新人5選手参加による“サッカー教室”の模様
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本年もJリーグ新人研修の一環として、5月22日(土:午後3時〜)、児童養護施設『中日青葉学園』におきまして、新人5選手(河野 直人選手、豊田 陽平選手、西川 司選手、諸江 健太選手、平山 智也選手)参加による、サッカー教室が行われましたので、その模様についてお伝え致します。
 午後3時から始まったこのサッカー教室。「あおば館」「わかば館」から、それぞれから約70名のちびっ子が参加して開催されました。普段、各所にて行われているサッカー教室とは異なり、選手たち自らがコーチとしてメニューを考え、参加したちびっ子達を相手に指導を行うというもので、会場に到着してしばらくは、経験のない指導に戸惑いを感じていたようでした。

 教室開始に先立ち、代表者の方の挨拶の後、参加者の前で1人づつ挨拶を行う時は特に表情が固く、大丈夫かな?と思わせる程、緊張した雰囲気でした。しかし、5選手が各自グループに分かれて教室をスタートさせると、次第にちびっ子達とうち解けはじめ、目を輝かせながら、話を聞いてくれたり、プレイに感動してくれるちびっ子達に、すっかり乗せられたようで、途中からは一気に“迷”指導者振りを発揮、各自が考えてきたメニューで順調に教室が進みました。

 普段、厳しいコーチ陣や先輩達に怒られていることの方が多い選手達ですが、この日ばかりは、リフティングやドリブルを見せるだけで、大きな声援を送ってくれる事もあり、すっかり上機嫌となった選手達は笑顔タップリで楽しそうにプレイを披露していました。
 
 午後3時45分からは、参加者全員が学年別に分かれて、選手5人と戦うミニゲームが行われました。選手達も、初めは楽勝できると高をくくっていたようでしたが、普段と違う、使い慣れないボールと、思った以上に元気な子ども達に苦戦を強いられてしまいました。一番最後に行われた学園関係者達との1戦では、経験者の方もいる上、人数にもハンディがあったこともあり、どんどんシュートを決められてしまい、身内からは、「戦力外にするぞ〜!」と厳しい檄が飛んで、会場を沸かせてしまいました。
 約1時間程行われたミニゲーム終了後、参加者にはオリジナルグッズが配布され、その後は選手5人によるサイン会が行われました。新人研修の一環で行われた今回のサッカー教室でしたが、最後はちびっ子達としっかりとうち解けることが出来たようで、選手達にとって、とても良い経験になったようでした。
関係者の皆さん・参加したちびっ子、大変お疲れさまでした。河野 直人選手・豊田 陽平選手・西川 司選手・諸江 健太選手・平山 智也選手もご苦労様でした。