「なごやING(いじめのない学校づくり)キャンペーン」佐藤寿人選手が植田中学校をサプライズ訪問

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11月15日(木)、佐藤寿人選手が名古屋市立植田中学校をサプライズ訪問しました。


名古屋市では名古屋市立小学校・中学校・高等学校および特別支援学校の各学校において、児童・生徒がいじめのない学校づくりに自ら取り組もうとする意識の高揚を図るために、「なごや いじめの(I)ない(N)学校づくり(G)キャンペーン」を展開しています。同キャンペーンの一環として名古屋市天白区にある植田中学校2年生を対象とした特別授業へ、佐藤選手がサプライズ参加となりました。

5時間目を使い、約300人が体育館に集まった授業ではまず、グランパスの選手が出演する、イジメ撲滅のための啓発ビデオを上映し、各生徒から感想が述べられました。その後、各班に分かれ「イジリは必要or不必要」をテーマに生徒同士によるディスカッションが開始されたところで、佐藤選手がサプライズ登場。事前に佐藤選手の来校を知らされていなかった生徒たちの歓声に体育館が包まれました。

自己紹介を終えた佐藤選手はさっそくディスカッションに参加。自身の中学生の頃の話からプロサッカー選手になった現在までの経験を交えながら生徒たちと「イジリ」について話しました。場を和ませたり、全体の結束を高めるうえで時に「イジリ」という行為がプラスに作用する時もあるが、その場合、イジられる相手の気持ちを思いやる「愛」が絶対に必要だと伝えました。

ディスカッション後は行動宣言として、生徒と同じカードに「相手を想う心を持って」とメッセージを書き込み、最後は全員で記念撮影を行い特別授業を終えました。

佐藤寿人選手

今日はみなさんと一緒に、「イジリ」ということについて考えることができました。また、いろんな形で自分の考えをみなさんも持ってくれると思います。これから先の、みなさんの指標としていただきたいと思います。

今日は、お疲れさまでした。

今回の活動にご理解いただいた名古屋市教育委員会、学校関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました。