新加入選手(移籍) 入団会見の模様
1月22日(土)、トヨタスポーツセンター内のクラブハウスにて、新加入(移籍)2選手の記者会見が行われました。
2選手のプロフィール、及び会見の模様は以下の通りです。
新加入選手(移籍)のプロフィール
氏 名
増川 隆洋(ますかわ たかひろ)
出生地
兵庫県
生年月日
1979年11月8日(25歳)
ポジション
DF
身長/体重
191cm/95kg
経 歴
蝕磨西中 ⇒ 琴丘高 ⇒ 大阪商業大学
⇒ アビスパ福岡
氏 名
Jorge Sebastian Nunez
(ホルヘ・セバスティアン・ヌニエス)
ポジション
MF
生年月日
1986年12月10日(18歳)
国 籍
アルゼンチン
出生地
ロサリオ
前所属
Centro Recreativo Union y Cultura de Murphy
身長/体重
179cm/73kg
代表歴
アルゼンチンU-18代表候補 U-20代表候補
備 考
2004年10月25日より、12月中旬まで練習生として来日しました。
- 記者会見の模様(全文) -
増川 隆洋選手:
Q.J1の名古屋へ移籍してきて、今の率直な気持ちは?
A.J1チームに来たことを嬉しく思いますし、このチャンスを掴んで、チームに貢献したいと思います。
Q.グランパスエイトに対するイメージは?
A.強いチームというイメージがあったので、そのチームの一員としてプレーできることを嬉しく思います。
Q.昨年は福岡でほとんどの試合に出場し、チームを引っ張っていたようですが?
A.常に試合に出られたことがグランパスの目に入り、今回のようなチャンスに繋がったのかと思います。
Q.これまでどのようなプレースタイルで?
A.去年は試合試合で求められる物、ポジションが違ったりもしたので、与えられたポジションで結果を出すよう心がけていた。今回のようなオファーが来るとは考えていませんでしたが、自分にとっては嬉しく思います。
Q.先ほどの紹介では「即戦力」という言葉もありましたが?
A.そう言う言葉ももらいましたが、このチャンスを生かして試合に出られなければ意味がないことですし、頑張っていきたいです。
Q.グランパスエイトではどのようなポジションで活躍できると、お考えでしょうか?
A.点を取られないようにディフェンスをして、チームに貢献したいと思います。
Q.レギュラー争いも厳しいと思いますが?
A.来る前からわかっていたことですのであまり気にせず、前向きにチャレンジしていきたいと思います。
Q.グランパスのリーグ初優勝に貢献したいと言われていましたが?
A.リーグ初優勝に貢献したいですし、そのためにも自分が少しでも多くの試合に出場して、チームに貢献していきたいと思います。
Q.2月に入籍をされるそうですが?
A.移籍するにあたって、ちゃんとした環境を作ろうと思いまして。(笑)
Q.移籍の機会にと言うことでは?
A.いいえ、たまたまです。(笑)
Q.新生活を新天地で、ということになりますね?
A.そうですね、いろいろと支えてもらいながら戦っていきたいと思います。
Q.J1のフォワードと対戦していくうえで、気をつけたいところは?
A.J2の選手と戦っているうちはあまり感じませんでしたが、J1の選手と対戦して、運動や判断のスピードが格段に速いため、自由に持たせるとやられるという意識はありますが、これからのトレーニングでチームに慣れていくことで、対処できる自信はあります。
Q.対戦してみたい選手は?
A.具体的な選手はいませんが、どのような相手であってもしっかり抑えられるようになりたいと思います。
Q.理想とする選手は?
A.尊敬するというか、見ていてすごいなと感じるのは、マンチェスターユナイテッドのリオ・ファーディナンド選手です。
Q.ご自身のアピールポイントは?
A.空中戦には自信がありますし、左右の足でボールを蹴られるので、攻撃の起点にもなりたいと思います。
セバスティアン選手
:
Q.今回名古屋グランパスエイトと契約となった、率直な気持ちは?
A.チーム内で、自分自身がどう言った形で仕事していくことがよいのか、見極めながら行きたいと思います。
Q.昨年練習生としてチームの練習に参加したことで、わかっている面も多いのではないでしょうか?
A.そうですね、昨年練習に参加したことで、すばらしいトレーニングを行っていると言うことは分かっていますし、みんなと良い雰囲気でサッカーに取り込めると言うことを、嬉しく思います。
Q.自分の中で、練習生として参加して自信になったこと、逆に心配になったこと等は?
A.家族をアルゼンチンに残して日本へ来ることになったわけですが、全てがプラスになると考えていますし、そのプラスな面を自分の将来に生かしていかなければならないと考えています。
Q.グランパスの一員として、どんなプレーを?
A.努力の一言につきます。努力をして、チームメイトにも自分自身にも貢献できるようになりたいと思っています。
Q.具体的なご自身のプレースタイル、希望するポジションは?
A.私はミッドフィルダーの選手なので、どう言う形でそこに入るかは別としても、ミッドフィールドで仕事をしたいと思っています。プレースタイルは、できるだけボールをキープし、そこから攻撃に展開していくことを常に考えています。
Q.アルゼンチンU-18、U-20の代表候補に参加されたそうですが、グランパス、そして母国での代表に対する思いは?
A.U-18、20のトレーニングに参加した経験をグランパスでのプレーにいかしていきたいですし、また、グランパスでの経験を、代表の方へいかしていくことができたら良いな、と思っています。
Q.代表候補歴について、具体的には?
A.U-17としてトレーニングに参加し、その後U-20で2ヶ月間にわたって強化合宿に参加しました。
Q.目標とする選手は?
A.リケルメ選手(アルゼンチン)です。
上田テクニカルディレクター:
Q.2人を獲得した意図は?
A.増川選手については、グランパスの強化スタッフが注目していましたが、最終的には、失礼な言い方になるかもしれませんがJ2での結果はJ2であって、代表選手のいるJ1・柏との入れ替え戦・2試合が決めてとなりました。それまでにも、名古屋で活躍できるとは見ていたのですが、柏の玉田選手を始め、代表クラスの選手達と戦っている姿を見て、確信に変わりました。
セバスティアン選手の場合は、昨年、練習生としてグランパスのトレーニングに参加し、練習試合などを通してゲームをコントロールする能力を見せていました。どちらかというとグランパスのミッドフィルダーの選手には、驚きよりも堅実さ、堅守をほこる選手が多かったわけですが、彼の場合は1タッチ、2タッチで驚きをもっていたので、監督のネルシーニョと話をして獲得となりました。
以上