「鹿児島キャンプ」:2月22日(日)
 ◆練習試合:vs鹿屋体育大(30分×2)
2月22日(日)、朝からずっと細かくパラついていた雨が、昼頃になるとまとまった量を降らし始め、午後1時半過ぎから始まるトレーニングマッチが始まる頃には、最悪のコンディションとなりそうだ。しかし、今回の強化キャンプも今日で8日目を迎え、まさに終盤に突入。いよいよ最終調整の段階に来たと言っても良い時期だ。午後12時30分過ぎ、ウォーミングアップ始める選手達。雨とともに強い風も吹いており、芝がぬれて滑りやすくなってきている。最初の試合は、サテライトのメンバー中心で、地元・鹿屋体育大学と戦う。激しい風と雨の中、黙々とアップを続ける選手達は、徐々に集中力が高まってきているようで、天気のことはほとんど気にならないようだ。
+++30分:1本目+++
1時35分、クラブハウスから見て、左にエンドをとった鹿屋大に対して、右にエンドを取って左に攻め上がる名古屋。
1本目は鹿屋大のボールで始まる。

GK:本田
DF:藤田・深津・青山・中谷
MF:北村・西川・山口・本田
FW:平林・ジョルジーニョ

1分、左からのCKのチャンス。北村が短く出すと、詰めてきた山口が戻したボールを再度ニアに入れて行くと、詰めていたジョルジーニョがトラップから左足でシュートに行くが、これはクロスバーの上へ。
2分、右サイドの縦に出たボールを平林が拾いに行くが、ぬれた芝に足を滑らせ相手ボールに。
5分、自陣中程左よりの位置での鹿屋大のFK。鹿屋(3)の蹴ったボールは壁に当たって大きく跳ね返る。
8分、相手陣内左、深い位置で鹿屋がミドルシュートを狙ってくるが、本田がこれはクリアに入り、クロスバーの上へはじき出す。
11分、相手DFの裏を狙ったボールに本田が反応、飛び出して行くが、これはオフサイドを取られてしまう。
13分、自陣中央をDFの青山の頭越しにパスを入れてこようとしたが、ここは青山がしっかり反応、ボールを頭でクリアして行く。14分、左サイドの本田が中へと放り込むと、詰めていたジョルジーニョがDFの間を狙ってパスを出す。これに中谷がしっかり反応、抜け出してシュートに行くが、左足でしっかりと蹴ったボールだったが、ポストの右にはずしてしまう。
16分、相手のクリアボールをカットした本田が、DFの裏へ抜け出そうとした平林に入れて行くが、これはボールが届かず。
18分、左からのCKのチャンス。北村が蹴ったボールは相手DFにクリアされるが、これを中谷がカット中へと入れて行こうとしたが、相手DFに寄せられ、チャンスにすることができなかった。この頃になると雨もやんで、風は残っているものの、薄日がグランドに差し込み始める。
20分、右からの鹿屋大のCK。ニアへ入れてきたボールはトラップが大きくなったところを、詰めた選手がクリアして行く。
22分、中央エリアでボールを持った本田が前を向くと、そのままドリブルで上がって行き、シュートに行く。しかし、これは相手DFにコースに入られてしまい、シュートのボールを弾かれてしまう。
25分、左サイド、前線にこぼれたボールに平林が拾いに行き、そのまま縦に運ぼうとしたが、これはオフサイドを取られてしまう。
26分、自陣右、中程の位置での鹿屋大のFK。鹿屋(14)が左に流したボールを鹿屋(12)がミドルシュートに。しかし、これは相手のシュートミスに助けられ、ボールはゴールまで届かなかった。
<得点・名古屋:1−0:鹿屋大>
29分、本田が北村とのワンツーで左サイドを抜け出すと、上がっていってマイナスに折り返しを入れて行くと、中央にフリーで上がってきた北村が右足で豪快にゴール左隅にシュートをたたき込み、見事先制点をあげる!1本目はここで終了。雨で滑りやすくなっていた芝のため、何度もボールを失う選手もおり、ボールが足下で落ち着かなかった両チームだったが、若い本田が堂々とした、落ち着きのあるプレイでがんばり、先制点を見事に演出した。

+++30分:2本目+++
GKを入れた以外は、そのままのメンバーで臨む名古屋。エンド入れ替わって左から右への攻め上がりとなる。名古屋のボールで試合再開。名古屋メンバー交代:本田→広野1分、右サイドで平林が相手選手を引きつけてボールをキープすると、これをオーバーラップして上がっていった藤田に繋ごうとしたが、コースに入られ、ボールをカットされてしまう。
4分、平林が右サイドをドリブルで上がって行くと、深い位置からDFを交わして中へと切れ込んで行く。中央で待っていたジョルジーニョに出して行こうとしたところを相手DFに挟まれてしまい。パスを出す前に奪われてしまった。6分、深津が中央から相手DFの裏へ長いボールを蹴って行くと、これにジョルジーニョが抜け出して行くが、残念ながらタイミングが早く、オフサイドを取られてしまう。
9分、相手陣内右サイド深くでFKのチャンスを得る。北村がゴール前へ入れて行くと、一旦は相手DFが頭で弾くが、右にこぼれたところを拾った本田が再度ゴール前へと入れて行くと、これにジョルジーニョが頭で合わせてシュートに。しかし、これはDFにクリアされてしまい、CKに。
<得点・名古屋:2−0:鹿屋大>
10分、本田のCKのニアへのボールが相手ゴール前にこぼれ、混戦となったところで、これをクリアしようとしたボールが相手に当たって入ってしまい、思わぬ形で追加点を得ることに。
12分、右サイドでジョルジーニョとのワンツーで上がっていった藤田が、長いクロスをゴール前へと放り込んで行くが、これは飛び出した相手GKが直接キャッチしてしまう。
15分、右からの鹿屋大のCK。ニアの選手に合わせて蹴ってきたが、相手がシュートし切れず、このボールを大きく縦にクリアしてピンチを逃れる。
16分、左からのCKのチャンス。北村の入れていったボールは、相手DFに弾かれるが、こぼれたところを本田が拾って詰めてきた中谷に戻す。このボールを左足で体勢を崩しながらのシュートのボールは、惜しくもポストの右にはずれてしまう。
18分、ジョルジーニョが中央をドリブルで上がってくると、右に上がる本田にパス。これを上がっていって中央の山口に預けると、すぐに左に上がっていた平林にパスを出し、これを平林がシュートに。しかし、惜しくもこれは相手GKのセーブにあい弾かれてしまう。
<得点・名古屋:3−0:鹿屋大>
20分、左からのCKのチャンス。北村が放り込んでいったボールは弾かれてしまうが、詰めていた深津が拾ってゴール前へ。DFが弾いたところを上がっていた青山が冷静に押し込んで、3点目。23分、中央をドリブルで相手ペナルティ内へと入っていったジョルジーニョが相手DFと接触、倒れ込むがこれはファウルを認められず、相手ボールになってしまう。
27分、左サイドを上がって行く中谷が西川にパスを入れると、これを相手DFの裏へ出し、中谷を走らせるが、雨で濡れた芝のためボールが流れ、追いつく前にゴールラインを割ってしまった。
<失点・名古屋:3−1:鹿屋大>
29分、左サイドを突破されると、ライン際からの折り返しのボールを、ファーサイドでフリーで飛び込んで来た、鹿屋(22)にヘディングシュートを決められてしまい、最後の最後で、失点を許してしまった。雨でコンディションが悪く、苦しい状況の中での試合展開が続いたが、中盤でのボールの奪い合いで優位に立つ場面が多く、最後までその勢いを落とすことなく、終えることが勝利の結果といえるだろう。新外国人・FWジョルジーニョも、開始こそコンビネーションのばらつきが目立ったが、徐々にその実力を発揮、ドリブル等の個人技で相手を翻弄するなど、幾度となく兄譲りの実力を見せてくれた。また、若い本田・青山・西川といった選手の落ち着きぶりにも目を見張るものがある試合内容だったとも言える。今後に大きな期待ができそうだ。

 ◆練習試合:vsヴォルカ鹿児島(45分×2)
 2試合目は、これも地元・ヴォルカ鹿児島とのトレーニングマッチ。しかし、今度はトップの選手が出るとあって、応援に来ているサポーターもマスコミ陣も一気に数が増え始める。
1試合目では、振ったり止んだりを繰り返していた雨も、今は小康状態となり、風も落ち着き、芝がぬれて滑りや救いなっていること以外は、気温も低くなく、そこそこのコンディションといえよう。 午後2時35分、ウォーミングアップを終え、日本代表守護神・GK楢崎を先頭に、ユニフォームに着替えたイレブンがピッチへと登場すると、大きな声援と拍手で迎えられる。そして、この時雲の切れ間からは、試合開始を待ち望んでいたかのように、太陽も顔をのぞかせる。
+++45分:1本目+++
 1本目は、向かって右にエンドを取った鹿児島のキックオフで試合開始。

GK:楢崎、
DF:森・秋田・古賀・滝澤、
MF:岡山・大森・ヨンデ・大野、
FW:ウェズレイ・マルケス

1分、右サイドの森からの縦への長いボールにウェズレイが走って行くが、これは飛び出してきた相手GKにボールをキャッチされてしまう。
3分、相手陣内で縦に出たボールを受けたウェズレイが、反転、ドリブルで抜け出してシュートにいこうとしたが、これはオフサイドの判定。
6分、相手ペナルティエリア近くでドリブルを仕掛けた森が粘るものの倒されてしまうが、FKを得る。好位置で得たこのFKの場面、ウェズレイが直接狙っていったが、ゴール左を狙ったボールはわずかに届かず、ポスト左を抜けていってしまう。
8分、滝澤が自陣ペナルティ近く右寄りの位置で相手選手を倒してしまい、ファウルを取られてしまう。鹿児島(11)の左足のボールは壁に当たり弾かれ、事なきを得る。
10分、左サイドで大野からのパスを受けたウェズレイがマルケスとのワンツーで抜け出そうとしたが、ここは前を阻まれ、抜け出せず、ボールをカットされてしまった。
14分、岡山の縦へのボールに抜け出した森が縦に上がって、深い位置から折り返していくが、相手DFに頭で弾かれてしまい、詰めてきた選手には届かなかった。しかし、こぼれ球を詰めてきたヨンデがミドルシュートを打って行くが、これは慌てたのか、大きくクロスバーの上へはずしてしまう。
16分、自陣中程右寄りの位置での、鹿児島のFK。鹿児島(11)が左足で直接狙ってシュートを打ってきたが、クロスバーの上に大ききはずしてしまう。
<得点・名古屋:1−0:鹿児島>
19分、右サイドを突破して上がるウェズレイが、クロスを放り込んで行くと、大きくファーサイドに流れるが上がってきた大野が頭で折り返し、中央にいたマルケスが拾うと、再び上がってきたヨンデに戻して行く。今度は、これを落ち着いて抑えの効いたボールを相手ネットにたたき込み、見事、先制点を挙げる。 21分、右に抜け出した岡山の早いクロスに、中央にいたマルケスが頭で合わせて落とすと、これに森が詰めて行くが、わずかに間に合わず。
24分、大野の相手DFの足下を抜くスルーに反応したウェズレイが相手GKと1対1になりシュートを放つが、角度のないところからのシュートとなり、弾かれてしまう。
28分、右からのCKのチャンス。滝澤の浮かしたニアへのボールは詰めていた選手にはタイミング合わず、あっさりクリアされてしまった。
<得点・名古屋;2−0:鹿児島>
29分、大野からのスルーパスを受け、マルケスが抜け出して左サイドを上がって行くと、ゴールラインぎりぎりのところで折り返して行く。中央で待っていたウェズレイが、これを受け落ち着いてゴール右隅にあっさりと押し込み、早々と追加点を挙げる。
31分、相手DFの縦のボールをカットしたウェズレイがこれを拾いに行こうとしたが、大きく流れてしまったボールは、相手GKが先に奪う。と、この時、これまで落ち着いていた雨が突然降り始め、雨脚を強くして、選手やサポーターを、再び、容赦なく濡らし始める。
34分、岡山が中央からDFの足下を抜く低いパスを出すと、これに追いついたマルケスが右に流れながら、ファーサイドへ放り込んで行く。これに詰めてきたウェズレイがドンピシャリでヘディングシュートに行くが、ボールは無情にもゴール左のポストに弾かれてしまい、決めることができなかった。
40分、岡山が中央でドリブルで突破をはかるが、相手DFに前を阻まれ、倒されてしまうが、これはファウルにはならず、相手ボールとなる。
41分、右を上がって行く森が、相手DFの裏へタイミング良く飛び出したマルケスにパスを出して行くが、これもオフサイドを取られてしまう。
<得点・名古屋:3−0:鹿児島>
43分、森の右サイドからのボールを受けたマルケスが、今度は相手DFの位置を見て、オフサイドにならないようにウェズレイにスルーパスを通すと、落ち着いて相手GKのポジションを見て、シュートを放つ。これが見事決まり、ウェズレイは、この日2得点目となるゴールを決める。そして、ここで主審の1本目終了の笛が鳴り響く。
4-4-2という、今回のキャンプに来て始めた新布陣だったが、目立たないが中盤に入った大森・ヨンデの判断の良さが、チームを活気立たせ、迫力のある攻撃展開を演出してくれたといっても過言ではないはず。また、DFラインは風邪のパナが不在にもかかわらず、新加入の秋田の存在感の大きさからか、全く危なげなく展開していた。ウェズレイ・マルケスに頼ることが多い攻撃面については、コンビネーションという意味ではまだ物足りないものの、確実にキャンプの効果は現れ始めていると入っても良いだろう。今後の仕上がり次第で、シーズン開幕に向け、ますます楽しみが増えて行きそうだ。

+++45分:2本目+++
2本目は、大きく選手を入れ替えて臨む、ネルシーニョ監督。エンド入れ替わって、名古屋のボールで試合が再開。
OUT:楢崎・大森・ヨンデ・大野・ウェズレイ・マルケス。
IN:川島・中村・吉村・岩本・森山・氏原

名古屋は、GK:川島、DF:森・中村・吉村・滝澤、MF:岡山・吉村・中村・岩本、FW;氏原・森山 の布陣となる。
1分、中村の右のスペースへのボールに抜け出した森が、強引にゴール前へ入れて行くと、左から上がってきた岩本が合わせに行くが、僅かに足には届かず。
3分、右から上がって行く森がゴール前へと放り込んで行くと、代わって入った森山がこれに合わせ、シュートに行くが、今度は相手DFに弾かれてしまう。
5分、岩本のゴール前へのカーブのかかったボールに、森山が飛び込んで行くが、これも僅かに伸ばした足には届かなかった。 7分、左サイドで滝澤が岩本からのボールを受けて縦に抜けて行こうとしたが、相手選手2人に阻まれてしまい、ボールを奪われてしまう。
10分、左サイドで相手DFを交わして前を向いた吉村が中央へ折り返して行くと、詰めてきた中村がフリーでシュートのチャンスを得るが、慌てたのか、濡れた芝に足を取られたのか、しっかり合わせることができず、ゴールを決める事ができなかった。
12分、左に上がった岩本からのクロスに、森山がニアに流れながらこれに合わせようと飛び込むが、これも僅かに届かず、決めることはできなかった。
15分、岩本の左からの早いDFの裏へのクロスに、またしても森山がタイミング良く飛び出すと、今度はヘディングシュートを放つが、惜しくもクロスバーの上へ抜けてしまう。
17分、右からのクロスに森山が飛び込んで行くが、今度はタイミングが早すぎたのか、ボールは走り抜けた森山の後ろを通過してゆく。
19分、左に上がってきた中村が、相手DFに詰められながらもギリギリのところで折り返しをすると、氏原・森山がこれに反応して飛び込むが。またもやタイミングが合わず、ボールは抜けていってしまう。やはりこの辺りのタイミングはまだまだこれから調整が必要なところだろう。名古屋メンバー交代:岡山→藤田22分、 代わって入った藤田からのニアへの早いクロスは、相手DFのカットに弾かれてしまった。
25分、右の森からのボールを受けようとした森山だったが、相手DFに先にボールを弾かれる。こぼれたところを拾った氏原がDFを背に反転してシュートに。 しかし、このボールは相手GKの好守にあい、弾かれてしまう不運に。
2本目のメンバーは、なかなか相手ゴールをこじ開けることができない、苦しい展開が続いている。
30分、個人技で左サイドを相手DFを交わして岩本が上がると、ニアサイドに低いクロスを入れる。これを流れながら合わせに来た森山が、体ごと押し込もうとしたが、相手GKにはじき返されてしまう。
32分、相手陣内、ペナルティエリアすぐ外で岩本が倒され、好位置でFKを得る。岩本が自ら直接狙って蹴っていったがボールは惜しくも右のポストの外を通過してしまい、枠を捕らえることはできなかった。
37分、右にポジションチェンジしていた岩本が縦に森を走らせると、上がるながらもクロスを入れて行く。氏原・森山がタイミング良く飛び込んで行くが、今度はボールが高く、無情にも頭の数十センチ上を通過してしまう。
38分、自陣で相手パスをカットした藤田が相手DFの裏へアーリークロスを放り込むと、氏原がこれにタイミング良く飛び出し、中央へ流し込もうとするが、戻ってきたDFにこれを弾かれてしまい、チャンスを生かし切れなかった。
41分、藤田の右からのグラウンダーのボールを、相手ゴールを背に受けた氏原が、早いターンで振り向きざまシュートに行くが、僅かに浮かしてしまい、枠を捕らえることはできなかった。
44分、左サイドに流れ出たボールに、走り込んでギリギリのところでゴール前に放り込んだクロスのボールは、詰めていた氏原・森山が合わせようとして詰めて行くが、これも相手DFの体を寄せた守備にもあい、決めることができなかった。そして、このまま短いロスタイムを経て2本目が終了。ウェズレイ・マルケス等主力の入ったレギュラー候補組で臨んだ1本目は、組織的な守備も迫力ある攻撃も展開できたが、メンバーを入れ替えて臨んだ2本目では、バランスも悪く、コンビネーションもまとまらず、最終的に決定力の差が出る結果となってしまった。しかし、岩本の切れ味鋭いクロスや藤田の判断の良いプレー等のチャンスをもっと活かせるようになれば、破壊力・得点力は一気に向上するはず。この辺りは、もう少し時間を必要とするところだろう。この日は、トヨタ自動車・張社長が陣中見舞いに訪れ、じっくりと試合を観戦。鹿児島・指宿での強化キャンプにおいて、チームがしっかりと良い仕上がり具合を見せていることに満足したご様子で、納得の表情で練習場を後にされた。

<< ネルシーニョ監督コメント >>
Q:今日の、それぞれのトレーニングマッチの結果については?

A:今回の試合はあくまでも練習の中でのものなので、いろんな事も起こるし、各試合を見てそれを観察し、今後に活かして行こうと思っている。シーズン最初の練習試合なので、思った通りの内容で行くとは思っていなかったが、レギュラー陣で臨んだ、鹿児島との試合の1本目は、戦術的に指示通りプレイもできていたし、得点もできていた。しかし、2本目は組織的なプレーができていなかったのが不満です。守備においても攻撃においても。
Q:具体的には?
A:選手の批判になるので細かいことは言わないが、両チームとも戦術的に私の与えた指示したことができれば、1本目のような内容の試合ができるはずです。つまり、2本目チームはそれができなかった、と言うことです。
Q:最終日のトレーニングマッチも同じようなメンバーで臨むのか?
A:明日の練習次第です。それを見て、全員が使えるのか、どの選手が使えないのかを判断し、その中で使える選手を見て、組み立ててゆくつもりです。