5/19(水):練習試合「vsグランパスユース」の模様
◆練習試合:vsグランパスユース(40分×2)
5月19日(水)、午後5時15分から、サテライトのメンバーによる、グランパスユースとの練習試合が行われましたので、お伝えいたします。

昼過ぎから降り始めた雨は、午後4時を回った頃からは何とか小雨に。トヨタスポーツセンター第2グランドで行われる、恒例のユースとの交流試合に出場する選手達は、濡れたピッチを気にすることもなく、黙々とウォーミングアップを行っている。
+++40分:1本目+++

1本目はユースのキックオフで試合開始。

GK本田、DF角田・海本(慶)・諸江、MF藤田・北村・ヨンデ・滝澤・渡邊、FW森山・ジョルジーニョ。

1分、いきなりDFの裏へのボールにユース・遠藤が抜け出し、左足でシュートにくるが、これは本田の正面に。
2分、右サイドを上がった藤田が、ヨンデに当てて更に抜けて行こうとしたが、このボールはDFに阻まれ、藤田には届かず。
5分、相手パスをカットしたヨンデが左サイドのスペースに上がる森山に出して行くが、これはオフサイドに。
7分、相手陣内左中程でのFK。ジョルジーニョが早いリスタートで左に出すと、これを受けた森山が左足でグラウンダーのボールを入れてゆくが、これには誰も詰めることが出来ず。
10分、相手DFラインの手前でボールをもらったジョルジーニョが左足でシュートを放つが、これは相手選手に当たってしまい弾かれる。こぼれ球に再度詰めたジョルジーニョは、今度は足下を狙ってスルーパスを出して行こうとするが、これは相手に読まれカットされてしまう。
13分、左からのユースのCK。ユース・高橋のゴール前へのボールはヨンデが頭でカットして行く。
15分、右のスペースへ出たボールを藤田が頭でトラップ、寄せてきたジョルジーニョに繋ごうとしたが、寄せの早い相手DFにボールを奪われてしまう。

17分、自陣右中程の位置でのユースのFK。ゴール前へのボールにユース・吉田が頭であわせるが、これはゴール左に外れる。
18分、右サイドを上がって行く角田のDFの裏へのクロスボールに、森山がタイミング良く抜け出したように見えたがオフサイドを取られてしまう。
20分、ゴール前へのこぼれ球に詰めたユース・青山のミドルシュートはクロスバーの上。
23分、ユースの速攻。右サイドからのゴール前へのボールにユース・津田がフリーで受け、遠目からシュートにくるが、ボールは本田の正面だった。
29分、渡邊の縦パスに森山が抜け出すと、このボールをシュートに行くが。惜しくも相手GKの正面。
30分、右からのCKのチャンス。渡邊がファーサイドへと蹴って行くと、これが競り合いとなり、こぼれたところに北村が詰めて左足でシュートを狙う。しかし、ボールは惜しくもクロスバーの上へ。
33分、左のスペースにでたボールをジョルジーニョがそのまま上がって行く。深い位置で切り返して中に詰めていた森山へクロスを入れる。このボールを森山が落ち着いて右足でシュートにいったが、クロスバーに弾かれ決めることが出来ず。
36分、相手陣内深く左の位置でのFKのチャンス。北村が軽く流したボールを渡邊が左足でゴール前へと放り込んで行く。詰めていたジョルジーニョが頭で合わせたもののボールは右に流れ、枠を捕らえることは出来なかった。
37分、左サイドをボールを持っていた森山を追い越して滝澤が上がって行くと、縦に出たボールを中へと折り返して行く。しかし、これはニアサイドにいたDFに弾かれてしまい、チャンスにすることは出来なかった。

<得点:名古屋:1−0:グランパスユース>
38分、相手陣内中程で右にこぼれたボールに詰めた角田がミドルシュート。これが見事GKの頭を越してゴールマウスを捕らえ、先制点となる。
39分、右サイドに出たボールをジョルジーニョが拾いに行くと、これに寄せてきたユース・上原と奪い合いになるが、相手を倒したとしてジョルジーニョがファウルに。
ロスタイム、自陣右サイド深い位置でボールを持ったユース・津田が何とか抜け出して中へと切れ込んでこようとしたが、ここはマークについた角田にプレーさせてもらえず、ボールをラインの外へ出してしまう。そして、ここで1本目が終了に。濡れて滑りやすいピッチコンディションにもかかわらず、ユースの速い出足からのプレッシャーに苦労するサテライトの選手。1点は取ったものの、前半はほとんど形らしい形を作らせてもらえずなかったといえよう。

+++40分:2本目+++

エンド入れ替わって、後半は名古屋のボールで試合が再開。
名古屋メンバー交代:本田・海本(慶)・北村・森山→広野・平山・西川・森

1分、右サイドを上がって行く藤田からのゴール前へのクロスに平山が頭で合わせてヘディングシュート。しかしボールは惜しくもクロスバーの上へ。
3分、右サイドをユース・稲垣が上がって行くと、前線に縦パスを出してゆくと、これをユース・津田がもらって、中へと切れ込んで行こうとした、ここは諸江がしっかりと詰めボールを奪う。
5分、渡邊がドリブルで上がって行くと、深い位置から中へと折り返しを入れて行こうとしたが、コースに入ったユース・青山に弾かれてしまう。
7分、左からドリブルで上がって行く滝澤が中へと切れ込んでシュートを狙うが、これはコースを阻んだユース・後藤の正面に行き、体に当たって弾かれてしまう。
10分、左からドリブルで中へと流れてきたユース・高橋がDFの裏へユース・津田を抜け出させようとスルーパスを狙うが、これはオフサイド。
12分、右からのCKのチャンス。渡邊が短く出すと、これに寄せてきた森がダイレクトでゴール前へ入れて行くが、DFに弾かれてしまう。

13分、右サイドのユース・津田のゴール前へのボールが競り合いでこぼれると、これに詰めてきたユース・高橋がミドルシュートを狙うが、これはボールに反応したDFがコースに入ってボールをカットする。
16分、右サイドで藤田からの縦パスを、森が頭で前へと流すと、自らこれを拾いに行くが、詰めてきた相手DFにボールを奪われてしまう。
17分、左サイドをドリブルで上がってきた諸江が縦に出すと、渡邊がこれを拾いに行くが、これは相手DFがパスをカットしてしまう。
18分、左からのユースのCK。ユース・高橋のゴール前へのボールはDFが簡単にクリアして行く。
23分、右のスペースへの滝澤からのパスを拾った藤田が中へと流れながらシュートに行くが、これはマークについてきたDFの選手にボールをカットされてしまう。
26分、相手パスをカットした平山がドリブルで上がって行くと、中に上がってきたジョルジーニョにパスを通す。このボールを左足でシュートを狙うが、惜しくも相手GKの正面となり、ボールを弾かれてしまう。後半に入ってから、再び降り始めた雨は、この頃になって次第に雨脚を強め、気温も低くなり、プレイする選手達には厳しいコンディションとなる。
30分、左サイドで西川からの縦パスに平山が抜け出して行こうとしたが、相手選手数人に囲まれ混戦となり、スペースに抜け出せずボールを奪われてしまう。
32分、自陣右中程でのユースのFK。ユース・高橋が入れたボールにゴール前で待っていた、この日韓国から来日、ユースチームに参加していた奇がヘディングシュート。しかし、ボールはポスト右に外れる。
34分、相手陣内中央、ゴールほぼ正面の位置でのFK。素早いリスタートで出たボールを受けたジョルジーニョがDFの裏へと放り込むと、森がこれに抜け出しトラップからシュートに行こうとしたが、トラップが大きく縦に流れ、ボールを奪われてしまい、このチャンスを生かすことが出来なかった。
37分、左サイドをドリブルで上がっていった渡邊がゴール前へと折り返して行くと、中央に上がってきたジョルジーニョがヘディングシュート。しかし、バランスを崩してあわせたボールは左に外れ、枠を捕らえることは出来なかった。
<得点:名古屋:2−0:グランパスユース>
39分、ラインを押し上げて、自陣へと押し込んでこようとしたユースの裏を狙って出たボールにタイミング良く飛び出したジョルジーニョが、相手GKとの1対1も、落ち着いてかわし、2点目を相手ゴールに沈める。
ロスタイム、左サイドを上がっていった滝澤がゴールライン際で一旦切り返すと、追い越していった森にヒールパスを出す。これを貰った森がダイレクトでゴール前へ左足で入れて行こうとしたが、ボールは相手GKの正面に行ってしまう。そして、ここでトヨタスポーツセンターの第2グランドに試合終了の、主審の笛が響き渡り、この日の交流試合は終了となる。後半に入っても、若いユースの選手たちの動きは衰えを見せず、途中からは、強い雨も敵に回り、防戦気味の展開となってしまった。しかし、最後の最後で、前掛かりになった相手の裏をつく攻撃が功を奏し、なんとか2点目を奪って、ユースを突き放すことができた、今日は結果以上に、ユースに苦しめられた厳しい交流試合でした。