8月4日(月):その2
およそバスで30分かけ移動して着いた先は、大きな木が生い茂り、麓と気温の差が2〜3℃近くはあり、心地よい風の吹く、快適な場所でした。トイレを済ませ、早速、山に登り始めるちびっ子達。午前中の炎天でのトレーニングの疲れも見せず、どんどん上へと上って行きました。
途中、何ヶ所かに設置されていた木の遊具を見つけると、次々とトライしてはしゃいでいました。急なはしごや坂道にとまどいながらも、日頃の運動のたまもので、元気にジャングル探検を堪能していました。約2時間の短いジャングル探検でしたが、しっかりと楽しめたようでした。
午後3時半。朝、バスで出発した飛騨古川駅前へ戻ると、荷物も少ないので、一路、旅館・“蕪水亭”へと徒歩で向かいました。
旅館に着くとちびっ子達は早速お風呂に直行です。この日は午前、午後としっかり汗をかいたので、じっくりと時間をかけての入浴となったようです。そして、午後6時、夕食の時間です。昼間の暑さも少々収まり、さすが古川、と思わせる心地よいコンディションとなりました。ちびっ子達にとっては待ちに待ったバーベキューの時間がやってきたということで、コーチの話も上の空で、テーブルにつくなり、すぐさまプレートを持って列へと飛んで行きました。さすがに一日中たっぷりと汗をかいての活動だったこともあってか、殆どの子がデザートの桃やあんみつまでも残すことなく、しっかりと平らげていました。中には、焼きそばやフランクフルトのお代わりをもらいに行く強者もいて、さすが3年生と思わずうなってしまいました。
食事のあと片づけが終わったら、いよいよ恒例の花火の時間です。すっかり日も落ちて、真っ暗な土手の上でコーチの取扱の注意事項を説明する声をじっくりと聞き入りながら、花火をもらうため順に列を作るちびっ子達。顔は暗くて、はっきりと見えない中でも、嬉しいそうな雰囲気があちらこちらから漏れる声で伝わってきます。
恐る恐る七輪の火種から火を付ける子、人の花火の前に来て怖がることなく平気で日をもらう子など様々なタイプのちびっ子達がいました。後半からは打ち上げ花火も登場。その大きな音や華やかな火花には大歓声が上がっていました。
花火が終わって部屋に戻ったのが午後8時半過ぎ。興奮さめやらぬちびっ子達はしばらく部屋で大暴れしていましたが、コーチの消灯の声が聞こえ、10時を迎えるまでには殆どの部屋が静まりかえっていました。やはり疲れたのでしょう、今日はぐっすりと休めるはずと思います。そして、いよいよサマーキャンプも明日を残すのみ。最後まで、怪我など無いよう、気を付けて、大いに楽しんで帰れるよう祈ってます。お休みなさ〜い!コーチ達もお疲れ様でした。今日はかなり盛り沢山な内容だったこともあってか、結構お疲れの様子でした。今夜はぐっすり(?)寝て、明日も頑張って下さい。