古川キャンプレポート:その3

6月7日

6月7日水曜日。改正の猛暑。
選手達も汗ダクダクで走り回っていました。午前の練習メニューは、二人一組でのウォーミングアップとコート一面を使ってのディフェンス強化・シュート練習などでした。ディフェンスに一番時間をかけていました。一言でディフェンスといっても、セットプレー・速攻でのプレスとマークなど、皆で声を出し合っての長い練習でした。
今日、印象が強かったのは、GKの富永康博選手とFWの氏原良二選手の若い二人!
ヤスくんは→コーチング。ボールを持っている選手だけでなく、フリーの人にも目がいっていて、しかも声もでかかった。グランパスエクスプレスで、「何年後かに(試合に)出た時は。」と言っていたけど"何年後か"ではなく、1日でも早く目標に達するようにがんばれ。
うじは→「体を鍛えるのがキャンプの課題」と言っていたらしいけれど、ほんとにそう思う。シュート(特にヘディング)は見ていて気持ちのいいくらい勢いがあった。がんばれっ!!

そして私達がインタビューさせてもらったのは平野選手。けがため1stステージの殆どをスタンドで観戦、復活後も'992ndのように主役・脇役を使い分けるというプレーを見ることが出来ませんでした。そこで2ndに向け、心境などを語っていただきました。

<<<<平野選手最新情報>>>>

キャンプの意気込み→

一生懸命がんばる。1stステージが12位という結果で終わってしまったから、このキャンプで修正して、2ndステージはサポーターの皆様に"満足した"と思われるようなプレーをしていく。


グランパス入団以来、最も長いけがでの離脱でしたよね?この間はどんな気持ちでグランパスを見ていましたか?→

勝ってほしいと。やっぱりチームが勝たなきゃ、ねえ?


最近、嘗てのような豪快なミドルシュートを見ていませんが?→

最近、試合に出ていなかったからね。(・・・・スンマセン。)でも、自分の今の場所はFWに点を取らせるポジションだからね。場合によっては打っていくつもり。乞うご期待。(ハイ。期待しています。魅せてください。)


オリジナルのトレーナーに続く新商品は?(七分袖のTシャツ着ていましたよね?)→

(七分袖のTシャツ)いいでしょー。でも、あれはサンプルなんだよね。(発売)予定は無いです。誰も買わないじゃん(笑)。


もう、中堅というかベテランですよね。若手の選手とどんなコミュニケーションをとっているのですか?→

誘われれば、食事に行くかな。アドバイスはプライベートではしない。練習中だけ。プライベートに仕事の事を考えたくないでしょ。


サッカー以外の野望は?→

別になし。サッカーしかないから。


最後の質問でキッパリ「サッカーしかない」と言い切った平野さんからは、サッカーに対する真剣かつ純粋な情熱を感じたと同時に、ホンとにサッカーを楽しんで、生活の一部として真正面からぶつかっているという気迫が伝わってきました。他の選手が練習を終えて帰った後も、一人残って30分ほど体を動かしていた姿に2ndステージでの活躍の姿を重ねて見ることができました。
暑い中、お疲れのところ、不慣れでおぼつかないインタビューに最後まで笑顔で応えていただき、ありがとうございました。次は試合で笑顔が見たいです。お疲れ様でした。

平野選手を挟んで記念写真。
加藤さや香(かとう さやか)さんと
坂川智子(さかがわ ともこ)さんでした。

ご苦労様でした。