2016シーズン試合結果

明治安田生命J1リーグ1stステージ 第13節:名古屋グランパスvs鹿島アントラーズ

最終更新日時 2016/05/22 11:30

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豊田スタジアム 5/21(土) 18:34キックオフ

試合前

日中は真夏のような暑さに見舞われた豊田スタジアム。明治安田生命J1リーグ1stステージ第13節はホームで鹿島アントラーズとの対戦となる。

前節、アウェイでのヴァンフォール甲府戦、終了間際の同点ゴールで引き分けたグランパス。1週間の間隔をあけ今日の試合となる。

GirlsFestaと題され女性サポーターをターゲットとした様々なイベントが開催されたが、そのイベントもひと段落したスタジアム。徐々にサポーターも席へとつき緊張感が漂いはじめたなか、ウォーミングアップのため選手がピッチへと姿を現した。ゴール裏をグランパスレッドに染めるサポーターへ深々と礼をするとハーフコートへと広がりアップを開始。直前にスプリンクラーによる散水が行われたピッチは程よく水分を含み、アップを行う選手たちは長短のパスや短いスプリント、サイドステップなどで今月3度目の戦いとなる豊田スタジアムのピッチを確かめているようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは武田。ディフェンスラインは右から矢野、オーマン、竹内、高橋の4人。イ スンヒ、明神が中盤底を固めシモビッチの1トップ、その後ろに野田、田口、永井が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った名古屋ボールでキックオフ。

1分、鹿島・鈴木からのクロスは武田が直接抑える。

2分、名古屋ペナルティエリア内左から鹿島・ジネイの左足のシュートは武田が正面で抑える。

3分、鹿島陣内中央で明神のパスカットからシモビッチ、ペナルティエリア手前の永井が左へと流れながら前を狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。

5分、鹿島ペナルティエリア内右でボールを受けた永井のグラウンダーでの折り返しは鹿島・ブエノがカット、前へとクリアされる。

6分、武田からのボールを前線の田口がヘディングで競り合い裏へのボールをシモビッチが追うが、前へと出た鹿島・曽ヶ端に先にクリアされてしまう。

7分、ハーフライン付近左から高橋の鹿島・伊東の裏を狙った浮き球を永井が追うが、ペナルティエリアを出た鹿島・曽ヶ端に先にクリアされる。

8分、鹿島陣内中央の野田から左の永井の前を狙ったボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

9分、センターサークルでパスカットしたオーマンからのボールを受ける永井が鹿島・柴崎に後ろから倒され、鹿島陣内中央でフリーキックを得る。

10分、ここからのフリーキック。田口が右足で鹿島ペナルティエリア内右へと上げたボールを野田が折り返そうと飛び込むが、ディフェンスに密着されボールは直接ゴールラインを割る。

11分、ハーフライン付近左の永井から、右サイドを上がる野田の前へ大きな展開を狙うが、ボールは直接タッチラインを割る。

12分、鹿島陣内右、ハーフライン近くで矢野が鹿島・カイオに倒され得たフリーキック。田口から鹿島ゴール前へのボールは中央で相手ディフェンスにクリアされる。

13分、鹿島・赤崎が右からディフェンスライン裏を取りゴール前へボールを持ち込むが、飛び込んだ武田がボールを抑える。

14分、左からのクロスを鹿島・ジネイが頭で狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。

15分、鹿島陣内左ハーフライン付近で武田からのゴールキックを競るシモビッチが後ろから抑えられフリーキックを得る。

16分、ここからのフリーキック、田口から鹿島ペナルティエリア内右のボールを矢野が頭で折り返そうと狙うが、ボールはカットされてしまう。

17分、名古屋陣内右を上がる鹿島・鈴木の前へのサイドチェンジのボールはタッチラインを割る。

18分、自陣でボールを回す名古屋。竹内から武田へと戻したところに対し鹿島・ジネイにプレスをかけられるが、左へとかわし竹内がクリアする。

19分、センターサークル内で田口が鹿島・小笠原に引っ掛けられフリーキック、素早いリスタートで右の野田、外の矢野へと回しクロスを狙うが、このボールは鹿島・ブエノにヘディングでクリアされる。

21分、名古屋ペナルティエリア右からのクロス、鹿島・ジネイのヘディングはオーマンが触り枠を外れる。

22分、鹿島・左からのコーナーキックは中央で矢野が触り逆サイドへ、このボールを粘った鹿島・カイオからの速いボールはディフェンスに当たりゴールラインを割る。

23分、鹿島・左からのコーナーキック。中央でのこぼれ球をペナルティエリア手前で拾った鹿島・カイオが左足で狙うが、このボールはディフェンスに当たり、その後のプレーで鹿島側のオフサイドとなる。

25分、ハーフライン手前のイ スンヒから縦へのボールをシモビッチが相手ディフェンス裏でワンタッチで落とすが、これはオフサイドの判定となってしまう。

26分、自陣でこぼれたボールに飛び込んだオーマンと鹿島・赤崎が交錯、このプレーで鹿島・赤崎に対しイエローカードが提示される。

27分、ハーフライン手前左の竹内から鹿島ペナルティエリア内右を狙う野田の前へのボールは相手ディフェンスに抑えられボールはクリアされる。

29分、自陣右のオーマンから縦へのボールを相手ディフェンスを背負ったシモビッチが足先で落とすが、ボールはタッチラインへとクリアされる。

31分、鹿島ペナルティエリア右で縦へと突破した矢野のクロスは永井が飛ぶが触れられず逆サイドへと流れる。これを拾った高橋からのクロスも鹿島・曽ヶ端にクリアされる。

32分、名古屋ペナルティエリア内左で後ろからのボールを前へとコントロールした鹿島・赤崎の左足のシュートは武田が正面で抑える。

33分、鹿島・左からのコーナーキックはニアサイドでイ スンヒがクリアする。

34分、田口から鹿島・山本の裏へと通したパスに飛び出した永井がペナルティエリア内右から右足で狙うが、このシュートは鹿島・ブエノのスライディングでクリアされる。

35分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールをファーサイドの野田が頭で折り返すがオーマンへは届かず、クリアボールを拾ったイ スンヒの左足のシュートは相手ディフェンスに当たり枠を外れる。

36分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールをファーサイドの野田が頭で折り返すが、このボールは鹿島・曽ヶ端にクリアされる。ここからカウンターを狙い長くなったボールを狙った永井の足元へ鹿島・柴崎のスライディングが入り、鹿島陣内中央から名古屋ボールのフリーキックを得る。

37分、永井が足を押さえピッチへと倒れたため主審が近寄るが、立ち上がりプレーは続けられるようだ。

38分、ここからのフリーキック、田口が鹿島ゴール前へと上げたボールは相手ディフェンスがクリア、こぼれ球を拾った永井のシュートが相手ディフェンスに当たり大きく浮きながらも枠へと向かうが、鹿島・曽ヶ端にはじき出されてしまう。名古屋・右からのコーナーキック。田口からのボールを相手ディフェンスに密着されながらシモビッチが頭で合わせるが、クロスバーを越える。

39分、鹿島ペナルティエリア手前で永井からの足元へのボールをシモビッチがコントロール、後ろから追い越した田口がボールを触り左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。

41分、鹿島陣内中央で明神のパスカットから左を上がる永井の前へ、永井が右足で狙うが、このシュートは前へと出てコースを切った鹿島・曽ヶ端に弾かれてしまう。

42分、名古屋陣内右で矢野と競った鹿島・カイオに対しイエローカードが提示される。

43分、鹿島陣内中央右から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で上げたボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。

45分、名古屋ペナルティエリア内右でオーマンのクリアを拾った鹿島・赤崎からグラウンダーのボールは竹内がクリア。
(アディショナルタイム表示:1分)

アディショナルタイム1、鹿島陣内左からのスローインを永井から高橋へ落としたところで前半終了。

ボールポゼッションでは上回りながらなかなかシュートまで持ち込めない名古屋に対し、ボールを持ってからは速く、確実性の高いプレーでゴール前まで迫る鹿島。それでも前半35分過ぎからはセットプレーも含め立て続けにシュートを放った名古屋だったが、永井の絶好機は鹿島・曽ヶ端のセーブに阻まれスコアレスでの折り返し。

4月に行われたナビスコカップ同カードでは後半崩れ失点を重ねた相手に対し、後半も慎重な戦いから先制ゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、鹿島ボールでキックオフ。

【得点】
1分、センターサークル付近でボールを持った田口が1人交わしシモビッチとワンツー。一旦ペナルティエリア手前左の永井へあずけ戻したボールを田口が右足アウトサイドでシュート。このボールがゴール左に突き刺さり後半開始早々、欲しかった先制ゴールを奪った。

3分、名古屋ペナルティエリア内で味方の落としを体をひねり合わせた鹿島・ジネイの右足のシュートは武田が抑える。

5分、自陣右から名古屋ボールのフリーキック。武田から左へと開くシモビッチを狙ったボールは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

6分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールをニアサイドでそらしファーサイドの野田が胸で落とすが、シュートへは持ち込めずボールはクリアされてしまう。

7分、鹿島ペナルティエリア手前中央から明神の右足のシュートは相手ディフェンスがブロック。再び明神から左の永井へと渡し中へ浮かせたボールをシモビッチが体をひねり頭で合わせるが、鹿島・曽ヶ端が弾きクリアされる。

8分、鹿島1人目交代:赤崎→土居

9分、鹿島ペナルティエリア左で永井が倒されフリーキックを得る。ここからのフリーキック、田口が右足で鹿島ゴール前の密集を越すようにファーサイドギリギリの枠を狙うが、このシュートは右へと外れてしまう。

10分、自陣左でボールを奪った田口から左の永井の前を狙うが、相手ディフェンスにスライディングでクリアされる。

【失点】
11分、名古屋陣内左からフリーでディフェンス裏へ抜け出した鹿島・カイオに右足でのシュートを決められ同点とされてしまう。

13分、右からのクロスを鹿島・土居に頭で合わせらえるが、このシュートは武田が弾き、こぼれ球に鹿島・ジネイが詰めるが、ここもオーマンが密着しボールはゴールラインを割る。

14分、自陣左で鹿島・鈴木と交錯した明神に対しイエローカードが提示される。

15分、右サイドハーフライン手前でハイボールを狙う矢野が抑えられフリーキックを得る。

16分、名古屋陣内右を上がった鹿島・伊東からのクロスは武田が直接抑える。

17分、自陣で田口の飛び込みからイ スンヒがパスカット、そのまま中央を持ち上がり左の永井が中央へと持ち込みペナルティエリア内右のシモビッチ、その外を駆け上がった田口へと通すが、角度の厳しい位置からのシュートは枠を外れる。

18分、鹿島ペナルティエリア右で矢野が粘ったクロスからコーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック田口が右足で上げたボールを竹内が中央で合わせるが、このシュートは枠を外れる。素早いリスタートから鹿島がカウンター、名古屋陣内左でカイオが持ち上がるがイ スンヒがゴールラインへとクリア。

19分、鹿島2人目交代:小笠原→永木
鹿島・左からのコーナーキックはファーサイドでオーマンがクリアする。

20分、鹿島ペナルティエリア左でシモビッチが粘りコーナーキックを得る。

【得点】
21分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールに、中央後ろから走りこんだ竹内が、グランパスサポーターの目の前のゴールへ、ヘディグで豪快に突き刺し再びリードに成功した。

23分、名古屋ペナルティエリア手前左から鹿島・カイオのミドルシュートはオーマンが右足でブロック、これをクリアする。再び名古屋ペナルティエリア右の鹿島・鈴木へとボールが渡るが、ここは高橋がファールで止める。

24分、名古屋ペナルティエリア右から鹿島ボールのフリーキック。鹿島・柴崎からゴール前へのボールは密集を飛び越え逆サイドへと流れる。

25分、左からのクロスを鹿島・ジネイが胸でコントロール、左足でのシュートを狙うが高橋が飛び込み打ち切らせず、弱くなったシュートは武田が抑える。

26分、鹿島が自陣でボールを回すが、センターサークル付近で鹿島・ジネイがその場に倒れこんだためボールを外へと出しプレーを止める。鹿島・ジネイはそのまま担架で外へと出される。

27分、鹿島:3人目交代:ジネイ→杉本

28分、センターサークル付近から名古屋ペナルティエリア右へのボールを鹿島・伊東に頭で中へと降り返されるが、武田が直接抑える。
名古屋1人目交代:野田→古林

29分、鹿島陣内左から名古屋ボールのスローイン。高橋とのパス交換を受けたシモビッチからのクロスに右から走りこんだ田口が頭で合わせるが、このシュートは鹿島・曽ヶ端に弾かれ枠を外れる。

30分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドでクリアされる。ハーフライン付近で拾った高橋から左の永井へ。ここで相手ディフェンスと交錯した永井が治療のため担架でピッチの外へと出される。

32分、鹿島・伊東からのクロスは武田が抑える。ここで、主審から治療を終えた永井の復帰が認められる。

33分、鹿島陣内左で田口からのパスを永井が鹿島・ブエノの裏へと蹴り出し突破を狙うが、ボールはゴールラインへとクリアされる。

34分、治療を終えた永井だったが、鹿島ペナルティエリア手前でピッチへと座り込み再び担架で外へと出される。

35分、名古屋2人目交代:永井→小川
名古屋・左からのコーナーキックはニアサイドでクリアされる。

36分、左からのクロスを鹿島・鈴木に体をひねったヘディングで合わせられるが、このシュートは武田が見送り枠を外れる。

37分、自陣左で高橋のパスカットからのボールを追った小川が後ろから倒されフリーキックを得る。

38分、自陣中央でオーマンが足を痛めピッチへと座り込んだため、担架が呼ばれるが、立ち上がり自身の足で一旦コートの外へと出て治療を受ける。

39分、鹿島陣内左で小川のパスカットからのボールに飛び込んだ明神が相手選手と足を交錯させピッチへと倒れるが、すぐに起き上がりプレーは続けられるようだ。

【失点】
41分、名古屋ペナルティエリア手前左からのクロスに、右から走りこんだ鹿島・鈴木のヘディングでのゴールを許し再び同点とされてしまう。

42分、名古屋陣内左を上がる鹿島・土居の前へのボールはオーマンから武田へと戻しクリアする。

43分、ハーフライン手前でボールを受けた小川が鹿島・永木に後ろからユニフォームを引いて止められフリーキックを得る。

44分、ここからのフリーキック、竹内からのボールを鹿島ペナルティエリア内右のシモビッチが頭での折り返しを狙うが、ボールはゴールラインを割る。

45分、鹿島ペナルティエリア手前左の小川から中へのボールをシモビッチが後ろ向きのトラップでゴール方向へ落としターンするが、ボールは鹿島・曽ヶ端に抑えられてしまう。
(アディショナルタイム表示:6分)

アディショナルタイム1、鹿島ペナルティエリア右で田口からボールを古林がダイレクトで中へと狙うが、ボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。

アディショナルタイム2、自陣で小川のパスカットからシモビッチが頭で落とし田口が右を上がる古林の前へと狙うが、ボールはタッチラインを割る。

アディショナルタイム3、ハーフライン右手前の古林から右へと開くシモビッチを狙うが、相手ディフェンスに密着されタッチラインを超える。

アディショナルタイム4、自陣でのパスカットからハーフライン左を超えたイ スンヒからゴール前のシモビッチの前を狙ったボールは鹿島・曽ヶ端が先に抑える。

【失点】
アディショナルタイム5、名古屋ディフェンスライン裏へと抜けたボールに鹿島・カイオが抜け出すと、武田も飛び出せず右足でのシュートを決められ終了間際に逆転されてしまう。

アディショナルタイム6、キックオフから左を上がる小川の前へを狙ったボールはゴールラインを割る。

アディショナルタイム7、名古屋陣内左へ流れる鹿島・土居の前へのボールはタッチラインを割る。このスローインを中へと入れたところで試合終了。

ホームで2度のリードを奪った名古屋だったが、追いつかれると、前節、意地を見せた後半アディショナルタイム。前への意識が強くなりすぎたところでディフェンスの裏を取られまさかの逆転ゴールを許し2-3で敗戦。試合自体は白熱し、悲観する内容でもなかったが最悪の結果に、試合後サポーターから大きなブーイングを浴びせられた。


試合終了後記者会見

160521ogu.jpg非常に残念です。いい内容の時間帯が多かっただけに、勝てた試合だったと思います。選手も戦う気持ちを見せてくれて、内容的にはポジティブなシーンも多く出ました。ただし、いろいろな部分でもったいないシーンが多かったです。特に失点のシーンや、もう1点、2点決められる場面もありました。そういった意味でもったいなかったという印象です。内容が良かったにもかかわらず勝たせてあげられなかったことは、選手にも申し訳ないですし、応援に来てくれたサポーターの皆さんにも本当に申し訳なく思っています。

Q.3枚目の交代カードを切らなかった理由について教えてください。

もう1枚のカードを切る選択肢として、交代した選手以外では考えていませんでした。

Q.オーマンが足を痛めたことも、交代カードを切らなかった要因になったのでしょうか?

もしかしたらというのは頭にありました。しかし、それだけが要因ではありません。

Q.田口選手がトップ下で先発し、1得点1アシストを記録しました。彼のパフォーマンスについてはどのように評価していますか?

元々がトップ下の選手ですし、今シーズンはボランチで意欲的に取り組んでいたことから、守備の貢献度も高かったと思います。最初のゴールはとても素晴らしい得点でした。その後も気持ちが乗ったのか、守備の場面でプレスの圧力も上がりました。田口をトップ下に置き、明神を加えた中盤のバランスは悪くなかったと思います。そこが崩れて失点につながったわけではなかったです。

Q.終盤に失点を重ねてしまいました。少し足が止まったように見えましたが、単純にフィジカル的な問題なのでしょうか?

局面で足が止まってしまいましたが、全体的に見るといつもより足は動いていました。データを見ていないので分からないですが、見方としてはそうだと思います。運動量が落ちたというよりも、ポケットに入ったように止まってしまった。3失点目は競らずに足が止まってしまったところから生まれました。失点シーンだけでなく、相手からの圧力が掛かった時に自分たちで跳ね返すことが必要だったと思います。

Q.2対2に追いつかれた後は、3点目を取りにいこうと考えていたのか、ボールを落ち着かせようとしたのでしょうか?どのように考えていますか?

普段から勝ちにこだわっているので、何を言わずとも選手たちは3点目を取りにいってくれました。その中で相手からの圧を受けて、後ろに下がってしまった。そこに対してはいろいろな改善点があります。攻撃でいけそうな場面でも中途半端に終わったシーンはもったいなかったと思います。ただし、2対2のままで終わるという選択肢はなかったです。