8/14(土):練習試合「vs中京大」の模様 |
◆練習試合:vs中京大(45分×2) |
8月14日(土)、午前10時から中京大学との練習試合が行われましたのでお伝えいたします。
薄く上空を漂う雲のお陰で、日差しは柔らかく、トヨタスポーツセンターの周辺にはトンボも目立ち始め、日に日に秋の気配を感じさせてくれる。そんな中で選手達は、時折吹く涼しげな風に、気分良さそうな表情でウォーミングアップを行っている。
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+++45分:1本目+++
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前半は名古屋のボールで試合開始。
先発は、GK本田、DF角田・深津・諸江・藤田、MF西川・鄭 容臺・山口北村、FW平林・ジョルジーニョ。
2分、DFの裏へのボールに勢いよく抜けたジョルジーニョだったが、ボールはその前に相手DFがカットしてしまう。
4分、藤田からの縦のボールにまたしてもジョルジーニョが抜けて行くが、ここも相手DFにタッチの外へとクリアされてしまう。
7分、左サイドで諸江からのボールが、藤田、北村を経由してジョルジーニョへと渡るが、最後相手DFの裏へと出したボールはDFにはじき返されてしまう。
9分、角田が大きく左にサイドチェンジしたボールを藤田が拾いに行くが、ボールが長過ぎてしまい、タッチの外へ。
10分、山口が左に流れながら中へと入れたボールをジョルジーニョが受けると、反転してシュートにゆくがボールは枠を捕らえることが出来ず、ファーサイドへと抜けて行く。しかし、これに中央で北村が詰めて行くが、惜しくも伸ばした足には触れず抜けていってしまった。
12
分、左サイドをジョルジーニョがためて出したボールを藤田がもらってゴール前へと入れて行くが、これは相手GKがキャッチしてしまう。
15分、左からの中京大のCK。中京大(16)のボールは大きく反対に抜ける。 |
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18分、左サイドのスペースに山口が出したボールを藤田がトラップしてそのまま持ち込んで行こうとしたが、相手DFの足下への厳しいチェックに倒され、ボールを奪われてしまう。
21分 、角田の右の縦のスペースへの長いボールをジョルジーニョが拾って中へと入れようとしたが、寄せてきたDFにボールをクリアされてしまう。
22分、相手陣内深くエリアのすぐ外で藤田が仕掛けて行こうとして倒され、絶好の位置でのFKを得る。ジョルジーニョが直接狙って蹴ったボールは壁に立った相手に当たり弾かれてしまう。こぼれたところを再度拾って打っていったが、今度はGKの正面だった。
24分、右にポジションを変わっていた北村が中へと入れて行くと、ジョルジーニョがこれをキープ。上がってきた平林にあわせて出して行く。このボールをそのまま持ち込んで左足でシュートに行ったが、惜しくも相手GKに止められてしまう。
28分、相手陣内左中程でのFK。藤田がゴール前へとボールを入れるとジョルジーニョがヘディングシュートに行ったが、ボールは僅かに高く、クロスバーの上を抜けてしまう。
31分、相手ペナルティエリアのすぐ外でのこぼれ球を西川がミドルシュートに行く。しかし、これは相手DFに当たってしまいゴールラインを割って右からのCKに変わる。これを藤田がゴール正面に入れて行くと、鄭 容臺が入っていったが相手DFが先に触ってクリアしてしまい、今度は右からのCKに。これを藤田が蹴っていったが直接ゴールラインを割ったとして相手のゴールキックに。
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34分、右サイドを角田がドリブルで相手DFをかわして持ち上がるが、厳しく追いかけてきた相手DFに対して、振り払おうとしてファウルを取られてしまう。
36分、自陣で藤田が相手のパスが乱れたところをカット、相手DFの裏へと大きく蹴り出すと、平林がこれに反応、上がって行くが、タイミングが合わずオフサイドに。
38分、右に流れたボールを拾った北村がゴール前へとクロスボールを入れて行く。これを藤田が相手ゴールに背を向けていたが、オーバーヘッドで押し込もうと体をひねってシュートにいったが、ボールには上手く当たらず、反対に抜けてしまった。
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【得点:名古屋:1−0:中京大】
41分、右に中央からジョルジーニョがはたいたボールがゴール前へと折り返されると、DFの裏へと飛び出した鄭 容臺がヘディングでこのボールを押し込み、ようやく待望の先取点が決まる。
ロスタイム、昼近くになった説くこともあり、気温が上がり始め、プレイしている選手達にも疲れが見え始めてくるが、ここは慌てずボールを回しながら、終了の笛を待つことに。開始してしばらくは勢いのあった名古屋だったが、相手のコンパクトな守りにボールがしっかりと回らず、時間だけがジリジリと過ぎる展開だったが、何とか終了間際の、鄭 容臺の果敢な飛び込みからの、良い時間帯での得点で気持ちよく前半を終えることが出来たといえる。 |
+++45分:2本目+++
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エンド入れ替わって、中京大のボールで試合が再開。
名古屋メンバー交代:本田・深津・西川・北村→広野・森・練習生(39)・氏原
1分、左サイドを、早速上がっていった藤田がゴール前へと入れて行くが、このボールは相手DFがカットしてしまう。
5分、右サイドへと出たボールを交代で入った森のクロスボールがゴール前へと上がってくると、氏原・平林と待っていたが、その前で相手DFにはじき返されてしまった。
8分、藤田からの縦への長いボールに練習生(39)が追いかけて行くが、これは球足が速すぎて追いつくことが出来ず。
9分、平林の縦へのボールに練習生(39)が抜け出して行くが、ボールはその前に相手DFがカットしてしまう。
10分、左に上がって行く藤田からのゴール前へのクロスボールを氏原が頭で折り返すと、平林が詰めていって左足でボレーシュートを放って行くが、これはクロスバーの上へ抜け、枠を捕らえることは出来なかった。
【得点:名古屋:2−0:中京大】
12分、左からドリブルでエリア内へと持ち込んだジョルジーニョがシュートを打って行くと、相手DFに弾かれてしまうが、これをさらに押し込もうとこぼれ球に詰めたジョルジーニョに相手DFのクリアボールが当たって、そのまま相手GKが逆をつかれた形となり、無人のゴールへとボールが吸い込まれ、思わぬ形で追加点が決まる。 |
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16分、左からの中京大のCK。中京大(16)の長いボールは反対に抜けてしまう。しかし、これを中京大(4)が拾って再度放り込もうとしたが、藤田がこれをカットして行く。
19分、中央の鄭 容臺から左に上がってきた諸江へとボールを出すと、ダイレクトではたこうとしたがバランスを崩しタッチの外に出してしまう。
22分、左サイドから藤田が柔らかいタッチでゴール前へとクロスボールを入れるが、詰めていた氏原に届く前にクリアされ、左からのCKへと変わる。藤田が入れたボールに氏原が足で押し込もうと飛び込んでいったが、ボールは惜しくもクロスバーの上へ。 24分、左サイドで裏へと出たボールをジョルジーニョが拾って 持ち込んでいってシュートを狙うが、コースに入った相手DFを意識しすぎてか、ポストの右に外してしまう。 26分、上がっていった鄭 容臺がキープすると、上がってくるジョルジーニョを待って流して行く。これを外からシュートに行ったジョルジーニョだったが、ボールはDFに当たってしまいゴールラインを割る。 27分、左からのCKのチャンス。藤田の入れたボールを、一旦は相手GKが前に弾くが、小さくこぼれた形となり、これに平林が詰めてシュートに行く。しかし、このボールは枠を捕らえることは出来なかった。名古屋メンバー交代:平林→西川。
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29分、左に再び代わって入った西川が持ち上がって行くと、中へと入れて行くが、このボールはDFが弾いてCKに。藤田がファーサイドに上がっていた鄭 容臺に蹴って行くと、ダイレクトで中へと入れようとしたが、長すぎてしまいそのままゴールラインを割ってしまう。
32分、相手パスをカットした鄭 容臺が右サイドのスペースに出して行くと、これを拾った練習生(39)が持ち込んでいって右足で中へと折り返して行く。このボールに西川が飛び込んでいったが惜しくも足には届かず。
33分、中京大の左からのCK。中京大(20)のファーサイドへのボールを相手選手が弾いて浮いたところを広野が飛び出して落ち着いてキャッチする。
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39分、縦に出たパスを氏原が頭で裏へと出して行くと、ジョルジーニョがこれに詰め、相手DFをかわしてシュートに行くが相手DFに当たってCKに。右からの藤田のCKの短く出したボールを鄭 容臺が放り込んで行くと上がっていた諸江がヘディングシュートに。しかし、体勢が崩れて打ったボールはクロスバーの上へ抜けてしまう。
さすがにこの時間になると、気温も徐々に上昇、普段通り厳しい暑さを送り込み、選手達の疲れを一気に加速させ、皆足が止まるようになる。
42分、右に上がったジョルジーニョからのボールをファーサイドで受けた西川が中へと戻すと、山口がこれを拾ってキープし、オーバーラップして行く鄭 容臺に出して行く。このボールをエリアの中へと入ったところで受けようとした鄭 容臺だったが、寄せてきたDFに押さえ込まれ、ボールをあわせることは出来なかった。
43分、中京大(22)がエリアの外でボールをもつと、振り向きざまに早いシュートを打ってくる。しかし、このボールは広野がしっかりと反応、好セーブで外へと弾き出して行く。
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44分、左からの中京大のCK。中京(22)の右足で入れてきたボールは諸江が頭で弾き出して行く。
ロスタイム、諸江が右サイドのスペースへと長いボールを蹴り出して行くと、ジョルジーニョが拾いに行くが、相手DFの厳しいディフェンスにボールを奪われてしまう。そして、このプレイが終わったところで主審の試合終了を告げる笛が鳴る。試合は2−0の結果で終了となったが、結果以上に内容では、辛勝と言わざるを得ない、厳しい結果と言える試合だった。 |
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