5/1(土):練習試合「vsマルヤス工業」の模様
◆練習試合:vsマルヤス工業(45分×2)
5月1日(土)、午前10時から、サテライトのメンバーによる、マルヤス工業との練習試合が行われましたので、お伝えいたします。

初夏の強い日差しと、心地よい風を浴びながら、選手達はスポーツセンターの色鮮やかな芝生の上でウォーミングアップを行っている。片隅では明日の大阪遠征の前に、午前練習を行っているトップの選手達の顔も見える。その中には、先日の日本代表によるチェコとの親善試合で、スーパーセーブを何度も披露して、日本中を沸かせてくれた楢崎の笑顔も。
+++45分:1本目+++

1本目は名古屋のボールでキックオフ。

先発メンバーは、GK:本田、DF:深津・藤田・諸江、MF:森・北村・西川・岩本・滝澤、FW:氏原・ジョルジーニョ。

<失点:名古屋:0−1:マルヤス工業>

1分、DFの裏へ飛び出してきた選手と本田がエリア内で交錯、なんといきなりPKの判定、(7)にこれをゴール右隅に決められ、先制点を奪われてしまう。
3分、右からのCK。岩本のファーサイドへのボールにジョルジーニョがへディングシュートに。しかし、大きく外れてしまう。
5分、相手陣内右深い位置でのFK。岩本が直接狙って行くが、相手GKのパンチングで弾かれてしまう。名古屋メンバー交代:本田→広野
8分、中央から岩本が相手DFの裏へとボールを出して行くと、これを右に流れながらジョルジーニョがシュートに行くが、ポストの左に外れてしまう。
10分、左サイドをえぐって攻撃を仕掛けてくるが、ここは広野が果敢に飛び出して相手のボールを押さえ込む。
11分、左からの滝澤のパスを中央で受けた氏原がドリブルで縦に抜けようとボールを前に出すが、相手DF3人に囲まれ、プレイさせてもらえなかった。

14分、左からの岩本のアーリークロスにジョルジーニョが飛び込んで行くが、前に体を入れた相手DFがボールをカットしてしまう。
15分、左に抜け出した滝澤の早いクロスに、氏原・北村・ジョルジーニョがあわせようと飛び込んでいったが、北村の体にボールが当たるのが精一杯で、ボールは右に流れてしまう。
18分、中央、約25m辺りでドリブルしてきた岩本がおもむろにミドルシュートに。しかし、これはゴール左に外れてしまう。
22分、右の北村が縦に出したボールを森がダイレクトで放り込んで行くが、これは精度が悪く、相手に渡してしまう形に。
23分、氏原が相手GKと競り合いでこぼれたボールを奪うと、右に寄せてきた藤田にパスを繋ぐと、これをゴール前へと上げていったが、ここは誰も詰めることが出来なかった。

25分、左サイドからの大きなサイドチェンジのボールを受けた森が縦に抜けると、中央へとクロスを入れて行く。これに氏原があわせに行くが、ボールは僅かに高く、頭の上を抜けてしまう。
27分、右にポジションチェンジしていた西川からの縦パスを受けた森がゴール前に良いクロスを入れると、これを氏原がヘディングシュート。しかし、ボールは惜しくもクロスバーの上へ。
30分、左サイドでフリーでボールを持った北村が、ドリブルから直接左足でシュートを狙って行くが、これはクロスバーの上へ。
32分、滝澤のクロスにゴール前でジョルジーニョが待ちかまえていたが、前に体を入れたDFがカットしてCKに。
33分、 左からの北村のCKのボールを岩本が繋いで中へと放り込もうと躊躇するうちに寄せられてボールを奪われる。
37分 、自陣左入ってすぐのところでのマルヤスのFK。ゴール前へ長いボールを入れてくるが、これはDFが大きく蹴り出して行く。

39分、相手陣内中央やや左でのFK。岩本が直接狙って蹴っていったが、ボールを壁に当ててしまい、チャンスを活かすことが出来ず。
42分、滝澤が左から中へとドリブルで入ってくると、シュートを放って行く。しかし、このボールは相手GKの正面に。
44分、左サイド深く上がってきた滝澤が体勢を崩しながらも中へとクロスボールを入れて行くが、ニアに詰めていた相手DFが弾いてしまう。しかし、こぼれ球にフリーで詰めた藤田がミドルシュートを打って行くが、これは惜しくも、クロスバーの僅か上に外れてしまう。そして、前半は1点を先制されたまま、良い攻撃の形も殆ど作らせてもらえないまま終了。後半へと折り返すことに。相手のゴール前での固い守備陣を崩して行くためにも、もう少し両サイドからの攻撃を増やして行きたいところだ。
+++45分:2本目+++
エンド入れ替わって、後半はマルヤス工業のボールで試合が再開。
名古屋メンバー交代:岩本・滝澤→豊田・平山

1分、いきなり右サイド深い位置から中へと早い折り返しを入れられると、これを中央で詰めた(15)があわせてくるが、ボールは右に流れ、救われる。
4分、北村がペナルティエリアのすぐ外からシュートを蹴って行くと、これを相手GKがファンブル。これに慌てて豊田が詰めて行くと、ボールを何とかシュートしようと持ち替えたところで、再び相手GKにボールを拾われてしまう。
5分、マルヤスの左からのCK。(10)の蹴ってきたボールは簡単にクリア。
7分、自陣右深い位置でのマルヤスのFK。短く出したボールをゴール前に入れてきたが、これは詰めていた相手選手が、ゴールラインの外へ自ら弾き出してしまう。
8分、相手陣内右深い位置でのFKのチャンス。北村が出したパスを受けた森がゴール前へと放り込んで行くが、これは相手DFが頭で弾き出す。
10分、DFの裏への狙って豊田がボールを出すと、これに平山が抜け出していったが惜しくもオフサイド。
13分、相手ペナルティすぐ外の位置でトラップで相手DFをかわして抜け出そうとしたジョルジーニョが倒され、絶好の位置でFKを得る。この場面でジョルジーニョが自ら直接狙って蹴っていったが、壁に当たって弾かれる。こぼれ球に再度ジョルジーニョが詰めてシュートに行ったが、今度は大きくクロスバーの上へ外してしまう。
15分、右サイドタッチ際で森が粘りを見せると、相手選手に当ててCKをもぎ取る。右からのCKのボールをもらったジョルジーニョがダイレクトで、強烈なミドルシュート。相手GKが思わず弾いてしまうが、味方がこれに詰める前にボールをGKに押さえ込まれてしまう。
19分、左からのCK。北村のボールを受けた藤田が放り込んで行くが、これは相手DFにカットされる。しかしこぼれ球を繋いで再度パスを受けた藤田がゴール前に残っていた氏原を狙って、クロスを入れていったが、精一杯のジャンプで当てたボールだったが、惜しくもクロスバーの上へ抜けてしまう。
22分、右からのCKのチャンス。ジョルジーニョが短く出したボールを再度受けると、左足でまたもやシュートを狙っていったが、これはDFに当ててしまい、チャンスを活かすことが出来ず。
27分、右からのCK。ジョルジーニョがファーサイドに蹴っていったボールに平山が頭で合わせるが、これはバランスを崩してしまったため、ポストの左に外してしまう。
31分、左をドリブルで上がってきた西川が相手DFが寄せてきたところで、フォローに付いてきた平山へパスを繋ぐと、これをダイレクトでゴール前へと入れて行く。ファーサイドに詰めていたジョルジーニョが落としてシュートに行こうとしたところで、寄せてきたDFに体を入れられ、ボールを弾かれてしまう。
33分、右サイドの深津からのDFの裏へのボールを中央で受けた平山が縦に抜けて行こうとしたが、惜しくもこれはオフサイドに。
35分、DFの裏への縦パスに豊田が抜け出し、シュートに行こうとしたが、飛び出した相手GKにボールを先にキャッチされてしまう。
< 得点:名古屋:1−1:マルヤス工業>
37分、左からのCK。藤田のファーサイドへのボールを氏原が頭でゴール前へ落とすと、これに詰めていた豊田が押し込んで、ようやく同点のゴールが決まる。
38分、左に出たボールを拾った藤田が切り返して右足でゴール前へ入れて行く。詰めていた氏原・豊田があわせようとしたが、僅かにボールが高く頭に届かず。
42分、左からのCK。ファーサイドに詰めていた氏原が頭でゴール前に落として、自らシュートに行こうとしたが、その前に相手DFにクリアされてしまう。
ロスタイム1、左からのCK。北村がゴール前中央からニアに流れる深津にあわせて早いボールを蹴ると、これをダイレクトで中へと狙っていったが、惜しくも相手DFに当たってしまい、追加点を挙げることはできなかった。そして、ここで主審の試合終了を告げる、長い笛が鳴り響く。
前半は、いきなりのPKで出鼻をくじかれ、本田の怪我による途中交代というアクシデントも重なって、攻撃のリズムが悪く、殆ど良いところがなかったが、後半途中から何人かの選手のポジションを入れ替えてからは、ボールが良く繋がるように。そして、最後の最後で、セットプレーから辛うじて、同点にすることが出来た試合でした。