6月20日(月):1日目の模様
 6月20日(月)、約1週間のオフ期間を終えたグランパスエイトの選手達が再び集合し、7月2日からのリーグ戦再開に向けて、いよいよチームが始動致しました。
 午前中にトヨタスポーツセンターで軽いトレーニングを終えた選手達は、陸路、福井県坂井郡三国町にある「テクノポート福井」まで約3時間の移動となりました。宿泊先となるホテルでは、「三国ジュニアサッカークラブ」の子供達ややその保護者を含め、約200人の方々から歓迎をうけ、ネルシーニョ監督や選手、スタッフ達にも自然と笑みがこぼれたようです。
 その後、ホテル内にて行われたセレモニーでは福井県の山本副知事より歓迎の言葉を頂き、また、とろけるような霜降り肉の甘みと食感が特徴の「若狭牛」も贈呈いただきました。
福島常務取締役:
 沢山の方々にお出迎え頂きありがとうございます。また、このような若狭牛を頂いた事にも重ねてお礼申し上げます。
 今回のキャンプは、明日から3.5日間と、文字通りのミニキャンプとなりますが、7月2日からのリーグ戦の再開に向けては短期間ながらも、重要な物になると考えています。それを理解し、有意義なキャンプにしたいと思いますので、皆様の応援をよろしくお願い致します。
 セレモニー後、選手達は食事や入浴をし、明日からの厳しいキャンプに備えて各部屋へ戻ってのくつろぎの時間となりました。福井県地方は、週間予報によれば天気は良好なようで、充実したキャンプが期待できそうです。

ネルシーニョ監督:
Q.今回のキャンプの目的は?
A.7月にはリーグ戦が6試合ありますし、まずはそれを目指します。そして、7月の終わりには上位に残っていたいと思っています。
Q.なぜ今回は福井を選ばれたのでしょうか?
A.(ヴェルディで監督をしていた)10年前に1度ここでキャンプを行った事があり、良い環境だった思いがありました。今回、この期間でキャンプを行うという事になり、テクノポートを選びました。
Q.歓迎セレモニーはどうでしたでしょうか?
A.たくさんの方々に歓迎していただきありがたかったです。子供達だけではなく、保護者の方々にも感謝しています。ここでのキャンプを終え、皆さんにも喜んでいただける成績を残したいと思います。
Q.リーグ戦・オフ期間の間に藤田選手、中山選手が加わりましたが?
A.彼ら2人の選手としての特徴はよく知っていましたし、どうしても欲しい選手でした。堂々と自分のプレーをチームで見せてくれれば良い結果を出せると思っています。
Q.今回のキャンプでは、何を重点的に行う予定でしょうか?
A.フィジカルトレーニングも多少は考えていますが、ほとんどはフォーメーションや戦術練習にあてようと考えています。試合ではいろいろなパターンが考えられますが、それを体に馴染ませる事が重要です。