ニックネーム：ミッチ
生年月日：1988/8/22
出身：オーストラリア
身長/体重：193/80

193センチの大柄な体をしなやかに躍動させるセービングに加え、シュートストップの有効範囲が広く、ビッグセーブも魅力的。グランパスの堅守を支え、昨季17試合もの無失点試合に貢献した守護神だ。鋭い反射スピードで至近距離やワンタッチでのシュートにも強く、彼のおかげで多くの勝点を積み重ねることができた。アジアでの戦いも始まる中、その存在感はさらに大きなものとなっていきそうだ。

ニックネーム：マル
生年月日：1989/6/16
出身：東京都
身長/体重：184/77

2020シーズンは公式戦全試合フル出場を果たし、過密日程の最中でピッチに立ち続け、強烈なリーダーシップでチームを牽引した。審判やチームメイトと対話する姿は実に紳士的。一方で試合中に発する熱さは時に観客席をも巻き込んでいく。ディフェンダーとしての力量は巧みさを増し、空中戦の強さや対人能力の高さに加え、武器である左足のキックにより攻撃面での貢献度も高い。“背番号3あるところ、チームの安泰あり”。丸山が守備を司る。

ニックネーム：シン
生年月日：1996/3/24
出身：千葉県
身長/体重：183/79

2年連続でのリーグ戦フルタイム出場を果たしたディフェンダー。丸山祐市とコンビを組み、相手エースとの対峙に油断なき闘争本能で立ち向かった。チャンスとあらば躊躇なく相手ゴール前まで飛び出し、切り替えの瞬間にはスプリントで自陣に戻るバイタリティーもたくましい。誰もが一目置くそのストイックな自己鍛錬で、背番号4のさらなる進化がどのような形で見られるか、今シーズンも注目だ。

ニックネーム：ドラミちゃん
生年月日：1997/2/25
出身：東京都
身長/体重：166/69

両サイドをこなせるアタッカーは、昨季思うようにいかない時期もあった。打開のきっかけは負傷離脱によりチームを俯瞰する機会を得たこと。自分の役割とチームの動きを客観的に捉え、その上で自らの能力を生かす幅を見出し、後半戦の活躍につなげた。今季は五輪出場も懸かる重要なシーズン。日本、アジア、世界を相手に突破を仕掛ける、相馬勇紀の姿を見せてほしい。

ニックネーム：曜一朗、曜さん、柿谷、カッキー
生年月日：1990/1/3
出身：大阪府
身長/体重：177/68

日本が誇る“ジーニアス”が名古屋の地へ降り立った。16歳でC大阪とプロ契約し、各年代の日本代表を経験。2014年のW杯にも出場するなど、個の力では抜きん出た存在だ。トラップをはじめ超絶技巧を誇る足技に加え、相手との駆け引きにも長けたアタッカーで、コンタクトプレーにも強く、ヘディングも苦手としない懐の深さも併せ持つため、ポストプレーヤーとしての役割も果たす。彼がフィニッシャーに収まれば、名古屋は次なる進化を遂げる。

ニックネーム：しょう
生年月日：1991/12/25
出身：東京都
身長/体重：175/70

鉄人の中の鉄人。ボランチで1試合11キロ後半の走行距離をコンスタントに記録しながら、昨季は途中交代の1試合を除いてリーグ全試合出場を果たした。そして、ボール奪取の巧みさとコンタクトプレーの激しさ、粘り強い守備と美しいインターセプトに加え、機を逃さぬ攻撃参加で3ゴールを記録した。その驚異的な機動力と献身性はもはや名古屋の根幹を成す不可欠の要素となった。

ニックネーム：マテウス
生年月日：1994/9/11
出身：ブラジル
身長/体重：167/70

昨季はリーグ戦で9得点8アシスト、カップ戦でも2得点を含む3ゴールに絡み、“勝点を持つ男”としての価値を強く印象付けた。強力無比な左足のキックはミドルシュート、直接フリーキック、柔らかなアシストなど多岐にわたって活用され、リーグ屈指のスピードでカウンターの急先鋒ともなる。それでいてディフェンスへの貢献度が高く、彼の帰陣と1対1の強さで防げたピンチは数えきれない。厳しいマークを乗り越え、真のエースになることが2021年の挑戦となる。