いつも名古屋グランパスエイト・公式ホームページをご覧いただきありがとうございます。 8月10日(日):豊田スタジアムにて行われた、第4回「豊田国際ユースU-17サッカー大会」についてご報告いたします。 8月7日から行われているこの大会。予選リーグは6チームが2グループに分かれ、総当たりで行われた。昨日の2回戦で勝利を決めた2チームを含め、1勝ずつとなった4チームが、台風のため延期となった初戦を、台風一過の好天に恵まれた今日、順位を決めるためにPK戦の形で行うこととなりました。 9時から行われた、U-16日本代表とバルセロナのPKは、5人が蹴って3対3の引き分けとなり、得失点差で日本代表が、そして、我らが名古屋グランパスエイト・愛知県・豊田市高校選抜も、3連覇を狙うグアラニとのPK戦を3対3とし、得失点差で決勝に駒を進めることとなった。
午後5時から行われた優勝決定戦。強烈な日差しを放っていた夏の太陽もこの時間になると、スタンドを覆う屋根の向こうに隠れ、ようやく、過ごしやすくなってきた豊田スタジアム。 スタンド内に響き渡るBGMにのって、グランパス・高校選抜と、U-16日本代表の両チームイレブンがピッチに登場すると、会場内は大きな拍手で包まれた。 試合は、右にエンドを取ったグランパス・高校選抜に対し、左から攻め上がる日本代表のボールで前半が開始。 GK:長谷川 徹(70分:佐々木 健太郎)、 DF:梅本 龍一・澤田 拓真(79分:若山 友也)・青山 隼・森本 良 MF:北森 陽介(73分:吉田 幸一)・根津 俊平(73分:山形 裕也)・清水 大士朗(52分:杉原 翔)・福島 新太、 FW:上村 晋平(70分:中田 浩史)・ブライアン・ボーノ・ブラーツ(62分:太田 周作) 早い時間から、左右の選手を使って、どんどんとゴール前へとボールを入れてくる日本代表に対し、守勢に回るグランパス・高校選抜。しかし、DF陣が落ち着いたプレーで、相手FWを押さえ込み、得点を許すことはなかった。 17分、澤田がドリブルで右サイドを上がって行くと、左足で直接シュートを遠目から狙って行くが、これはクロスバーに当たってしまうと言う不運に見舞われ、先制することは出来なかった。逆に、21分、22分とCKからのボールを、シュートを狙われるが、GK・長谷川の好セーブもあって、無得点で試合を進めて行く。しかし、前半終了間際の38分、U-16:弦巻が左からサイドチェンジして、右の財津に送ると、これを折り返したところに、更に詰めて、右足で押し込み、先制を許してしまう。(0−1)
初の日本人同士の戦いとなった優勝決定戦でしたが、グランパス・高校選抜は惜しくも2位に終わってしまいました。第3回では、3位と、涙をのんだだけに、今回の結果は大健闘と思います。しかし、来年こそは、是非、優勝を手にして欲しいと思います。