|
2005年・チーム始動日の模様 |
1月23日(日)、名古屋グランパスエイトが2005年の新しいチーム体制のもと、いよいよ始動しました。
代表合宿に参加の楢崎選手と安選手、U-20カタール遠征に参加の豊田選手、本田選手、そして怪我の治療のため来日の遅れているウェズレイ選手を除く全選手が集まり、チーム関係者全員によるミーティングが行われました。
ミーティングは1時間を超えるものとなり、新シーズンにかける意気込みが感じられたようです。
チームは明日よりトヨタスポーツセンターにてトレーニングを開始し、30日(日)に行われる「ファン感謝デー」を挟んで、31日(月)からは鹿児島県・指宿市で強化キャンプを行い、2月19日(土)に瑞穂陸上競技場で行われる「プレシーズンマッチ:vs大連実徳」、そしてJリーグ開幕戦へと臨むこととなります。
2005年のグランパスエイト「赤鯱魂」に、ご期待下さい! |
|
|
|
|
- 監督会見の模様 - |
Q.監督自身、オフはどのように過ごされたのでしょうか?
A.家族や友人にあったり、ゆっくり過ごしました。名古屋に戻って来て、充実感をもって今年の仕事に臨めると思います。
Q.新しく加わった選手達の顔を見て、どのような印象を?
A.全体的に満足はしています。チームに新しい力を注入すると言うことで、100%の補強ができたわけではありませんが、チームの背骨となる部分は残り、そこに新しい力が加わることで、若さのパワーという物をこれから磨き、オプションとして使っていきたいと思っています。
Q.監督が就任して3シーズン目となりますが、今年はどういったチームを?
A.大きく変わることはありません。3シーズン目ということで選手の特性も理解していますし、これまでやってきた事を継続して、今いるメンバーで戦っていきたいと思います。
Q.まもなく強化キャンプが始まります。今年も指宿でのキャンプとなるようですが、印象は?
A.天候の問題もありますが、キャンプを行う設備が整っているため、今年も指宿で行うこととなりました。昨年、悪い思い出がなかったので、だからこそ今年も指宿へ行く事となりました。
Q.キャンプではどう言った部分に重点を置いてトレーニングを行うのでしょうか?
A.キャンプとは、チームのベースを作る場所です。最初の6ヶ月を戦う体、環境を作らなければならないのですが、今年からは1年を通してのシーズンになることにより、さらに重要になってきます。
Q.今年のグランパスエイトの目標は?
A.目標とは、常に上を目指していかなければならない物です。名古屋にはまだ優勝という経験がないので、当然優勝を目指して戦っていかなければなりません。
Q.今年は何か1つタイトルを取らなければいけないという使命感は?
A.これまで長く監督をやってきているので、こういった言い方はおかしいかもしれませんが、そう言ったプレッシャーはありません。先にも言いましたが、Jリーグで活躍する選手での100%の補強はできませんでした。しかし私が就任した最初のシーズンの6ヶ月で選手の見極めを行い、2年目でその選手達の質を上げることができました。しかしチームにはまだ、タイトルという結果がありませんので、なんとしてでもタイトルを取りたいという気持ちがあります。
Q.ウェズレイ選手の合流が怪我のため遅れるようですが?
A.皆さんご存じの通りウェズレイは昨年末の試合で怪我をしてしまい、筋肉を痛めた複雑な怪我のためフロント、メディカルスタッフの許可を得てブラジルへ戻りました。オフ中にブラジルで完治させて戻ってきて欲しかったのですが、この時期になってもブラジルのメディカルスタッフからまだ完治していないとの結果がでました。治療のためには温かい、現在夏の気候であるブラジルで治した方が良いとの意見があり、名古屋のメディカルスタッフと話し合いの結果、ブラジルで治療を続けることとなりました。
Q.昨年もウェズレイが怪我で抜けている時期、チームは苦しい思いをしました。
今年、仮に開幕に間に合わなかった場合のお考えは?
A.まずはポジティブに、ウェズレイは開幕戦に間に合うと願いたい。ブラジルで治療を続けながら、コンディション作りも同時に行っているので、戻ってきてチームに貢献できると信じています。もし仮に無理だった場合に備え、キャンプ中に選手を見極め、ウェズレイの穴を埋められる選手を見つけなければならないと思っています。
Q.昨年のナビスコカップでも強化指定として出場した本田選手が今年、正式に入団することとなりましたが?
A.彼はナビスコカップだけではなく、サテライトリーグで出場した試合も全て見てきました。私の評価としては、平均より高い物を持っているという印象があったので、チームには獲得するよう推薦をしました。彼は若いが、ミッドフィルダーで技術が高く、クリエイティブなプレーも出せるので、トップチームに入ってくれば、間違いなくチームに貢献してくれるだろうと期待しています。 |
≫2004年 名古屋グランパスエイト・トップチーム 選 手 一 覧 |