中田 仁司監督代行・記者会見の模様

 9月20日(火)、トヨタスポーツセンター内・クラブハウスにおきまして、中田仁司監督代行就任の記者会見が行われました。

中田仁司氏のプロフィールと会見の模様は以下の通りです。

中田 仁司(なかた ひとし)監督代行プロフィール
出身地 大阪府
出身校 東海大学
コーチ歴 1993〜96年 大塚製薬コーチ
1996〜97年 横浜マリノスサテライトコーチ
1997〜99年 横浜F・マリノスコーチ
1999年 横浜F・マリノスユース監督
2000年 セレッソ大阪コーチ
2004年 名古屋グランパスエイトコーチ
- 記者会見の模様 -
Q:初日のトレーニングを終えた、今の感想は?

トレーニングは選手達も良く動いていましたし、私自身も楽しくできました。

Q:練習前のミーティングではどのようなことを?

今の苦しい状況の中で自分は監督代行を引き受けましたが、これは全員の責任として感じ取って欲しい。そして、前を向いて順位を上げるために戦おう、と伝えました。

Q:選手達の印象は?

良い状況ではないことは分かっていると思うので、自分たちが頑張ろうと言う様子が見えました。自分は他から来た人間ではなく、ずっとコーチとしてやっていて、今回代行になったことをよく知ってくれているので、協力しようという顔に見えました。

Q:今回の監督代行の要請はいつ頃?

もちろん、フロントから監督に伝えた後に突然でした。その時は、「えっ?どうするの?」と思いましたが、監督代行のオファーについては、自分もこれまでコーチをやっていて責任を感じていましたので、今回のオファーを受け入れました。

Q:監督としては?

自分が全く新しいことをやるのではなく、これまでにグランパスが積み上げてきたもの、前監督が作り上げたものを変えるのではなく、まずは続けることだと思っています。その上で規律や戦術をプラスアルファにして、今より良いものにしようと思います。

Q:目指すサッカー・チーム作りは?

数試合ではなく、残り10試合、そして天皇杯に向けたベース作りをやりたいと思います。

Q:新しいシステムについては?
どちらも使うつもりです。選手の能力にあわせて、対戦相手の様子を窺いながら決めようと、今は思っています。

Q:若手選手については?

これまでサテライトの選手達を見てきているので、戦術は浸透してると思いますので、ひょっとしたら、彼らの方がラッキーかもしれません。ただ、今回のことは全員の責任なので、今日の練習は全員でやって、どうプレイするのかを、自分自身彼らにアピールしました。

Q:練習に先立ち、ベテラン選手達と話されたようですが?

自分だけが決めるのではなく、選手全員の意見を聞きたいと思っていますので、ベテランの選手達には力を貸して欲しいと話しました。また、今後に向け、クラブとしての規律等についても、他の選手達とコミュニケーションを取って欲しいと依頼しました。

Q:今後の目標・抱負は?

今ある順位を上げることです。10勝目指して頑張るしかない、それを目指して戦うだけです。