8月3日(火)
 今日でいよいよ長かった“ちびっ子サマーキャンプ”も最終日を迎えました。最後の日を締めくくるのは、やはり3年生。今日も朝早くから起き出し、各部屋を入ったり来たりして、元気一杯です。近くでコーチの声が聞こえると、すぐさま自分たちの部屋へと駆け戻って行きましたが、キャンプ最後のメニューとなる試合に向け、もうウォーミングアップは万全の様子です。
 午前9時、朝食を終えたちびっ子達は、自らの荷物を両脇に抱えていよいよ宿を出発となりました。短い間でしたが、お世話になった「蕪水亭」のご主人や女将さん達にお礼を済ませると、元気よく、バスの待つ「飛騨古川駅」へと向かいました。
 何度もこの距離を歩いてきたちびっ子。さすがに今日が最後と言うことで緊張感が解けたのか、それとも、朝の強い日差しに早くも疲れたのか、だらだらと長い列ができはじめました。あと少しだ、がんばって歩こう〜!

 バスで10分程揺られて、ようやく杉崎公園のグラウンドに着いたちびっ子達は、先ほどの疲れた態度が嘘のように、元気にバスを飛び降りて走ってゆきました。ピッチに着いたちびっ子達の気を真っ先に引いたのはサッカーボールではなく、この日の試合の賞品の方でした。みんな並べられている賞品が気になって仕方がないようで、じっくりと値踏みしていました。
 厳しい太陽の光を浴びる中、チーム分けが行われると、いよいよ待ちに待った試合が始まります。ずっと楽しみにしていたサッカーがやっと出来ると言うこともあって、コーチからの試合の内容についての説明を聞く間も、どのちびっ子の表情もきりっと引き締まって、これまでとはうって変わって、まるで違った子のようです。(※一部聞いてない子もいますが…。)