「東日本大震災復興支援ふれあいサッカーイベント」の模様

前のページに戻る

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第5節 モンテディオ山形戦翌日の7月30日(木)、宮城県亘理郡亘理町で「東日本大震災復興支援ふれあいサッカーイベント」(主催:名古屋グランパス選手会、株式会社名古屋グランパスエイト 協力:トヨタ自動車東日本株式会社、一般社団法人日本プロサッカー選手会、Jリーグ)が開催されましたので、その模様をお知らせいたします。


150729-om-top.jpg

今回のサッカーイベントは2013年の実施以来、2年ぶりの開催となり、16人の選手が参加。
亘理郡の小中学生の約140人を対象に、サッカー教室をメインとして行い、その後、参加した子ども達は選手との記念撮影やサイン会を楽しみました。この日は、程良い日差しが射し込み、また時折、涼しい風が吹く絶好のサッカー日和となり、子どもたちは皆元気いっぱいの様子でグラウンドの中を所狭しと走り回っていました。

グランパスの選手を乗せたバスが現場に到着すると、子ども達や関係者の方々の大きな歓声とともに迎えられ、開会式が始まりました。
開会式では、齋藤 貞亘理町長から「プロの選手と触れ合い、サッカーの楽しさ素晴らしさを少しでも多く学んでください。」と挨拶があり、名古屋グランパスからは西村 弘司選手会会長から「今日は限られた時間ではありますが、できるだけたくさん触れ合い、たくさん話して一緒に楽しくサッカーをしましょう。」と子ども達へメッセージを送り、いよいよサッカー教室がスタート。
小倉GM補佐を中心に進められたサッカー教室では、時には真剣に、時には笑いを誘う巧みなコーチングで、子ども達をしっかりと引き込む様はまさに流石の一言でした。

子ども達は、始めにボールを手で扱ったり、リフティングをしたりしてウォーミングアップを済ますと、その後は4つのグループに分かれ選手と一緒にミニゲームを 行い、夢中になってボールを追っかけていました。
憧れてのJリーガーと一緒にプレーできるとあって、子ども達は誰もが一生懸命プレーし、また選手の動き一つ一つに感動している様子でした。
サッカー教室の最後には、牟田選手と大武選手、高木選手と西村選手がそれぞれロングキックのお手本を見せ、その一挙手一投足に子ども達から驚きの声が上がり、 プロの技術の高さに驚きの声があがりました。

また、グランパスの選手達も試合の翌日でしたが、元気でそして笑顔で参加する子ども達と触れ合うことで、逆に選手の方が子ども達から元気をもらっているかのようでした。

サッカー教室終了後は、グランパスの選手全員によるサイン会がスタート。子ども達も自分の番を今か今かと心待ちにしており、いざ自分の番が回ってくると目を輝かせて選手からサインをもらっていました。
サイン会の終了と同時に、今回のサッカーイベントも終了となり、選手が乗り込んだバスは、子ども達と今回のイベント関係者の方々に見送られ、被災地を後としました。

今回のサッカーイベントを行うことで、選手もまた名古屋グランパスとしても改めて、多くのことを考えさせられました。最後となりましたが、今回のサッカーイベントを開催するにあたり、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、今後とも名古屋グランパスをよろしくお願いいたします。