2004年・チーム始動日の模様
 2月6日(金)、2004年の新しいチーム体制となった名古屋グランパスエイトがいよいよスタートしました。代表合宿に参加の楢崎・川島両選手を除く全選手がトヨタスポーツセンターに集まり、練習に先立って選手及び監督、チーム関係者全員によるミーティングが行われました。
 加藤社長の挨拶に始まり、小宮副社長による新体制の説明等、約40分のミーティングが進むにつれ、選手にも今年への意気込みと緊張感がみなぎってきたようです。

 ミーティング終了後、午後2時50分過ぎに選手達は練習グラウンドへと集合。中央にて約10分、コーチ陣とのミーティング・挨拶をすますと早速、練習を開始。OFFの間も各自がそれぞれの自主トレを行ってきたこともあり、特にケガ人もなく、軽快にアップを行っていた。
 比較的暖かいとはいえ冬場の練習と言うこともあり、入念なアップをすませてから約30分、グランドまわりを回る長距離走が行われました。中学時代の先輩・後輩にあたる、ベテランの秋田選手、岡山選手がハイペースで先頭を走り、他の選手達がこれを追うかたちに。こういったベテランが若い選手たちを引っ張る、といった場面に、今年のグランパスへの期待もふくらみます。
 約30分の長距離走終了後、エドワルド・フィジカルコーチの指導のもと入念なストレッチを行い、初日と言うこともあり、本日のトレーニングは終了となりました。
 チームはこのあと、8日(日)のファン感謝デーをはさんで13日(金)まではトヨタスポーツセンターにてトレーニングを行い、14日(土)から24日(火)までの11日間、鹿児島県指宿市にて強化キャンプを行います。
 今年も名古屋グランパスエイトへの熱い声援をよろしくお願い致します!

練習終了後インタビュー
岩本選手:
Q.オフの間、どう言ったトレーニングを?
A.昨年の天皇杯のころ、左足を少し痛めていたためシーズン終了後はしばらく休んだが、12月末、ちょうどクリスマスの頃からトレーニングを再開した。

Q.始めて名古屋のチームメイトと対面したわけですが、印象は?
A.トレーニング初日でしたが、ランニングでも非常にペースがはやく、みんなのやる気を感じた。

大森選手:
Q.多くの補強もありましたが、チームが変わるという印象は?
A.確かに新しい選手も加わりましたが、違和感はなく、昔から一緒にやってたような気がするし、特に意識はない。

Q.DF面での補強もあり、今年は競争が激しくなると予想されますが?
A.これまでも毎年、毎日が競争だと思ってやってきているし、特にそのことについては気にしていない。