8/21(土):練習試合「vsAS.ラランジャ京都」の模様
◆練習試合:vsAS.ラランジャ京都(45分×2)

8月21日(土)、午前10時からAS.ラランジャ京都との練習試合が行われましたのでお伝えいたします。

ほんの二日前の台風による影響からか昨日は爽やかな好天に恵まれ秋らしさを感じさせていたが、今日のトヨタスポーツセンターの第1グランドは朝からの強い日差しに、この時間からしっかりと照りつけられている。しかし、数日前までは厳しかった蒸し暑さもお盆を過ぎてからはようやく落ち着きを見せ、この日も日差しこそ厳しいが、カラっと晴れた、爽やかな空気の中での練習試合となった。開始前のウォーミングアップ中の選手達はその爽やかさが直接肌身に感じているようなのか、どの選手の表情もとても明るい。

+++45分:1本目+++
前半は京都のボールで試合開始。

先発は、GK広野、DF藤田・深津・諸江・渡邊、MF森・鄭 容臺・大野・北村、FW氏原・平林。

1分、右に上がっていった森からのゴール前へのクロスに北村が詰めて行くが、相手DFが先にボールをカットしてしまう。
2分、左からのCK。短く藤田が出したボールを渡邊が放り込んで行くが、ゴール前のDFが頭で弾き出してしまう。
5分、左からのCK。今度は藤田は長いボールを入れて行くと、ファーサイドで北村が待っていたが、間に入ったDFが先にボールをクリアしてしまう。
8分、北村が左へと流れると、DFの裏へと角度を付けたボールを入れて行く。これに平林が抜け出したがオフサイドを取られてしまう。
10分、左で渡邊が北村に当てて上がって行くと、ゴール前へとクロスボールを入れて行く。森が右から飛び込んできたが、ボールはDFがカットしてしまう。
13 分、右サイドを藤田がドリブルで持ち上がって行くが、DF2人に挟み込まれ、ボールをタッチの外へと出してしまう。
15分、左からのCK。藤田が短く出したボールを渡邊がダイレクトで入れて行こうとしたが、コースに入ったDFの足に阻まれて弾かれてしまう。
18分、右サイドを藤田に当てて鄭 容臺が縦に上がって行こうとしたが、DFにコースに入られてボールをカットされてしまい、鄭 容臺には届かなかった。
21分 、左サイド相手陣内深くで氏原が粘ると、渡邊が詰めてパスを貰って中へと入れて行くがGKが直接キャッチしてしまう。
23分、大野の縦パスに氏原がワンタッチでDFをかわして抜けて行く。そのまま持ち込んでシュートに行ったが、これは相手GKの好セーブに阻まれて弾かれてしまう。
28分、左サイドで氏原がキープしているところに詰めた渡邊が出てきたボールをダイレクトで中へと入れると、これをゴールを背に平林が受けるが、前を向こうとしたところで体を寄せていたDFにボールを蹴り出されてしまう。
30分、中央で鄭 容臺が縦に出したボールを平林が右のスペースへとはたくと藤田を走らせようとしたが、このボールには追いつくことが出来ず。
32分、相手ペナルティエリア内でのボールを北村が拾って、一旦スペースに出すと、これに詰めていた氏原が左足でシュートに。しかし、このボールも相手GKに弾かれて決めることが出来なかった。
33分、右からのCKのチャンス。藤田の早いニアへのボールに氏原が詰めて行くが、ボールを枠に飛ばすことは出来なかった。

34分、左からの京都のCK。京都(18)のゴール前へのボールは、クリアがこぼれたところに詰めていた北村が大きく蹴り出してピンチを逃れる。
37分、中央で氏原がキープしているところを追い越して行くように、左右を大野・平林が駆け上がると、氏原がスルーパスを出して行こうとしたが、相手DFがコースを読みボールをカットしてしまい、どちらにもパスは届かなかった。
39分、左サイド深い位置に持ち込んだ大野が出したボールを北村がスペースに出して、これを上がっていった渡邊がダイレクトでゴール前へ放り込んで行く。ファーサイドへと流れたボールには誰も詰め切れず、そのままタッチを割ってしまう。

43分、中央で大野が出した縦パスを氏原がスルー。これに気付いた森がDFの裏へと抜け出して行ったが、タイミングが遅れ相手GKがこのボールを先に押さえてしまう。
44分、京都(2)が左足で早いクロスをゴール前を狙ってけり込んできたが、これは精度を欠きそのままゴールを越えて行く。そして、短いロスタイムを経て、1本目が終了に。前半は相手があまり攻め上がってこないこともあったが、ボールを持ってからの展開が遅く、スペースを上手く作っての攻撃も見られず、点の入りそうにない展開のまま終えてしまった感じの名古屋だった。後半はもっと動いて、出来たスペースを上手く使い、両サイドの選手が攻め上がって、攻撃の形を作る必要があるだろう。
+++45分:2本目+++
エンド入れ替わって、名古屋のボールで試合が再開。

【得点:名古屋:1−0:京都】
1分、左サイドから渡邊が持ち込んでペナルティギリギリのところで豪快なシュートを放つと、これが見事決まり、待望の先取点に。
3分、左サイドタッチ際のボールを森が粘って拾って、大きく縦にと蹴りだして行くと、前線で張っていた平林にパスとして通る。これを相手DFをかわしドリブルで持ち込んで行くが、ついてきたDFにシュートに行く前に体を入れられてしまい、このチャンスを生かすことが出来なかった。
8分、相手陣内で森が相手のパスを奪うと、すかさず氏原へとパスを出して行く。これを体を反転しながら右足でシュートに行ったが、ポストの左に外してしまう。
10分、右に上がっていった森からのボールを受けた藤田が大野に当ててそのまま上がって行くと、DFの裏へのスペースへ出して行く。これに反応した森が飛び出すが、タイミングが早すぎてオフサイドに。
12分、左で平林が氏原とのワンツーで抜け出したところで足をかけられ、FKを得る。名古屋メンバー交代:平林・森→平山・西川。
13分、ペナルティエリアすぐ外やや左でのFKの場面。大野が直接狙って蹴って行くものの、ボールの押さえが弱く、クロスバーを越えていってしまう。

17分、藤田が縦のスペースに出したボールを西川が拾って持ち上がり、中へと流し込んで行こうとしたが、詰めてきたDFにボールを弾かれてしまう。
19分、中央を氏原がドリブルで持ち上がって行くと右のスペースへとはたいて行く。ここに上がってきた藤田がそのまま持ち込んでシュートに行ったが、惜しくもボールは相手GKの正面に。
20分、名古屋メンバー交代:深津→森
【得点:名古屋:2−0:京都】
22分、右からの京都のCK。京都(18)の入れたゴール前へのボールは広野が弾いたところに詰めてきた平山が大きく縦に出すと、カウンター展開に。最後左に持ち上がった大野からのゴール前へのクロスのボールの落ち際を狙った氏原のヘディングシュートが見事相手ゴールネットを揺らし、2点目となる。
26分、右でボールを持った平山が縦に上がって行きながら右のスペースへとパスを出そうとしたが、これは角度が小さく、一緒に上がっていった森には届かず。
28分、名古屋メンバー交代:氏原→平林。右からのCKのチャンス。藤田の短く出したボールを鄭 容臺が放り込んで行くと、中央に詰めた平山がヘディングシュート。しかし、これはクロスバーの上へ外してしまう。
【得点:名古屋:3−0:京都】
29分、西川がドリブルで持ち上がって行くと右から右足で放ったシュートがそのまま相手GKの指先を弾き、見事にゴールに突き刺さり3点目となる得点を決める。

得点を重ねたことで選手達の動きが俄然良くなり、殆どの場面でボールを試合するようになる。
31分、藤田がゴール前で待っていた平山の足下へと入れて行くと、反転してシュートに行こうとしたところを詰めてきたDFにボールをかっさらわれてしまう。
32分、右にドリブルで上がっていった森がそのまま中へと切れ込んで行くと、早いボールをゴール前へと上げようと蹴って行く。このボールに平山がニアへ流れながら押し込もうと詰めてきたが、その前に立ちはだかったGKにボールを先にキャッチされてしまう。
36分、名古屋メンバー交代:広野→河野。

38分、鄭 容臺が相手ゴール正面中程でこぼれ球を拾うと、そのままミドルシュートに。しかし、これは惜しくも相手GKの正面に。
39分、名古屋メンバー交代:渡邊→氏原
40分、右から氏原がドリブルで持ち込んで行くと、DFをかわしてGKと1対1に。しかし慌てたのかトラップが大きくなって流れてしまったボールを飛び出したGKに押さえ込まれてしまう。
41分、相手陣内深く右サイドからの森のスローインのボールを拾った北村がゴール前へとクロスを入れて行く。これに平山があわせに行こうと飛び込むものの、頭上をボールが越えてしまう。
44分、自陣右やや深めの位置での京都のFK。京都(28)の蹴ったボールは精度を欠き、大きく反対サイドへと抜けていった。

そして、後半も短いロスタイムの後、主審長い笛が鳴って、試合が終了に。後半は、相手に疲れが見え始めたことも合ってか、殆どの時間帯でボールを支配し、試合をコントロールすることが出来たと言える。そういう意味ではちょっと物足りない、3−0という結果だったのかもしれない。最後まで応援ありがとうございました。