なかった分を取り戻すかのように、午前９時からの練習は、タップリの走り込みとなった。
＜午前練習＞

曇の多い、はっきりしない天気でしたが、コーチ陣のかけ声を遠くに聞きながら、苦しげな表情でピッチ回りを走り込みました。
この日は連日の疲れを取ると言うことで、夕方の、室内でのウェイトトレーニングのみの予定となった1stチームの選手でしたが、じっとしていると帰ってコンディションが悪くなるとばかりに、秋田・井川・山口の３選手は、メイングランドでストレッチやランニング等の軽いトレーニングを行いました。しかし、毎日行われているようなハードなものではないだけに、終始リラックスした内容で、彼らには精神的にリフレッシュができたことでしょう。 これから始まるシーズンに向け、彼らにはまだまだしっかりと追い込んで、開幕に向け仕上げていって欲しいです。
10時からは、地元の小学生１〜６年生男女（柳田小学校・KUスポーツクラブ・山川スポーツ少年団−山川町・指宿小学校）６０名と保護者の方々をあわせて、約１００名の方々の参加による「サッカー教室」がキャンプの合間を縫って開催され、コーチ陣他、若手選手等（須藤・井上・河野・本田・青山・内藤・練習生S・諸江・津田・杉本・セバスティアン・高橋・平山・中島・鴨川）がアシスタントコーチとして参加しました。

はじめに、コーチ陣・選手が自己紹介した後、早速中田コーチの軽妙なトークで「サッカー教室」が始まりました。ボールを使って体をいろいろと動かした後、選手がリフティングやトラップ、パスなどの見本を披露して、子供たちの興味を誘うと、保護者の方たちもその気になり、大変賑やかな居室となりました。
最後に学年別でミニゲームを行いました。ちびっ子にとってはまだ印象的ではなかった生もあるでしょうが、本田選手に果敢に突破を図る子や芦川GKコーチに強烈なシュートを放つ子もいて、とっても楽しいゲームとなりました。
＜午後練習＞
昼間じっくりと体を休めた1stチームの選手たち。午後も室内でのウェイトトレーニングと、軽い内容の練習となった。
・参加メンバー：秋田、広野、増川、マルケス、平林、山口、渡邊、片桐、クライトン、セバスティアン、角田、吉村、中村、古賀、中谷（西川もリハビリで参加）
疲れもピークになってきているだけに、これ以上負荷をかけると、かえって体が重くなってしまい、更に疲れがまして動きが鈍くなってしまうことから、各マシンを使う際も、あまり気合いを入れることなく、マイペースで選手たちは進めていた。
この日は1stチームの選手たちは連日の疲れを癒すため、オフに当てられ、各自自由な時間を過ごしました。そこで、鹿児島指宿といったら、“海岸に湧出する温泉を利用した和風サウナ、砂むし”。普通の温泉の3〜4倍の効果があるとされており、中村・吉村選手コンビが、後輩で現在リハビリ中の西川選手を引き連れて、施設内の“砂むし温泉”にチャレンジしました。
浴衣を着て砂に埋まって約１０分。肩こり・神経痛・関節痛・リウマチ・ぜんそく・全身美容等に効用があるそうで。これで気持ちも体をじっくりとリラックスできたことでしょう。明日からの激しいトレーニングをまた頑張って貰いましょう。そして、西川選手には早くピッチに戻って、皆と一緒に練習できるよう調整して下さい。

※ところで西川選手、何叫んでるんだ〜？