ファン感謝デー「HERE WE GO FESTIVAL 2005」の模様
 1月30日(日)、毎年恒例となった名古屋グランパスエイト・ファン感謝デー「Here We Go Festival 2004」が、ポートメッセなごやにて行われました。会場には昨年より200人増となる、約7,700人のファンの方々が詰めかけ、大盛況のなかでの開催となりました。
 イベントには代表合宿のためチームを離れている楢崎選手・安選手、怪我のリハビリのため来日の遅れているウェズレイ選手を除く全選手が参加。小宮副社長からの挨拶、楢崎選手からのビデオメッセージで年に1度の大イベント『HERE WE GO FESTIVAL 2005』が開幕となりました。

【ミニグラ・サッカー】
 ステージ正面に特設されたミニコートでは、早速『ミニグラ・サッカー』が行われました。名古屋グランパスエイト・サッカースクール生14名と選手が混ざってのミニゲーム、「遊びとは言ってもやっぱりゴールを決められるのは悔しいので、本気になってしまうかも」という広野選手の言葉どおり、Jリーグでも随一のテクニックを誇るマルケス選手のボールキープや、クライトン選手のドリブル突破など、“大人げない”プレーも時折飛び出していました。
【炎の焼きそば対決!】
 恒例となった『炎の焼きそば対決』では、小学生の頃からの良き友であり、永遠のライバルでもあり続ける山口選手と角田選手が一騎打ち。
 熱い鉄板を囲んでの対決に注目が集まりましたが、母親直伝の「キムチ焼きそば」を披露した山口選手に対して、「料理なんて全くしないね」と言う角田選手の「トロピカル・カレー焼きそば」(パイナップルとカレー粉が決め手!)が僅差で勝利を収めました。山口選手には、ピッチ上でのリベンジに期待しましょう。
【クイズ!冬のドナタ?】
増川選手 中谷選手 クライトン選手 吉村選手
 メインステージでの、ファンも参加したクイズイベント『冬のドナタ?』では、“ヨン様”に変装した4選手の微笑みを判定し、誰が一番かを競うゲームなどが行われました。
 優勝したのはなんと、最も対極にいる感じのするクライトン選手。インパクト勝ち、と言った所でしょうか…。
【トーク 赤鯱の決意!】
 続いてメインステージでは平林・川島・角田・吉村・中村・大森6選手によるトークイベント『赤鯱の決意!』が行われました。何気ない日頃の話から、チームについてや各自のサッカー観についてなど、日頃聞くことのできない内容も飛び出したようです。
 以下は、トークイベントの内容の一部となります。
平林選手:
いつも温かい声援をありがとうございます。怪我の時期も応援・サポートを続けてくれてことに、本当に感謝しています。
【赤鯱の決意】今年は去年より1試合でも多く出場して、チームの優勝に向けて貢献したいです。
川島選手:

Q.グランパスには楢崎選手という最高のライバルがいますが?
A.特別に意識はしていませんが、学ぶことで自分の良い点を伸ばし、上を目指していきたいです。
【赤鯱の決意】去年よりもやるべき事がいっぱいありますが、頑張っていきたいです。
角田選手:
Q.普段のプレーで心がけていることは?
A.自分を追い込めることが好きなんで、どこまで追い込めるかが勝負かと思っています。
【赤鯱の決意】今年も頑張るので、スタジアムを満員にするくらいもっと沢山応援に来てください、お願いします!
吉村選手:
Q.今年から背番号が14番に変わりましたが?
A.毎年の事なんですが、初心を忘れずトレーニングから地道にやっていきたいと思います。
Q.古賀選手に代わって新選手会長になられたようですが?
A.年齢的にも中堅と呼ばれるところまで来ていますが、上の世代と下の世代の架け橋になれたら良いなと思っています。。
【赤鯱の決意】グランドの中でも外でもチームを1つにまとめたい。
中村選手:
Q.今年のご自身の目標、ここを見て欲しいという所は?
A.ゴール前で裏へ抜ける動きを見て欲しいですね。今年は昨年以上に、もっとシュートを狙っていきたいと思います。
【赤鯱の決意】今年はもっと、どん欲にゴールを求めて行きたいと思います、応援してください。
大森選手:
Q.DFの柱として活躍している大森選手ですが、いつか得点を決めた際に、なにかパフォーマンスは?
A.まだ取ったことがないんで、そのときでないとわかりません(笑)。
【赤鯱の決意】若いチームになりましたが、皆さんの熱い応援をよろしくお願いします。
【カラオケ ファンタジスタ決定戦!】
 恒例となった(これが目的で来られているファンの方もいるのでは?)、『カラオケ ファンタジスタ決定戦!』。
 年々、歌の内容よりもパフォーマンスに傾いているようでしたが今年は………、以下の通りとなりました。
 河野選手はボサボサ・カツラにサングラスをかけて、井上陽水『リバーサイドホテル』を熱唱。見た目、声と本人になりきっていたようですが、歌唱力ばかりは真似しきれなかったようです。
 2番手はグランパスが誇るイベントの鉄砲玉、西川選手の登場。
 歌を一切排除したステージパフォーマンスは、サルの着ぐるみでほのぼの系?と思いきや、愛媛FCからの先輩にあたる“元祖・きんに君”吉村選手を目指したという肉体美を見せつける物へと急変。今年はクライトン選手の筋肉を目指す、とのことです。
 3番手は諸江・豊田・平山3選手による『マツケンサンバ』あらため『モロケンサンバ』。年末年始、日本中至る所で見られた光景ですが、3人の身長を合計すると555cmという大迫力に、メインステージが狭く感じられました。
 そしていよいよ大トリ、古賀選手の登場へ。カラオケ大会を仮装大会へと導いていった彼が出した4度目の答えは…。
 百戦錬磨、日本代表としても幾多の修羅場を超えてきた兄貴・秋田選手、昨年のスタジアムに突如現れファンの心をがっしり掴んだ『赤鯱團』をしたがえて、氣志團『One Night Carnival』を熱唱。どこから見ても“ホンモノ”の登場に、会場は騒然、圧倒的なステージとなりました。
 優勝は2位以下に大差を付けて秋田&古賀ペアに。ネルシーニョ監督からマントと王冠が送られました。
 3年ぶりの王座奪還、古賀選手おめでとうございます。
古賀選手:
なかなか優勝できませんでしたが、今回は優勝することだできて嬉しく思います。そろそろ中堅からベテランと呼ばれる年齢になってきたので、こういう事をやっていて良いのか考えますが、また機会があればぜひやりたいです(笑)。
秋田選手:
自分達が楽しみ、それでファンにも喜んでもらえれば最高だと思い今回はステージに立ちました。
やっぱりやる以上は中途半端なことはしたくなかったんで、気合いはいってます。前座の若手が頑張ってくれたおかげで優勝できました。(笑)
【エンディング】
 エンディングでは、ステージ上に全選手が整列。サポーターを代表してS.A.会長・関谷氏より、ファンの寄せ書きが書き込まれたチームフラッグを吉村新選手会長に送られ、今年を戦う決意を確認しての閉幕となりました。
S.A.関谷氏:
今日のこのイベントに、会場前にもすでに1,000人のサポーターが列を作っていました。
ファンはみんな、グランパスの勝利を期待しています。今年は例年の大型補強というものもありませんでしたが、そんなことは我々サポーターには関係がありません。
プレシーズンマッチでは、いつもだと大きな応援を行わないのですが、今年は2月19日の大連戦から全力でチームをサポートし、開幕戦、2節のアウェイ・ジュビロ戦と、大規模な応援ツアーを組んでチームを全力でサポートしていますので、優勝を目指し熱い戦いをよろしくお願いします。

吉村選手会長:
今日はたくさんの方々にご来場頂きありがとうございました。今年こそは何としてでも優勝をしたいし、そのためにチーム一丸となって戦っていきます。今年もグランパスエイトへの応援をよろしくお願いします!