指宿・春季強化キャンプ:第2日目の模様
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2月1日(火)、今日から本格的な練習開始、のはずでしたが、強い風と霙の降る、荒れた天候のために、午前練習は屋内での練習に変更となりました。練習開始に先立ち、9時過ぎより鹿児島県・指宿市・JA指宿・指宿市観光協会・県下トヨタグループ6社の皆様による、激励式が行われました。

鹿児島県教育委員会保健体育課長:瀬田 豊文様、指宿市長:田原迫 要様、県下トヨタグループ6社を代表してトヨタカローラ鹿児島代表取締役:中村 博政様方より激励の挨拶を頂戴した後、激励品として、かごしま黒豚70KG、フルーツ盛り合わせ、そら豆10KG、桜島大根が選手たちに手渡されました。最後に小宮副社長よりお礼を述べて激励式を終了すると、トップチームはウェイトトレーニングへ、セカンドチームは屋内での練習をスタートさせました。

<午前練習>
トップのトレーニングに先立ちネルシーニョ監督から、「今年は1シーズンの長丁場になるので調整が大事になってくる。しっかりと体を作ることを考えてキャンプを過ごして欲しい。毎試合が決勝のようなもの。勝ち点をより多く取ることを考えて戦って行きたい。」と熱いミーティングがあったあと、各自ウェイトトレーニングに励みました。
セカンドチームの方は、気温が上がらないこともあり、じっくりと時間をかけてウォーミングアップを行うと、早速、中田コーチの陣頭指揮の下、ボールを使って練習を開始しました。
<午後練習>
午後は、トップチームが先に3時からの練習スタートとなりました。天気は午前以上に荒れ始め、雪の舞う冷え込みとなったため、午前に引き続いての屋内練習となりました。

軽くランニングやボール回しを行って体をほぐすと、2人1組になってボールを蹴り合い、本格的に練習をスタートさせました。
3時15分〜:GKをそれぞれ入れ7対7に分かれてのミニゲームを開始。
・川島、井川、古賀、クライトン、セバスティアン、マルケス、本田、中村 
・広野、大森、秋田、増川、中谷、吉村、角田、平林
※ 杉本、豊田、渡邊、片桐、須藤、津田等が途中で入れ替わりながら参加。

名古屋を発つ前日の午前練習以来ボールをじっくりと蹴ってないこともあってか、選手たちはようやくボールをしっかりと蹴ることが出来ることが嬉しいようで、溜まった鬱憤を吹き飛ばす勢いで、気迫溢れるプレイを見せていた。
トップに送れること約1時間。午後4時過ぎに、トップのミニゲームの横でセカンドチームが午後の練習をスタート 。

・豊田、渡邊、練習生S、中尾、諸江、青山、広野
・平山、中島、杉本、津田、高橋、井上、河野

30分程じっくりとウォーミングアップを終えた後、彼らもトップチームから引き続いて練習参加の選手等とともに、トップの激しい内容に触発されたかのように、負けず劣らず激しく、気合いの入ったミニゲームに汗を流していた。
午後4時半、しっかりとボールを蹴り、タップリと体を動かしたことに満足げな表情で練習を終えると、この日の練習を終了する。

練習後、マスコミ陣相手に行われたインタビューより------

Q:今日の練習内容については?
A:こんな天気で室内での練習となったが、皆良く動いていたと思う。

Q:このキャンプではどんな練習メニューを?
A:スポーツセンターにいたときはフィジカルが中心でしたが、ここへ来てからはボールを使った戦術・技術中心の練習が多くなると思う。

Q:フォーメーションについては?
A:基本は3バックでゆきますが、合宿中にいろんなオプションを試したい。

Q:1シーズンになることでの戦い方の違いは?
A:戦い方は変わらないですが、稼げるときに勝ち点をしっかりととる、取りこぼしのない戦いが出来るようにしたい。

Q:今回のキャンプでの課題は?
A:戦術の理解度を高めることが目的です。またリーグ戦が1シーズンになったので、各試合を決勝の気持ちで戦うための準備をしてゆきたい。怪我人が無く、全員が全ての練習に参加できるように持って行きたい。


この日、食事を終えた選手たちはホテルの1室に集まると、全員でレプリカユニフォームへのサイン大会となりました。
今シーズンの新デザイン・レプリカユニフォームを購入された方へ、3月5日のホーム開幕に間に合わせるため、今月下旬に発送させるべく、キャンプの合間を縫って行われました。 ともかく枚数が多いため、間違いの無いよう選手たちは真剣にチェックにチェックを重ね、練習の疲れを見せることもなく、一生懸命サインに励みました。