名古屋グランパスU-12 スペイン遠征レポート(2018/3/13-2018/3/20)

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3月13日から20日までの1週間スペインで行われた「ブリアナ国際ユース大会」名古屋グランパスU-12の13選手が参加しました。


「ブリアナ国際ユース大会」試合結果

【予選グループ】

  • vsレアル・べティス ●1-3(得点者:杉浦)
  • vsバルセロナ ●0-4
  • vsブリアナ ○4-0(得点者:西森脩×2、寺尾×2)

【順位決定戦】

  • vsセビージャ ●1-5(得点者:杉浦)
  • vsビルバオ ●3-3[PK戦:3-4](得点者:杉浦×2、西森悠)

【総合順位】

16チーム中12位

中部国際空港からフランクフルトを経由しバルセロナに到着、そこからバスで3時間かけてバレンシア州のブリアナに移動し、大会が行われるブリアナ市に日本から約20時間かけて現地時間23時頃に到着しました。

1日目

スペイン到着の翌日午前は、体をほぐす為に散歩など軽い運動でスタート。午後はビジャレアルのホームスタジアム・クラブハウス・練習場を見学しました。トップ選手がプレーするスタジアムのロッカールーム・会見場を目の当たりにし、選手たちの興奮した顔が印象的でした。

その後、18時から地元のチーム「C.F.SALESIANOS」と練習試合を実施。終了後、ホテルに戻って食事を取る際、移動の疲れと試合の疲れが一気に出たのか、料理が出てくるまでのほんの数分で全員がテーブルに頭を伏せている場面も...。

2日目

2日目を迎え選手達の体調が気になりましたが、朝の散歩では元気な表情で、全員朝食もしっかりと食べていました。朝食後、大会会場で1時間程度トレーニングを行い、体が慣れてきた選手もいる中、一方でまだまだ疲れが取れず体が重そうな選手もいました。

昼食後にブリアナ市を観光。遠征中はスペイン3大祭りの1つ火祭り(ファジャス)の準備がされており、街中に展示されている作品などを見て楽しみ、またショッピングでは、帰りを待つ家族や友達のお土産を購入しようと真剣に悩み選んでいました。

3日目

大会当日、試合は18時10分からと普段あまり試合を行わない時間帯でのキックオフ。
午前中は散歩と軽い運動で汗を流し、試合に備えました。

大会初戦はベティスと対戦。開始早々から選手達の動きに硬さがあり、相手にボールを支配される時間が多く、終始苦しい展開でした。選手達は涙を流し、悔しさをにじませていた場面もありました。

4日目

この日の対戦相手はバルセロナとブリアナとセビージャと対戦。
ブリアナには快勝したものの、バルセロナ・セビージャには力の差を見せ付けられた試合になってしまったが、選手たちにとって世界レベルを体験できた事は点差以上に非常に良い経験となったと思います。

名門バルセロナとの対戦でいつもよりも気合の入った表情をして、入場している選手達。
ただ、セットプレーでバルセロナの選手を必死にマークしようとしても、簡単にはマークを捕まえさせてくれず苦労してした様子もありました。

セビージャとの対戦の模様

5日目

最終日はアスレティック・ビルバオとの試合でスペイン遠征最後の試合となった。
選手たちは悔いを残さないように必死に戦い、先制されても諦めずに得点を狙いに行く 必死に闘う姿勢を1試合通じてみせてくれました。
試合後にビルバオの選手たちと記念撮影をし、健闘を称え合っていました。

今回のスペイン遠征を通じて、世界のU-12年代の選手は自立したサッカー感を持っており、サッカーとはどんなものなのかを知り、それをピッチの上で表現しなければならない年代だと実感させられました。グランパスの選手たちも改めて基本的技術やサッカーに 対する姿勢を改めて感じたことだと思います。

スペイン遠征参加スタッフ・選手

[団長]中村 直志
[監督]井口 大輔
[コーチ]吉村 圭司
[トレーナー]櫻井 順
[コーチ]北川 祐(示に右)フェルボール愛知所属
[選手]杉浦 駿吾(U-12)
[選手]中王子 大和(U-12)
[選手]松嶋 好誠(U-12)
[選手]和田 悠青(U-12)
[選手]日比野 翔(U-12)
[選手]髙見 悠太(U-12)
[選手]西森 脩斗(U-12)
[選手]西森 悠斗(U-12)
[選手]文平 千陽(U-12)
[選手]富川 勇斗(U-12)
[選手]寺尾 洋人(U-12)
[選手]佐藤 弘汰(U-11)
[選手]丸山 京佑(U-11)