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6月24日(金):5日目(最終日)の模様 |
福井キャンプもいよいよ最終日。午前9時過ぎ、テクノポート福井のピッチに選手達が集まり始める。疲れもピークに達しているためか、ボールを蹴ったり座りながらのストレッチなどゆっくりとした時間だが、それでもみんな表情は明るく、それぞれが充実したキャンプを行えた事が伺える。 |
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9時30分〜
ネルシーニョ監督のホイッスルで選手達はピッチ中央に集合。監督から朝の挨拶やハードなスケジュールをこなした事へのねぎらいの言葉、これから再開されるリーグ戦へ向けての心構えなど約3分はなされる。
その後、ピッチを3周、軽いジョギングで周り、ストレッチを交えながらボールを蹴ってのウォームアップが続く。 |
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9時50分〜10時25分
50mに縮められたハーフコートで、リハビリ組を除く全選手、コーチングスタッフ等が参加しての2タッチ以内でボールを回すミニゲームを行う。好きなポジションでのプレーのため明るい声も飛び交い、最終日の疲れ切った状況でレクリエーション的なトレーニングとなった。
増川のダイビングヘッド(惜しくもGK正面に)や角田のバイシクルボレー、藤田の移籍初ゴール(?)やフィールドプレーヤー・川島のヘディングでのゴールなど珍しいシーンが続出。 |
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そんな中、一番元気だったのがクライトン。まるで中学生の体育のように前線に張りっぱなしながら、後ろ向きでダイレクトにヒールシュートを決めたりミドルを決めたりとゴールを量産。ゴール後にはポルトガル語で何かを叫んでいた。
そして10時25分、監督のホイッスルでトレーニングが終了。クールダウンやシュート練習を行なった後、スタジアム出口の階段を、疲れ切った足を引きずるように登りながら宿舎へと戻っていった。 |
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ネルシーニョ監督: Q:リーグ戦に向けて中山選手と藤田選手が加わりましたが、補強面において満足はされているのでしょうか?
A:もちろん2人の加入によってチームが強くなる事は間違いないのだが、実際はまだ何人かの補強が必要であり現状に満足はしていない。しかし、素晴らしい選手を2人獲得してくれたチーム・フロントのことは評価しなければいけないと思っている。
Q:今回のキャンプを総括すると?
A:足りない事は何も無かった。昨日も話したが、プランニング通り全てのトレーニングを行えたので、収穫が沢山あった。
Q:7月2日のリーグ再開に向けては?
A:現段階で課題はない。あとは普通通りにチームのメンテナンスをしながら戦っていければ良いと思っている。
Q:ダイアモンドの中盤も試していましたが、その布陣のメリットは?
A:あの形の場合、2列目の選手が普段より高い位置でプレーができる。そしてボールを持った時はボランチの2人が外から上がってくる事もできる。ボールを相手に持たれた場合は3人のボランチでマークすることができ、守備的にも安定させる事ができる。 |
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藤田選手:
Q:キャンプを終えての感触は?
A:4日間と短かったですが、試合を戦える体力が徐々に戻ってきて良かったです。
Q:チームには慣れられました?
A:全てを理解したわけではありませんし、それは少しずつわかっていけば良いと思っています。ただ、第1段階としては良かったのではないでしょうか。あとは日々のトレーニングや試合を通してお互いに感じていければ良いですし、その中で良いチームを作っていければ良いなと思っています。
Q:明日のプレシーズンマッチがグランパスでのデビュー戦になるかと思いますが?
A:初めての試合ですので、得点に絡むなどの活躍がしたいですね。 |
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