9/25(日): 「第一製薬共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック」の模様

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グランドに吹く風と抜けるような青色の空は、秋を感じさせますが、容赦なく照りつける日差しは、まるで夏のよう。9月最後の日曜日、トヨタスポーツセンターにて「第一製薬共催 Jリーグ選手協会ファミリーサッカークリニック」が開催されましたので、模様をお伝え致します。
 
『いのち、ふくらまそう』の第一製薬株式会社と、Jリーグ選手協会が各地で開催している「ファミリーサッカークリニック」。3回目となる今回は、東海地区在住の抽選で選ばれた小学4年生〜6年生100名と保護者100名を対象に行われました。子ども達にはJリーガーによる“サッカークリニック”を、保護者の方にはJリーグドクターによる“健康セミナー”を、という2本立てのプログラム。グランパスエイトからは、秋田 豊、山口 慶、安 英学、藤田 俊哉、中村 直志、吉村 圭司の6選手がコーチとして参加しました。

▲ 中村直志 選手(左)、吉村圭司 選手(右)
▲ 秋田豊 選手(左)、安英学 選手(右)
▲ 藤田俊哉 選手(左)、宮澤ミシェル コーチ(右)
▲ 福永泰 コーチ(左)、山口慶 選手(右)
いつもの赤色ではなく、青色のユニホームでグランドに入ってきたグランパスの6選手。その姿を見つけるなり、子ども達は口々に憧れの選手の名前を呼び始めました。

午後1時30分、Jリーグ選手協会 副会長である秋田選手からの「今日は風もあり良い日。たくさんの選手が来ているから、みんなどんどん交流して、楽しんでください!」という挨拶で開会式がスタートしました。「今日、何か一つでも学んでいってください」という選手達の話を子ども達は真剣に聞き入っていました。

いよいよ練習開始。子ども達は4つのグループに分かれ、用意された4つのメニューをローテーションして行います。

こちらはヘディング練習担当、秋田選手のコートです。子ども達に「ヘディングは好き?」と問いかけたところ、痛いから苦手という声が多いことが判明。“痛くないヘディングの仕方”が伝授され、苦手なことを1つ克服できたようでした。

中村選手と吉村選手のコートでは、ボールキープの練習。自分のボールを守るには?相手から上手くボールを奪うには?身体の使い方をMFの2人が丁寧に実演してくれました。子ども達は説明を聞きながら一生懸命真似ていました。

FW藤田選手は、ボレーシュートの練習を担当。選手から出されたボールを、子ども達はゴールへ思い切り蹴り込みます。「それ行けっ、シュート!ダーーーンッ!!」藤田選手の掛け声がグランドいっぱいに響き渡っていました。

安選手と山口選手の2人は、ドリブルシュートの練習を担当。コーンの間をジグザグにドリブルし、ボールを奪いにやってくる選手をかわして・・・シュート!自分の順番が来るまでの待ち時間を有効に活用する方法も教えてもらいました。

「サッカークリニック」と並行して行われた、保護者の方を対象とした「健康セミナー」。成長期における子どもの健康管理について、グランパスシニアチームドクター:近藤精司氏の講演が行われました。

午後2時50分、ミニゲーム開始です。健康クリニックが終了し、保護者の方も子ども達の応援に駆けつけました。6名の選手から教えてもらった技を活かして、真剣勝負!選手も、もちろん真剣勝負です。全力疾走でボールを奪いに行く姿も多々見られました。

2時間があっという間に過ぎ、閉会式へ。ミニゲームで活躍した4名の子ども達が表彰され、6選手のサイン色紙がプレゼントされました。最後に、第一製薬株式会社の三好克明:医薬営業本部名古屋支店長から「クリニックを通して選手と子ども達の交流ができ、サッカーというスポーツの楽しさを痛感することもできて大変良かったと思う」という言葉を頂き拍手が送られました。