「陸上スクール体験教室」の模様

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3月9日(水)、トヨタスポーツセンターにおいて、小学生の子たちを対象にした名古屋グランパス陸上スクールの体験教室が行われました。
アテネ五輪に出場し、陸上七種競技日本記録保持者でもある陸上スクールの中田有紀コーチからの直接指導の下、4月から開校予定の同スクールの楽しさを少しでも知って貰おうと、この日は速く走るための"コツ"について学んで貰いました。

昨年12月にはサッカースクール生を対象に、陸上競技の基本であり、すべてのスポーツに役立つ、しなやかでロスのない動きを身につける"動きづくり教室"を行い、日頃のサッカーに活かせるような体の動き、スムーズな走りを身に付けることが出来たと好評を博しました。


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この日はあいにくの悪天にもかかわらず、会場となった体育館には、やる気を漲らせた男女25名の子どもたちが、集まってくれました。

準備運動を終えると、まずは中田コーチより、歩き方の基本やスムーズな足の運び方、膝の向きなどを意識しながらの走り方にトライして貰いました。

普段の走りの中ではあまり意識することが無いことも多かったようで、当初は走り方も足の運びも、少しぎこちのないものでしたが、"速く走れるようになりたい"という意識の高さもあってか、皆、真剣な表情を見せて取り組んでいました。

走る際のスムーズな体重移動の方法や素早いスタートのタイミングなど、様々なメニューを進めてゆくうちに、足の運びも見違えるほど良くなり、徐々にスピードに乗った鋭い走りが出来る子も増え始め、中田コーチから「良いよ!良くなってるよ〜!」と激励の声が飛ぶと、更に気持ちの入った様子を見せて、何度も何度もチャレンジしていました。

約1時間と短い時間の中での陸上スクール体験でしたが、参加した時とは違う、格段にスピードに乗った走りが出来る様になった子たちは、嬉しそうな表情を見せながら、「速くなったでしょ?」と自慢げに家族の下へと駆け寄ってゆきました。

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この日は、"走る"ことの基本について体験して貰いましたが、名古屋グランパス陸上スクールでは、この他にも"跳ぶ"、"投げる"と言ったスポーツを楽しむ上で大切なものをより多く指導してゆきたいと考えております。

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