11/4(金):練習試合「vs阪南大学」の模様
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11月4日、午前11時より行われた、阪南大学との練習試合の模様についてお伝え致します。
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   【結果】名古屋:1−0(前半:1−0):阪南大学
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朝から抜けるような青空となり、秋晴れと呼ぶにふさわしい天気の中、阪南大とのトレーニングマッチが午前11時より実施された。前日は遠く富山まで遠征しての天皇杯4回戦:アローズ北陸との戦いを苦しいながらも制したトップチーム。その勢いを受けてか、今日の練習試合の参加メンバーは試合前から気合い充分だ。
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前半は左から右に攻め上がるホーム・名古屋のキックオフで試合が始まる。先発メンバーは、GK川島、DFは井川・角田・中島の3バック。中盤は右に山口、左に渡邊、ボランチは本田と須藤の2人。トップ下には島福(練習生)が務める。そして、FWは杉本と中山の2人という布陣で臨む。

1分、渡邊が左から早めのボールを入れてゆくと、これに杉本がDFに引っ張られながらも抜けてゆくが、ボールは相手GKが押さえてしまう。
3分、右からの阪南大のCK。阪南大・山下のゴール前へのボールを中央であわせてくるが、シュートは右に大きく外れる。
5分、縦に入ったボールを島福が受けると、落ち着いてキープして右に展開、山口へと繋いでゆく。しかし、これは相手DFに読まれカットされてしまった。
7分、左からの阪南大のCK。阪南大・山下のゴール前への左足からのボールは川島がパンチングで弾き出す。

【得点】9分、相手DFの裏へと島福が中央から左へとドリブルで抜けてゆくと、相手DFを引き連れながらも左足でシュートを放ってゆくと、これが見事に決まり、先制点となる。
11分、渡邊が中央でボールを持って前を向いた須藤のパスを左で引き出すと、そのままオーバーラップを仕掛けるが、出てきたパスのボールは長すぎてしまう。
13分、自陣で左右にボールを展開して相手を崩すと、縦に長いボールが出てくる。これに杉本がタイミング良く飛び出していったが、先に前に出た相手GKにボールを押さえられてしまう。
15分、自陣左で阪南大が細かくパスを繋いでいるところを本田が判断良くカットすると、縦のスペースへと早いボールを出して島福を走らせるが、これはタイミングあわず、ボールはタッチの外。
18分、自陣での角田のクリアボールを拾った阪南大・山下がミドルシュートを放つが、ボールはクロスバーを大きく越えてゆく。
20分、右からのCKのチャンス。本田が短く出すと、山口が低いボールを入れて行くが、これはDFにカットされてしまう。
23分、右の阪南大・柏木が中島を交わしてエリア内へと入ってくると、角度のないところからシュートを打ってくる。しかし、川島がこれをコースを変えたところを、ゴール内にいた井川が大きく蹴り出し、阪南大の決定的な場面を阻止する。

25分、島福が本田からの縦パスを受けると、相手DFの裏へと浮き球を入れてゆくが、DFラインに詰めていた中山とは気持ちが通じず。
27分、相手陣内左寄りでフリーでボールを持った島福が、その場からゴール右上を狙ってミドルシュートを打って行く。シュートは見事枠を捕らえたかと思われたが相手GKの好セーブに弾かれ、追加点は決めることが出来なかった。
28分、右からのCKのチャンス。本田が質の高いボールを入れて行くと角田がヘディングで合わせようと入っていったが、僅かに高く、反対に抜けてしまう。
30分、山口の放ったミドルシュートを相手GKが弾いたところに杉本が詰めると、これをマイナスに中へと入れて行く。このボールに島福が寄せてシュートを狙うが、惜しくも相手GKの正面に。
32分、相手陣内中央でボールを持った島福が前が空いたのを見て、遠目からシュートを打っていったが、これはポスト左に流れてしまう。
34分、自陣で細かくパスを繋ぎながらタイミングを計ると、須藤が相手DFの裏へと長いボールを入れて行く。これに中山が抜け出していったが、僅かに遅く相手GKが先にボールを押さえてしまう。
35分、左でボールを持った渡邊がそのまま中へと入って行くと、右足でシュートを放つがこれは相手GKが正面で弾く。このこぼれ球に杉本が飛び込んでいったが、GKがボールを押さえシュートまで持ち込めなかった。
37分、右サイドに大きく出たボールを拾った山口がそのまま持ち上がって行き、中へ入れて行くと、ファーサイドに流れながら中山が中へと頭で落とすが、これには誰も詰めきれず、相手ボールになってしまう。
39分、右サイド縦のスペースに出たボールを拾った杉本がそのまま中へと仕掛けて行き、タイミング良くマイナスのボールを中央へと折り返す。これを受けた中山がスペースに落としてすが、味方が詰める前に相手DFがかっさらってしまう。
41分、中央の本田からのパスを受けた渡邊が右足に持ち替えてゴール前へと左から入れて行くと、これを中山が頭で落として、島福がシュートにゆこうと詰めてゆくが、相手DFにコースに体を入れられてしまいカットされてしまう。
42分、左からの阪南大のCK。阪南大・田尻のゴール前へのボールは角田が右足で大きくクリアして行く。
44分、阪南大・田尻が右から中島を交わして強引にシュートを放ってくるものの、これは川島が落ち着いて押さえて行く。そして、前半はこのまま、名古屋が1−0でリードして終了する。