「バリアフリーの会」主催“スポーツイベント”の模様
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1月10日(土):サンアビリティーズ春日井(春日井市福祉文化会館)にて行われた、「バリアフリーの会」主催による、“スポーツイベント”に、岡山 哲也・広野 耕一・森 敬史の3選手が参加した模様についてお伝え致します。
 午前10時から始まったこのイベント。障害者の人たちと一緒に触れあうことを目的として開催されたもので、今回、グランパスの3選手が小学生以下のちびっ子や小学校高学年のサッカー経験者の子供たちに混じり、一緒にスポーツを楽しもう、ということで実施されました。募集人員100名の予定に対して、予想以上に参加者が集まり、見学の保護者の方たちを含め、約150名近くの人が参加、会場内は、屋外の寒さとは違って、開始前から熱気であふれていました。
  会場に開始予定時刻より早めに到着した3選手は、この日の内容説明に真剣に聞き入った後、早速、開会式に参加しました。始めに主催者代表の關谷さんから挨拶があった後、森選手と広野選手がデモンストレーションを披露。プロのサッカー選手の技術を目の当たりにした参加者の人から、大きなどよめきがわき起こっていました。

 10時10分、三班に分かれてイベントがスタート。はじめは円陣を組んでパスの受け渡しを実施しました。開始に先立って岡山選手が「相手の気持ちを考えた、優しいパスを出すように」と解説を入れると、みんな真剣な表情でボールを蹴り始めました。

 10時20分過ぎからは、3選手が鬼となってサッカーボールをドリブルしているところを奪いにゆくという“ドリブル鬼ごっこ”が行われました。制限時間が1分ということでしたが、元気一日の子供たちに囲まれ、自慢の快足で逃げ切ろうとした森選手は、あっという間にボールを奪われてしまいました。岡山選手は途中で、倉庫の中に隠れるという、姑息な手段で逃げ切ろうとしましたが、すぐに見つかってしまいました。広野選手もいつもと違い、“手“が使えないこともあってか、苦戦を強いられていました。
フライングディスクによるターゲットを狙ったゲームでは、岡山選手が不器用なところ見せたのに対し、広野選手が思いの外うまいところを見せ、会場の歓声を受けていました。
 風船を使ったバレーでは、子供に交じってプレーしていた森選手が真剣なところを見せ、すっかり溶け込んでいました。
普段、実施されているサイン会やサッカー教室等のイベントとは一味違い、参加者とのふれあいが目的のイベント内容だったこともあり、3選手とも笑顔の絶えない、楽しいイベントとなったようです。
イベント終了後、参加者には各選手のサイン入りグッズやオフィシャルグッズの抽選会が行われました。当選者は選手から直接プレゼントを手渡されるということもあってか、イベント中はふざけていたちびっ子も緊張の面持ちでグッズを受け取っていました。
終了後、選手コメント
・岡山 哲也選手
短い時間だったが、みんなも僕も楽しめた。機会があればまた参加したいと思う。

・広野 耕一選手
また機会があれば参加したいと思うので、その時はまた仲良くしてください。

・森 敬史選手
僕が楽しめたので、みんなも楽しめたんじゃないかと思う。今後、グランパスに入りたいと思う子はがんばってサッカーを続けてほしい。