メンバー 片桐 藤本 中村 原田 海本(弟) 山口 森 深津 パナ 海本(兄) 本田
愛知学院のキックオフで試合開始。グランパスは左から右への攻め上がりで前半スタート。 控えのメンバーで組まれた練習試合だが、今回は彼らに出場機会を与え、コンディションを落とさないようにさせる、ことが狙いで行われた。そのため、いつもの控えのメンバーとは違って、“豪華な”選手が出場する、練習試合となった。長く怪我で離脱していた、パナも出場すると言うことで、訪れたサポーターもマスコミ陣も期待充分の試合となりそうだ。 開始から、前日、出場機会の無かった海本・藤本や山口らが、開始からどんどんとプレッシャーを掛け、ボールを持つやいなや攻撃参加を積極的に行っていた。 14分、左からのCKのチャンス。藤本のゴール前へのボールに上がってきた海本(兄)がヘディングシュートを見せるが、これは正面にいた相手DFにカットされてしまった。 左サイドでは、原田が再三縦への突破を見せており、今や激戦区となってきた左サイドのポジションを奪うべく、意欲的なプレーを何度か見せていた。
メンバー 秋葉 平山 渡邊 原田 海本(弟) 山口 石田 小寺 深津 藤田 本田
後半はエンド入れ替わり、右から左に攻め上がる名古屋のボールで試合再開。 メンバー交代: OUT:パナ・森・片桐・中村・森・海本(兄) IN:小寺・藤田・石田※・渡邊・秋葉・平山※ ※:練習生 前半と大幅にメンバーを入れ替えての試合再開。 ここまではじっと戦況を見つめていたネルシーニョ監督だったが、途中からは大声で選手にポジショニング等について指示を行っていた。 13分、中央をドリブルで上がっていった石田がペナルティエリアに入ったところで、自ら右足でシュートを放つが、これはポスト右にはずれてしまう。 途中、何度か渡邊が秋葉に当ててDFの裏に抜け出してシュートに行こうとしたが、慌てたのか、精度を欠いてしまい、相手GKに阻まれてしまう場面もあった。 20分、またしても中央をドリブル突破していった石田が、今度は左に流れて、相手DFの意表をつく、ヒールのパスを出すと、これにタイミング良く平山が詰めたところで倒され、ペナルティ直ぐ外、ゴール正面という好位置でFKを得る。原田が直接ゴール右を狙って引くボールを蹴っていったが、僅かに右にずれ、ポストに跳ね返されてしまった。 23分、中央から左に流れながら秋葉がゴール前へ折り返しを上げようとしたが、これは相手GKにキャッチされてしまう。
<試合後のネルシーニョ監督のコメント> Q:今日のメンバーについて 今日は個人的な評価はするつもりはなく、組織的に1人1人がどういったプレーをしたかが重要。こういった練習試合は選手達を身近に知ることが出来る良い機会だと思う。 Q:パナが戻ってくることでの戦術の変更は? 彼はまだチームに復帰していないので、今は何も言うことはできない。彼には、仙台戦に向け準備させるつもりだ。その時に(古賀や大森を含め)私の起用法が分かると思う。