熊本キャンプ情報
 第8日(2月12日)
 半休明けの午前練習ということ、疲れがピークであることなどから、少々覇気が感じられない集合となった。練習開始とともに降り出した雨、そしてピッチに用意さてれいるコーンなどを見て現実に引き戻されていた。
 ランニングの後、サーキット形式のフィジカル、ダッシュ、ストレッチ練習。1時間半みっちりボールを使わない練習に、引き上げてくる顔は疲労そのもの。しかしこんな雨にもかかわらず詰めかけてくれた424人のサポーターにこころよくサインする姿は、逆に楽しそうだった。
 練習終了後は地元トヨタグループ主催のふれあいサッカーが開催され、短い間ではあったがセレモニー後には、選手と子供たちが記念写真を撮る姿もみうけられた。また、コーチングスタッフによるサッカー教室では、土砂降りの雨に関わらず、楽しそうにボールを蹴っていた。この模様は地元TVのニュースで流され、インタビューを受けた少年は「将来はサッカー選手になりたい。名古屋グランパスエイトに入りたい」と非常にうれしい事を言ってくれていた。
 午後の練習も相変わらずの雨。連休の最後とあってスタンドは185人しか見受けられなかったが、内容はよりいっそう実践的になってきていた。ピッチ半分を使い、アタッカーと守備陣に別れ、ディフェンスを中心とした崩し、崩されない練習。終了後にはストイコビッチが何やら山口素弘などを集めて指示を出す熱が入った練習となっていた。その後、センターバック1人を置き、センターバックに当ててからの、こぼれ球に対するシュート練習、パス&シュート練習で8日目の練習を終えた。
 夕食後には今年から始まるサッカーくじ「toto」についての開始される経緯、どのようにしなければいけないかなどを約1時間にわたって講義を受けた。