7/14(木):練習試合「vs静岡FC」の模様
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本日、午前10時より行われた、静岡FCとの練習試合の模様についてお伝え致します。
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メンバー交代:川島→広野、豊田→平山

朝方は雲りがちだったスポーツセンターも、このころになると青い夏の空が顔を見せ、ジリジリとした日差しが容赦なく頭上から降り注ぎ、蒸し暑さと共に、気温が一気に上昇してゆく。

後半はエンド入れ替わり、右から左に攻める名古屋のボールで試合が再開。
後半戦は前半とは打って変わり、名古屋が積極的にボールを相手の裏のスペースへと入れ始め、試合の流れを先に掴む。前半から良いクロスを配給していた角田が、後半に入っても積極さを見せ、豊田に代わって入った平山を使おうと次々と相手ゴール前にボールを入れて行く。これに応えて、平山や津田がシュートに行くが、なかなか決まらない。8分、メンバー交代:平林→井上。

12分・14分と角田が相手のGKの前に良いボールを入れてゆくと、エドアルドも何とか決めてやろうと、鋭く詰めて行くが、足下にボールが入らない。その後も角田がこの日は自らもドリブルで仕掛けてゆくなどして追加点を奪いにゆくがどうしても、最後のところで決めることが出来ず、ジリジリと時間が過ぎて行く。

24分、疲れの見えた津田に代えて、試合のペースを変えようとスピードのある元気な西川を投入。すると、それまで大人しかった井上が西川の動きに呼応するように前へ上がってくるようになる。
26分、相手陣内中央で西川、平山、角田とパスが繋がると、最後シュートを狙ってゆくが、これはDFが先に体を入れてカットしてしまう。しかし、こぼれ球に中央で井上が詰め、シュートを左足で狙ってゆく。結局、相手DFに弾かれてしまったが、これまでの時間帯では見られなかったような積極さが見え始めるようになってきた。

そして、37分。再三、縦に言い抜け出しを見せていた西川が、スペースに出たボールを追いかけてゴールラインギリギリのところで拾うと、寄せてきたDFを巧みなステップでかわして、ゴールに向かって一気に入って行く。中央で平山やエドアルドが待ちかまえていたことで相手のDFもGKもそちらに気を取られ油断していたところを見計らい、角度のない位置だったが、右足のアウトサイドでシュートを狭いスペースに放ち、待望の追加点を決める。

この追加点で静岡はすっかり気落ちしてしまったようで、その後は名古屋が完全にボールを支配、相手陣内でのプレイが続く。41分には、右からのCKをファーサイドで上がっていた諸江のヘディングシュートが左に流れたところを拾った井上がドリブルで突っかけてゆき、中央で待ちかまえていた角田にラストパス。これを左足で丁寧に相手ゴールに流し込み、静岡の息の根を止める3点目が決まる。

終了間際にも右に上がっていった西川のGKの前への早いクロスにエドアルドが飛び込んでゆくが、僅かに足に届かず。そして、試合は3−0で名古屋が格の違いを見せて勝利することに。