月刊グラン7月号のご紹介[ジョアン シミッチ選手インタビュー]

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フットサルと並行した少年時代
戦術眼養い「適性」のポジションに

昨シーズン、残留争いに苦しんだグランパスを一転、上位争いへと引き上げた立役者と言えるのが、中盤でチームを支えるジョアン・シミッチである。高い技術をベースに、広い視野と鋭いパスで味方をコントロール。ここまでリーグ戦14試合すべてに出場し2ゴールを挙げている(6月1日現在)。しかし、2月に来日するまでは、それほど知名度の高い選手ではなかった。

 サッカーを始めたのは5歳の時かな。両親は「水泳をやれ」と言っていたけど、水泳は全然好きになれなくて。でもサッカーは大好きだったのでサッカーをやることになったんだ。父も兄もプロではないけど、ずっとサッカーをやっていて、その影響があったからかもしれない。でも昔のことすぎて、よく分からないよ。ブラジルの子どもはうまくても下手でもみんなサッカーをやるからね。

1993年、ブラジル・サンパウロで生まれたジョアン・シミッチ。兄と姉の3人きょうだいの末っ子で小さなころから活発な子どもだった。とにかくサッカーが大好きというブラジルではごく普通の少年だった。

 最初はフットサルから始めて、12歳ぐらいまではフットサルとサッカーの両方をやっていた。フットサルはしっかりパスを出さないと次につながらないし、早く判断をしなければいけないスポーツなので、今のプレーにすごく影響していると思う。フットサルで学んだことすべてをサッカーに応用しようと常に思っていて、今もその技術を使うこともあるよ。子どものころのポジションは、最初は攻撃的なミッドフィルダーをやっていたけど、すぐにボランチになって、またオフェンシブになっての繰り返し。でも最終的にはボランチで落ち着いたかな。小さなころから戦術を読むとか、試合の流れを読むことが得意だったので、一番ボランチに適性があると思っている。

シミッチ少年にとって憧れのスーパースターは誰だったのか。するとユース時代からの盟友ガブリエル・シャビエルと同じ人物を挙げた。

 一番好きだったのはジネディーヌ・ジダン(元フランス代表、現・レアル・マドリード監督)。サッカースタイルがすごくカッコいいなと思って見ていたよ。両足とも高いレベルで蹴れるし、ボールの運び方とかヘディングも強くて何でもできる選手。子どものころによく真似をしたけど全然できなかった。今はもう彼の真似はしないよ。自分のできることをしっかりやるべきだと思うし、真似をしようとしても絶対に成功しないので、シンプルなプレーを心掛けているからね。

 もちろんブラジル人選手も好き。ロナウドとかロナウジーニョとか、ここでは言い切れないほどたくさんの素晴らしい選手がいる。その中でもチアゴ・モッタ(元ブラジルU-23代表、その後イタリア代表。パリ・サンジェルマンなどでプレー)も好きだったな。自分と同じブラジル人だし、若いころから欧州で活躍したボランチだった。やっぱり自分と同じボランチの選手をよく見ていたし、同じようなサッカーをする選手が好きだった。

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シーズン開幕直前に合流し、すぐさまチームにとって欠かせない存在となったブラジル人レフティーのことを、詳しく知っていた人はそう多くないだろう。グランパスの新しい心臓として優勝争いのカギを握る"中盤のスペシャリスタ"ジョアン・シミッチはどんなサッカー人生を歩んできたのか、そしてこれから彼はグランパスで何を成し遂げようとしているのだろうか。背番号8の姿は...。

続きは『Grun』2019年7月号をぜひご覧ください。

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GRUN INTERVIEW
生粋のボランチ
ジョアン シミッチ

革命ウオッチャー 2019

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