明治安田生命J2リーグ 第28節 FC町田ゼルビア戦前々日 監督会見

前のページに戻る

本日8月14日(月)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

170814-kaz.jpg

─昨日のトレーニングにはすごい数のファン・サポーターが見学に来られていました。これも期待の表れなのではないでしょうか?

コーヒーくらい売った方が良かったね(笑)。フロントも含め自分たちがオープンになっている表れで、一体になる、一体感というものはこういうところからなので。選手も写真を撮ったりサインをしたり、それが当然の日常になってきています。確かに多いは多かったので、(夕食の)フォークとナイフが重く感じました(笑)。良いことだと思うし、嬉しいことです。期待してくれている、楽しい場所がここにあるとみんなが知ってくれることは大切なことです。

─松本戦では、監督が就任当初から掲げている相手を圧倒する時間帯が確実に増えているように感じました。これを継続させるためには何が必要だとお考えでしょうか?

いつも言っている通り、過去はどうでもいいことで、今日よりも明日を良くしようと。自分たちのまだ足りないところ、チャンスがあっても水を漏らすところがあったり、そういうところはしっかり変えていかなければいけない。プロとして90分続けるために選手個人をどんどん伸ばしていかなければいけない。そこのところは緩めることはできないし、同じ繰り返しです。

─愛媛戦だけでなく、J2屈指の守備力がある松本山雅からも多くのゴールを決めたことに変化を感じますが?

トレーニングを見ていてもらっても分かる通り、空気がすごく良い。みんなが試合に出たい、ベンチに入ってそこから出たいという雰囲気を感じます。これが普通のことで、競争社会とは常に全員にチャンスがあり、なおかつ自分が活躍するんだと思えなければいけないし、これも1つの変化です。これからもまだまだ変化するし、実際に選手自身も変化していく、すごく大事なことで選手の成長は大きいと思います。

─松本戦では後半、相手を押し込んでの波状攻撃も見られました。ボールを奪われてもすぐに奪い返す集中力なども、この2試合、手応えがあるのではないでしょうか?

ミスをしないのがもっと良いですが、慣れなければいけません。つまらない取られ方も(奪い返すプレーの)倍以上ありますし、奪い返せるようになったことは良いことだけど、まだ自分たちのミス、判断のミスや(運動量を)落としたり、そういう部分を改善しようと。自分たちが持つということ、相手を押し込むということはどういうことか、選手の中で理解はしてきていると思います。

─次節、田口選手がカード累積により出場停止となります。もちろん他の選手が出ても同じような戦いをしてくれるとは思いますが、彼がいないことでチームはまた別の顔を見せてくれるのではないでしょうか?

それを期待しているし、選手全員に同じように期待、信頼しています。違うハーモニーが出てくれても面白いし、今まで通りの相手の背後を取るプレーもたくさん見せてもらいたいと思います。

─対戦相手のFC町田ゼルビアより、試合間隔が1日短いなかでの試合となります。この暑い季節にケアすべき部分はどこにあるとお考えでしょうか?

昨日は(軽い練習で)休んでいます。トレーニングの時間が短いとはどういうことかと言えば、調整ができるということです。自分の中で調整し、常に決められた時間の中で年間を通してトレーニングしていますし、そこで足りなければプラスアルファはできます。トレーニングが少ないことはないし、多いこともないです。

─今シーズン3度目の3連勝となりました。これまでの連勝と、いまの連勝で違いは感じているのでしょうか?

選手1人1人がどう感じ、自覚しているかです。前の連勝はあまり覚えてないけど、その時よりも今のメンバーの方が闘う集団になっているとは思います。