練習試合:vs中京大学
9月4日・トヨタスポーツセンター
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9月4日(木):16時より行われました、中京大学との練習試合(45分×2本)の模様について、お知らせいたします。
1本目
練習試合・結果
名古屋   中京大学
4 前半
前半
24分 岡山 哲也
30分 ウェズレイ
73分 原田 拓
82分 海本幸治郎
得点 44分
メンバー
GK:楢崎
DF:大森・パナディッチ・古賀
MF:酒井・吉村・滝澤・中谷・岡山
FW:ウェズレイ・マルケス

昼間は暑かった太陽の日差しも西に傾き、開始直前になって涼しい風が吹き始め、秋の気配を感じさせる、ここトヨタ・スポーツセンター。今日は、地元の中京大学との練習試合。週末のアウェイ・仙台戦に向け、最終調整を兼ねて行われた。長かった怪我からもようやく復帰、次節の試合では先発が予想されるパナディッチは、試合前から気合い充分で、やる気たっぷりの雰囲気が伺える。

キックオフ直前、ネルシーニョ監督は先発メンバーを集め、開始時間をオーバーするほど、入念にミーティングを行い、気合いが入っているのが見て取れた。

中京大のキックオフで試合開始。グランパスは左から右への攻め上がりで前半がスタート。

2分、左からのCKのチャンス。岡山がマイナスに短く出すと、これを受けた滝澤がゴール前へと放り込んでいったが、詰めていた選手に届く前にカットされてしまう。
4分、自陣から、大森が相手DFの裏へと出していったが、これは飛び出した岡山がオフサイド。
7分、右の酒井からの早いクロスが相手GKの前へと入るが、これには誰もあわせることが出来ず。
10分、相手陣内中程ほぼ中央でのFKのチャンス。直接狙ったウェズレイのボールは相手GKが正面でキャッチ。

11分、左サイドに上がった中谷のアーリークロスに岡山があわせようとしたが、これはその前にいた相手DFにカットされてしまう。
16分、大森がドリブルで上がりを見せると、中にいたウェズレイへパス。これを左から詰めた滝澤へと短く繋ぐと、ミドルシュートに。しかし、これはゴールを越えてしまった。
20分、古賀からの縦への長いボールに中谷が拾いに行くが、相手DFに身体を寄せられ、抜け出せず、ボールを受けることが出来なかった。
【得点】24分、相手ゴール前へのボールに岡山が合わせ、落ち着いてこれを決め、1−0とする。
26分、自陣のパナから左に中谷へパスが繋がると、縦のマルケスへ渡す。これに反応してボールを岡山がもらいに行くが、これは相手に読まれ、パスをカットされてしまう。
28分、自陣深く左の位置での相手のFK。直接狙ってきたボールは楢崎が簡単にこれを処理。
【得点】30分、左サイドを上がったマルケスのセンタリングに中央に詰めていったウェズレイが右足でこれを沈め、2−0に。
33分、左からのCKのチャンス。マルケスが真ん中引いた位置にいた酒井に出すと、これを戻ったマルケスに再度、酒井がパス。これをドリブルで上がって行き、ファーサイドに詰めた古賀の頭へあわせてセンタリング。しかし、ヘディングシュートのボールは左のポストに僅かに外に外れる。
37分、左に出たボールを拾ったマルケスが深くえぐってニアに早いボールを出すと、ウェズレイがこれにあわせようと飛び込むが、間一髪、相手GKに先にボールを奪われてしまう。
42分、吉村が中央でDFの裏へパスを出すと、これにマルケスが反応していったが、ボールは飛び出した相手GKがキャッチ。

【失点】44分、自陣深く左の、エリアの直ぐ外の位置での中京大のFK。ゴール前へ入れてきたボールにクリアに行ったDFのボールが小さくなってしまい、左にこぼれ出たボールを詰めてきた選手にゴール右に押し込まれてしまい、失点を許してしまう。そして、ここで1本目が終了。

2本目
メンバー
GK:本田
DF:海本慶・ヨンデ・深津(原田)
MF:海本幸・森・山口・藤田
FW:藤本・原(片桐)・石塚

後半はエンド入れ替わり、前半とは大幅にメンバーを入れ替えて臨む、名古屋のボールで試合再開。

3分、右に上がった海本(弟)のニアへのクロスは、原、石塚と飛び込んで行くが、味方の手にボールが当たってしまい、ハンドとなっり相手ボールになってしまう。
5分、左の藤田が山口に当てて上がって行くと、ゴール前へと放り込んで行こうとしたが、コースを阻んだ相手DFにボールを弾かれてしまう。
9分、自陣右深い位置での相手のFKだったが、入れてきたボールはDFが簡単にこれを弾き返す。

10分、右からの中京のCK。ニアへ入れてきたボールは、ポストに直接当たり、ラインを割ったためGKに変わる。
15分、中央を上がった藤本が相手DF足下を抜くパスを縦に出すと、これに原が飛び出すが、追いつく前に相手GKにボールを奪われる。
17分、自陣での横パスをカットされピンチになるが、戻ったヨンデが相手の中へ入れようとしたボールをカット、CKにする。右からのCKは、本田がゴール前へ上げてきたボールを直接キャッチ。
19分、左からの中京のCK。ニアへ蹴ってきたボールは、こぼれたところを本田がしっかりと押さえる。
20分、中央を森が上がって、左に流れた藤本へ。このボールをグラウンダーで入れてゆくと、ゴールに背を向けていた原が反転してシュートを狙うが、ボールに当たらず。こぼれたところを海本(弟)が詰めてシュートを狙うが、これは相手GKの正面だった。
25分、名古屋メンバー交代:原→片桐。左からのCK。中央に上がったボールにヨンデが詰めていったが、ヘディングシュートは枠を捕らえることはできなかった。この時間帯になると、名古屋の攻勢が目立ち始め、何時点が入ってもおかしくない雰囲気になり始めた。
26分、名古屋メンバー交代:深津→原田。藤田の位置に原田が入り、藤田は左のストッパーに下がる。
【得点】28分、左にスペースに出たボールを原田が相手GKと競り合いながらも上手くかわして、これをそのまま持ち込み、左足でシュートを決め、3−1とする。

35分、自陣右深い位置でのFK。ゴール前へ蹴ってきたボールは本田がしっかりと押さえる。
【得点】37分、右に上がる海本(弟)にパスが通ると、これをドリブルで自ら持ち込んでシュートに。そして、これが見事に決まり4−1に。
38分、左の原田からのゴール前へのアーリークロスに右から詰めていった石塚がボレーシュート。これが見事に枠を捕らえ、立て続けに得点が決まったかとおもわれたが、これは惜しくもオフサイドの判定。

41分、自陣右中程の位置での中京のFK。左に流して、タイミングを外すとミドルシュートを打ってきたが、これは精度を欠き、クロスバーを越えてゆく。
43分、山口が左に前線に縦パスを出してゆくと、これに片桐が飛び出すが、惜しくもオフサイド。結局、試合は最後まで押し気味の名古屋が主導権を中京大に渡すことなく終了となった。