「金シャチの日」名古屋市内初!サッカー防災®「ディフェンス・アクション」レポート

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8月22日(木)、テラスポ鶴舞(名古屋市昭和区鶴舞)にてサッカー防災®「ディフェンス・アクション」が開催されました。名古屋グランパスも防災意識の啓発と「鯱の大祭典」における街なかでのにぎわい創出に向け、同イベントに協力させていただきました。

8月22日は「金シャチの日」であり、鯱は防火の効があるとされています。この縁もありポッカレモン消防音楽隊(名古屋市消防音楽隊)によるマーチング演奏に続いて行われた開会式では、グランパスくんを名古屋市の「消防団サポーター」に任命いただきました。また、名古屋グランパスの選手として活躍し、現在中京大中京高校サッカー部監督の岡山哲也氏がゲストとして参加し、サッカー防災®「ディフェンス・アクション」を開催しました。

通常のサッカークリニックではボールを使ってキックやドリブルの練習がメインとなりますが、今回はそこに「楽しく防災知識を学ぶ」という目的も加わり、集まった小・中学生や中京大中京高校サッカー部、名古屋市大学生消防団もスタッフとして参加し、約100人と賑やかなクリニックとなりました。

グループに分かれてのジョギングでは、スタッフからのホイッスルのタイミングで「火災」「地震」「津波」などのカードがランダムで提示され、鼻と口を押さえて現場からの退避や他の地点(高台)への移動など、それぞれの災害時に適した動きや予防法を学びました。また、災害に備えての備蓄品リストを覚え、名前を告げながらのパス交換競争など、サッカーボールを使った運動も楽しみました。

炎天下でのクリニック開催となったため、こまめな水分休憩をとりながらの開催となりましたが、岡山監督によるシュート練習のデモンストレーションではドリブルで相手を外してのゴールなど、長年プロとして活躍した技術やスピードで会場を盛り上げました。

約2時間のクリニックを終えた閉会式では岡山監督から集まってくれた子どもたちにサッカーの楽しさ、そして防災意識を持ち続ける大切さが伝えられ、最後は全員で記念撮影を行い、全イベントを終えました。