アピタ大口店 青木亮太選手、宮地元貴選手トークショーの模様

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7月17日(月・祝)海の日、アピタ大口店(愛知県丹羽郡大口町丸2丁目36)において『19th誕生祭』が開催され、名古屋グランパスから青木亮太選手と宮地元貴選手が参加、トークショーを行いました。


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イベントの前日には、ホーム・パロマ瑞穂スタジアムでのJ2第23節、モンテディオ山形戦にチームが1-0で完封勝利を収めたこともあり、開始時刻の午後2時を前に、イベント会場は多くのファン・サポーターや地元のサッカー少年達で早くから埋め尽くされていました。

定刻通りにイベントがスタート。MCの鈴木万貴さんによる2選手のプロフィール説明で雰囲気が盛り上がった中、青木・宮地両選手がグランパスくんJr.と共に大きな拍手に迎え入れられて登場。予想以上に詰めかけた方々の熱気と視線を前に、驚きの表情を見せながら、2選手のトークショーが始まりました。


−小さい頃、将来なりたかった職業は何でしたか?

宮地:幼稚園でサッカーを始める前は、テレビで毎日のように「ウルトラマン」を見ていたので、"何になりたいか?"って聞かれた時は「ウルトラマン」になりたいって言ってました(笑)。サッカーを始めてからは、ずっと"プロサッカー選手になりたい"と思ってました。

青木:幼稚園の年長くらいからサッカーを始めたんですが、その時は"サッカーするのが楽しい"とは思っていましたが、段々と続けてゆくうちに"プロサッカー選手になりたい"という夢を持つようになりました。

−サッカーをやっていて周りの選手との違いを感じたことはありましたか?

宮地:特にはありませんでした。練習を沢山していたので、次第に上手くなってきたという感覚はありました。最初から"上手い"とは、全然思っていませんでした。

−才能があったということでしょうか?

宮地:僕自身、才能があるとは思ってませんでしたし、自分より上手い選手は小学校〜大学までの間に沢山いました。その人たちに負けない様に努力して、夢に向かって突き進む力だけは負けなかったという自負はあったと思います。

青木:宮地選手の言った通りです。努力が一番大事だと思ってます。

−サッカーに対する『想い』をお聞かせ下さい。

宮地:僕は人生の軸にあったのがサッカーだったので、今こうしてプロサッカー選手になれたと思いますし、これからの人生もサッカーに関わりながら、将来を通してサッカーに恩返ししてゆきたいと思います。

青木:僕もずっとサッカーを続けてきているので、やり続ける以上、すごい選手になりたいと思っています。人間としても成長させて貰ってきたので、今とても感謝しています。

−選手としてのこれからの夢・目標をお聞かせ下さい。

宮地:今の目標は、先日、天皇杯に出場することが出来、プロデビューすることはできましたが、まだリーグ戦でグランパスの勝利に貢献出来ていないという思いがあるので、まずはリーグ戦に出場して、チームの力になることだと思っています。そして、サッカー選手をやっている以上は、上を目指したいと思ってますので、グランパスから日の丸を背負う選手になりたいと思います。

青木:まずは今年一年で昇格出来るように、名古屋の勝利に最善を尽くしたいと思います。そして、名古屋から海外へ飛び立てるような、すごい選手を目指してやってゆきたいと思います。

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※ここで会場の子ども達からの質問コーナー

−オフの日は何をしていますか?

青木:アクション映画が好きなので、DVDを借りて部屋で良く見ています。

宮地:オフ明けから、また1週間のトレーニングを"頑張ろう"という気持ちになるため、美味しいランチを食べに行ったりしています。

−トレーニングではどんなメニューを行っていますか?

青木:チームではポゼッションですとかパスの練習が多いです。個人的には体幹を鍛えて当たり負けしない様な体を作るためのトレーニングをしています。

宮地:僕はまだ色々と課題が多いですので、チームで行っている『止める、蹴る』は勿論ですし、ひとりでも出来るフィジカル面を中心としたメニューに取り組むようにしています。

−どうしてグランパスの選手になったんですか?

青木:大きなクラブでしたし、日本を代表するような選手も沢山いましたので、もっとサッカーが上手くなれそうだと思ってグランパスへ来ました。

宮地:僕は直感でした。去年チームを決める時、グランパスは苦しい状況だったんですが、そういう時こそ僕自身に何か出来ることがあると思いましたし、逆境こそチャンスだと思いましたので、このグランパスでプレイしたいと思って、僕はここを選びました。

−最後に会場の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

宮地:本日はお忙しい中、こんなに多くの方々に集まって頂き、本当に感謝しています。最初、どのくらい集まって貰えるのか不安だったのですが、ここに入ってきた時、とても暖かく迎え入れて貰い、とてもありがたかったです。

個人としては、皆さんの期待に応えられていないという現状があるのですが、常に前を向いて自分の力を発揮し、ピッチ内外でチームに貢献したいと思っています。そして、これからも自分らしく戦ってゆきたいと思っています。必ずJ1昇格しましょう!今日はありがとうございました。

青木:こんなに沢山の人に来て貰えるとは思っても見なかったので、すごい良い雰囲気の中でトークショーをすることが出来ました。これからまだ試合は続きますし、僕達だけでなく、選手皆でJ1昇格出来るよう頑張りますので、今日、このアピタ大口店で僕の声が聞こえている方は、会場に足を運んで頂き、応援して貰えると選手も頑張れると思います。是非、試合を見に来て応援して下さい。ありがとうございました。

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トーク終了後には、小学生限定のグランパスグッズが貰えるジャンケン大会を実施。青木選手と宮地選手が交互に会場の子どもたちと対決しましたが、宮地選手はジャンケンが弱く、なかなか決着が付かないのに対し、青木選手は瞬く間に人数を減らしてゆく程の勝負強さを見せ、会場は興奮と落胆の声が入り交じる大賑わいとなっていました。

最後にはこの日の来場者とのサイン&撮影会も行われ、青木・宮地両選手は、ひとりひとり丁寧にサインの書き入れや撮影に応じ、「頑張って下さい!」と言葉を掛けてくれるサポータの方に対し、満面の笑顔を見せながら、がっちりと握手を交わし、この日のイベント参加者約350名の方々と楽しい時間を過ごしました。