2010J1リーグ第17節:FC東京vs名古屋グランパス

最終更新日時

2010/08/09 14:10

AWAY GAME

味の素スタジアム 8/8(日) 19:05キックオフ

試合前

分厚い雲に覆われた味の素スタジアム。2010J1リーグ折り返しとなる第17節は、アウェイでFC東京との対戦となる。

午後6時35分、ウォーミングアップのために選手達がピッチへと姿を現すと、4万人のキャパシティを誇る味の素スタジアムの一角を真っ赤に染める、グランパスサポーターから大きな歓声がわき起こる。お盆休みと重なった日曜日のアウェイゲーム、名古屋からもちろん関東在住のグランパスサポーターも加わり、約2500人がこの味の素スタジアムへ駆けつけたようだ。

前節、アウェイでの横浜F・マリノス戦に勝利した名古屋だが、その試合で中村が右ハムストリングスに肉離れを起こし、戦線離脱となってしまった。代わって今日はブルザのビッチが同じ中盤の位置での出場が予想されるが、試合前のウォーミングアップでもいつも通りの表情で軽快にボールを回している。

さらに今日は、リーグ戦では初めて磯村がベンチ入りを果たし、試合途中からの出場に備える。中村、吉村の2人が怪我、さらにダニルソンが現在イエローカード累積3枚という状態なため、出場停止となった場合には今後、リーグ戦での先発の可能性もある。チームの雰囲気や戦いに、少しでも慣れておく機会となるだろう。

サポーターからの歓声を受け、ウォーミングアップでしっかりと汗を流した選手達。アウェイでの連戦、そして前半戦最後の試合を気持ちよく終わらせるためにも、高いモチベーションを保ち、闘志みなぎる表情でロッカールームへと姿を消した。

前半

お馴染みとなった、FC東京サポーターによる「You'll Never Walk Alone」が響き渡る味の素スタジアム。名古屋サポーターもこの演出を楽しんでいるようで、終了後には拍手でスタジアムを盛り上げ、一気に試合前のボルテージが上がったようだ。そんな中、22人の選手がピッチへと姿を現すと、名古屋サポーターも総立ちで迎え入れ、臨戦態勢が整った。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中、闘莉王、増川、阿部の4人。ダニルソン、マギヌン、そして怪我の中村に代わって出場するブルザノビッチが中盤を構成し、金崎、ケネディ、玉田の3トップによる4-3-3の布陣で試合に臨む。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドをとった白のユニフォームの名古屋に対し、FC東京ボールでキックオフ。

1分、名古屋陣内でボールを受けたFC東京・羽生から、左へ流れるFC東京・大黒へスルーパスが出るが、これはそのままタッチラインを割る。
2分、ハーフライン付近で阿部がFC東京・平山を倒し、フリーキックを与える。これを素早くリスタートしたFC東京が名古屋陣内左へボールを送り、FC東京・羽生がミドルシュートを狙うが、楢崎が正面でキャッチ。
3分、FC東京・左からのクロスをニアサイドに走り込んだFC東京・大黒に頭で合わせられるが、これは闘莉王が体に当ててコースを変え、ゴールラインを割る。
4分、FC東京・右からのコーナーキック。名古屋ゴール前に上げられたボールをファーサイドのFC東京・森重に頭で合わせられるが、これは枠の左へと外れる。
6分、ハーフライン上でケネディが相手選手を倒し、フリーキックを与える。素早いリスタートのFC東京、右サイドを上がる石川へと繋ぎ、中央へクロスを狙うが、増川がスライディングでクリア。
7分、FC東京・右からのコーナーキックは、名古屋ゴール前でディフェンスがクリア。
8分、相手陣内でブルザノビッチがボールを奪う。素早く右を上がる金崎へと繋ぎ、そこからのクロスをケネディが頭で合わせるが、これは枠を外れる。
9分、左サイドで玉田、阿部、マギヌンと左利きの3人でボールを繋ぎ、相手ペナルティエリア手前のブルザのビッチへと送るが、トラップしたボールは相手ディフェンスにクリアされてしまう。
10分、闘莉王とFC東京・平山の競り合いからこぼれたボールをFC東京・石川が拾い、左の大黒へ。ここからFC東京・大黒が低い弾道のシュートを狙うが、これはディフェンスに当たり、FC東京ボールのコーナーキックとなる。
11分、FC東京・右からのコーナーキック。FC東京・石川が低く蹴ったボールをFC東京・梶山にミドルで合わせられるが、これもディフェンスに当たりラインを割る。
12分、左サイド高い位置でボールを受けた金崎から、中央を上がるダニルソンへとボールを戻す。ここからダニルソンが左足でのミドルシュートを放つが、これは抑えが利かずクロスバーを超える。
13分、名古屋ゴール前でFC東京・石川の低いクロスを田中がカット。ここからマギヌンへ繋ぎ、前線・右へ流れるケネディへのスルーパスを狙うが、これは相手ディフェンスにカットされてしまう。
15分、相手陣内中盤でのルーズボールをマギヌンが直接ヒールで右へと流す。これを拾った田中が右サイドからドリブル突破を狙うが、蹴り出したボールが大きく、相手ディフェンスにクリアされてしまう。

開始早々からホームFC東京の猛攻にさらされる名古屋。ポゼッション、シュート数でも相手に大きく上回られ、苦しい時間帯が続く。

17分、ハーフライン付近でボールを受けた闘莉王からのロングフィードを、ケネディが頭でペナルティエリア内へと落とす。これに反応した金崎がボールを追うが、ここは相手キーパーにキャッチされる。
18分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けたFC東京・平山に、左足で強烈なミドルシュートを放たれる。しかし、楢崎が後ろ方向へ飛びながら、僅かにボールに触ってコースを変え、このシュートはポストに当たり外へとこぼれた。
19分、FC東京・石川の右からの低いクロスは、増川がゴールライン方向へ蹴り出してクリア。
20分、FC東京・右からのコーナーキック。FC東京・石川の蹴ったボールをFC東京・森重に頭で合わせられるが、これはクロスバーを超える。
21分、相手陣内でマギヌンが倒されて得たフリーキック。これを闘莉王が蹴り、エリア手前で金崎が頭で受けるが、コントロールする事が出来ず、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
22分、右サイド高い位置から金崎がドリブルを仕掛け、コーナーキックを得る。名古屋右からのコーナーキック。マギヌンの蹴ったボールに増川、闘莉王が詰めるが、このボールは相手キーパーにキャッチされる。
23分、左サイド高い位置で金崎からのリターンパスを受けた阿部。ドリブルを仕掛けていくが、これは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
24分、FC東京のゴールキックは、増川がFC東京・平山と競り合いながら、頭で前線へとクリアする。
25分、FC東京陣内でボールを回す名古屋。金崎からのワンタッチでのパスを受けたダニルソンが、ゴール前へクロスを上げるが、これは相手キーパーにキャッチされてしまう。
27分、ワンツーパスから左サイドを破ったFC東京・羽生のクロスは、増川がスライディングでクリア。
28分、名古屋陣内でボールを奪ったFC東京。素早くゴール前へと繋ぎ、FC東京・平山が右足でシュートを放つが、これは阿部の体に当たりコーナーキックとなる。
29分、FC東京・右からのコーナーキックはダニルソンが頭で弾き出す。これを拾ったFC東京が再度繋ぎ、右サイドのFC東京・石川へとボールを送るが、ここは名古屋のディフェンスがラインをしっかりと上げ、オフサイドの判定となる。
30分、FC東京ゴール前で玉田の粘りから阿部へと繋いでいくが、ここからのクロスは相手ディフェンスにクリアされてしまう。

依然として苦しい時間帯が続く名古屋。しかしながらFC東京のスピードも少し落ちて来ているだけに、効果的なカウンターを仕掛けたい。

32分、FC東京右からのクロスに、ゴール前で増川と楢崎が交錯しヒヤリとするが、ボールは増川に当たりゴールラインを割る。
33分、FC東京・右からのコーナーキック。ゴール前へのボールが流れたところでファーサイドのFC東京・今野に渡り、右足でのシュートを放たれるが、これはクロスバーを超える。
35分、名古屋陣内ゴール前正面30m程度の位置でボールを受けたFC東京・石川。ミドルシュートを狙うが、これは楢崎が正面でキャッチ。
36分、阿部からのパスを絶妙なフェイントで受け、相手ディフェンス2人を置き去りにしたマギヌン。短いドリブルから中央へ駆け上がる金崎へスルーパスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされてしまう。
38分、阿部からのゴール前へのクロスはクリアされる。これを拾ったブルザノビッチがフェイントを入れて、左足でのミドルを狙うが、これは相手ディフェンスに当たりクリアされてしまう。
39分、名古屋陣内でFC東京のパスを闘莉王がインターセプト。ここから左の金崎へとロングボールを狙うが、ここはタイミングが合わず、ボールはタッチラインを割ってしまう。
40分、名古屋陣内ゴール正面右寄り、35m程度の位置で、阿部がFC東京・平山を倒し、フリーキックを与える。
41分、このフリーキックをFC東京・キムが左足で直接狙うが、これはシュートは壁に当たり、名古屋がクリア。
42分、闘莉王からのロングボールを左で受けた金崎。中を向いてのドリブルからゴール前へクロスを上げるが、これはケネディには届かず、相手ディフェンスにクリアされる。これを拾ったダニルソンが左足でのミドルシュートを放つが、これはクロスバーを超える。
43分、FC東京・左からのサイドチェンジが阿部の裏へと抜けるが、そのままタッチラインを割る。
44分、FC東京・右からのクロスは、増川が足の先に当ててクリア。
45分、名古屋陣内ハーフライン付近でマギヌンが倒され、フリーキックを得る。
(ロスタイム表示:1分)

ロスタイム1、このフリーキックを闘莉王、田中、闘莉王と短く繋ぎ、FC東京ゴール前へボールを入れるが、これは相手キーパーにキャッチされる。その後もボールを拾った名古屋がディフェンスラインを押し上げながらボールを繋ぐが、ここで前半終了。

試合開始早々からホームFC東京の圧力にさらされた名古屋だったが、ディフェンス陣が集中して45分間を無失点でしのいだ。後半はポゼッションを高めた自分たちのスタイルを取り戻し、反撃に出たい。

後半

後半、エンドを替え名古屋ボールでキックオフ。

1分、右タッチライン際でケネディとのワンツーから抜け出した金崎。エリア内へと侵入するが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
2分、名古屋右からのコーナーキック。マギヌンが蹴ったボールをケネディが頭で合わせるが、これはしっかりとヒットすることができず、枠の左へと外れる。
3分、FC東京・右からのクロス。これを左からエリア内へ侵入したFC東京・羽生にダイレクトボレーで合わせられるが、これは枠の右へと外れる。
4分、FC東京・ペナルティエリア内でのルーズボール。これを金崎がゴール方向へヒールで流すが、これにはケネディが反応できずクリアされてしまう。
5分、ハーフライン付近ボールを持った玉田からケネディへのパスは、相手ディフェンスにカットされる。ここからFC東京のカウンターを受け、名古屋ゴール前へクロスを上げられるが、これは闘莉王が頭でクリア。
6分、FC東京・左からのコーナーキックは、名古屋ディフェンスがゴールライン方向へ蹴り出す。2本目のコーナーキックは細かく繋ぎ、FC東京・羽生が名古屋ゴール前へ大きく蹴るが、これは楢崎が両手でしっかりと抑える。
7分、左サイド高い位置で名古屋がボールを奪う。金崎がドリブルを仕掛け、中央へクロスを上げるが、これは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。
8分、名古屋左からのコーナーキックは、FC東京ゴール前でクリアされる。
9分、左サイドの阿部からのクロス。これをFC東京ペナルティエリア内でケネディが足に引っ掛けようとするが、これが相手ディフェンスに当たりファールの判定となる。
11分、右サイド上がったFC東京・椋原のクロスはそのままゴールラインを割る。
12分、FC東京ゴール前右45度、28m程度の位置で玉田が引っ掛けられ、フリーキックを得る。このフリーキックを玉田が左足で上げると、後ろから走り込んだケネディがフリーの状態で頭で合わせるが、枠の左へと外れてしまう。
13分、名古屋陣内でのバックパスをFC東京・大黒に追われヒヤリとするが、ここは楢崎が落ち着いて右のタッチラインへと蹴り出す。
14分、FC東京1人目交代:羽生→徳永

15分、ケネディの競り合ったボールを拾ったFC東京。素早く前線のFC東京・平山へと繋ぎ、右足でミドルシュートを狙われるが、これも楢崎が正面でしっかりとキャッチ。

後半開始からここまでは互角の戦いを続ける両チーム。前半に比べFC東京の運動量も少し落ちているように感じ、名古屋としては反撃を仕掛けたい。

16分、ブルザノビッチからのスルーパスに、右サイドを抜け出した田中。ライン際までえぐってのクロスを、ゴール前中央の金崎が頭で合わせるが、これは枠の右へと外れる。
18分、FC東京中盤からのボールは闘莉王が落ち着いてコントロールし、楢崎から右の田中へと蹴り出す。
19分、相手陣内左寄りでボールを受けたダニルソンがゴール前へふわりと浮かせたボールを送るが、これは相手キーパーにキャッチされる。
20分、相手陣内左の阿部からのアーリークロスは相手ディフェンスが頭でクリアし、名古屋ボールでのコーナーキックとなる。
21分、名古屋右からのコーナーキック。金崎が右足で蹴ったボールをファーサイドの闘莉王が頭で中へと折り返すが、このボールは相手キーパーがキャッチ。
22分、右サイドでドリブルから相手ディフェンス2人を引きつけた金崎が、サポートへ入ったマギヌンへとボールを戻す。ここからマギヌンがゴール前のケネディへクロスを狙うが、このボールはゴールラインを割ってしまう。
23分、名古屋ゴール前でドリブルの仕掛けからのこぼれ球を拾ったFC東京・平山に左足でシュートを打たれるが、これはクロスバーを大きく超える。
名古屋1人目交代:ブルザノビッチ→小川
ここでストイコビッチ監督は、疲れの見えはじめたブルザノビッチに代えて小川を、同じ中盤の位置へ投入してきた。

25分、FC東京ゴール前でケネディとの縦へのワンツーから抜け出そうとした金崎だが、ボールにスライディングで反応した際に相手ディフェンスを引っ掛けてしまい、イエローカードを提示される。
27分、相手陣内左で阿部が倒され、フリーキックを得る。
28分、FC東京ゴール前左寄り35m程度の位置からのフリーキック。これをダニルソンが左足の強烈なシュートで蹴り込むが、FC東京・塩田が指先で枠の外へと弾き出す。
29分、名古屋右からのコーナーキックは、エリア内で相手選手を押さえてしまい、ファールの判定となる。
30分、FC東京・椋原のクロスは闘莉王が頭でクリア。さらにこぼれ球をFC東京・石川がミドルで狙うが、その前のプレーで手を使い、ハンドの判定となる。

依然として0-0の状況が続くが、後半に入りボールポゼッションを高めた名古屋。試合は残り15分、なんとしてもゴールを決めたい。

32分、名古屋ゴール前でのボール回しを増川がカット。そのまま左へとボールを送るが、これはタッチラインを割ってしまう。

33分、名古屋2人目交代:玉田→杉本
FC東京2人目交代:平山→重松

34分、名古屋ゴール前右でボールを受けたFC東京・大黒に強烈なミドルシュートを狙われるが、これは枠の左へと外れる。
35分、名古屋陣内右で杉本がFC東京・石川を後ろから倒してしまい、このプレーに対しイエローカードを受ける。FC東京のフリーキック。FC東京・石川の蹴った速いボールが名古屋ディフェンスに当たり、ゴール方向へと飛ぶが、これも枠の左へと外れる。
36分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを繋ぐFC東京。FC東京・キムが受け、左足で強烈なミドルを狙われるが、これも枠の左へと外れる。
名古屋3人目交代:マギヌン→三都主

37分、右サイドで田中からのボールを受けた杉本。ここから相手ディフェンスの股下を抜いてゴール前へボールを送るが、これは相手キーパーにキャッチされる。
FC東京3人目交代:石川→リカルジーニョ

39分、FC東京自陣からのロングボールを競り合った阿部がピッチに倒れ、一旦プレーが止められる。
40分、プレー再開から三都主が相手キーパーへ渡したボール。これをFC東京ディフェンスラインで繋ぎ、右前線へ大きく蹴るが、これは直接タッチラインを割る。
41分、ケネディと相手ディフェンスが交錯したルーズボールに杉本が詰めるが、ここで相手選手と交錯、ファールの判定となる。
42分、FC東京・左サイドの大黒から中央へのパス。これを受けたFC東京・リカルジーニョに振り向いてのシュートを打たれるが、これに反応した楢崎がしっかりとボールを抑える。
43分、闘莉王からの縦パス。これをケネディが相手ディフェンスと競り合いながら受けようとしたが、ファールの判定を取られてしまう。
44分、FC東京陣内でボールを受けた小川が右足でミドルシュート。しかし、このシュートは相手キーパーに指先で弾き出されてしまう。
45分、名古屋左からのコーナーキック。三都主が蹴ったボールは相手ディフェンスが頭でクリア。
(ロスタイム表示:3分)

ロスタイム1、増川が相手エリア内で粘って得たコーナーキック。これを三都主が左から蹴ると、ゴール前で闘莉王が合わせるが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
ロスタイム3、名古屋陣内でボールを繋ぐFC東京。田中のクリアが裏側へ抜けると、それに反応して抜け出したFC東京・重松にフリーで枠内へのシュートを打たれるが、これも楢崎が抜群の反応で枠の外へと弾き出す。

【得点】
ロスタイム4、FC東京陣内左で得たフリーキック。これを三都主が前線へ低く蹴り、左で受けた金崎からさらに大外を上がる三都主へとヒールで繋ぐ。ここからの三都主のクロスをゴール前ファーサイドから相手ディフェンスを弾きながら飛び込んだ闘莉王が頭で押し込み、最後の最後に名古屋がゴールを決めた。

そしてFC東京ボールでのキックオフとなった所で試合終了。

後半チームを立て直しながらもなかなか得点の決められなかった名古屋。それでもカウンターから幾度も訪れたピンチを楢崎を中心にしてしのぎ、最後は闘莉王が気迫で押し込む劇的なゴールでFC東京を下し、3連勝を果たした。


試合終了後記者会見

100808_sto.jpg今日のゲームは、FC東京さんにとってもハードなゲーム内容だったと思いますし、我々にとってはこのように勝つことができて、良いゲームでした。今日は全般的に競い合うようなゲーム内容だったと思います。両チームとも勝ちに行ったゲームでした。前半は我々がラッキーだった点があると思いますが、後半はたくさんチャンスがあり、ケネディがヘッドを決められませんでした。ただ重要なのは、しっかりゴールを決めて勝ち点3を取り、名古屋へ帰るという事です。

Q.前半と後半で違う試合になりましたが、ハーフタイムで何か変更をされたのでしょうか?それとも、相手の体力などが落ちたのでしょうか?

FC東京さんの体力が落ちてしまったかどうかは分かりません。こちらとしては、もっともっとリスクを冒し、後半を攻めたいと思いました。やはり前半にはパスワークが良くなかった点がありましたから、これを変えなければならず、「これだと負けるぞ」という話をしました。"何かを変えなければいけない"、これは言えません。選手と私だけの話ですから。

Q.チャンスでは相手に凌駕され、しかし最後には勝ちきるという勝負強さは、いったい何なのでしょうか?

どのチームも自分達が幸せになるために勝ちに行きます。そして色々なチャンスを掴んでいます。敵も、今日もハードにやって来ました。FC東京さんの統計を見てみると、8ゲーム中7回はドロー、1つ勝ちがありました。本当に勝ちたいチームですよね。今日も勝ちに来たと思います。我々としては、時々はリスクを冒さなければならない事もあります。最後の5分、10分でリスクを冒さなければならない事もあります。一つの例では、アレックスを投入しました。彼はクオリティの高いクロスも入れることが出来ます。それからパーフェクトなクロスも放り込む事が出来ます。今日は決定力という部分であのようなボールが必要でした。グランパスとしては、リスクを冒した攻撃を最後まで続けて行きたいのです。今日だけでなく、闘莉王は本当に決定力を見せてくれましたね。あの時間帯で彼が前に残って、後ろはフリーだった訳です。もし取られてやられたらまずかった訳です。それでもリスクを冒して行けました。そしてパーフェクトなクロスがアレックスから来て、決めることができたのは、200%を出し切って最後まで戦った結果だと思います。最後まで良いプレーが続いたと思います。あれはダイレクトなフリーキックではありませんでした。金崎に当て、アレックスに戻り、それから放り込むことが出来ました。しっかりと準備した中でのクロスであり、あのようなプレーが出たのだと思います。最後まで信じてポジショニングをし、状況を見ながら機会を掴んで試合を終わらせるクロスを最後に入れる事が出来ました。

Q.中村選手がケガをしている中、ブルザノビッチ選手をスタメン起用されましたが、彼の強みはどのような事でしょうか?どのような事を期待したのでしょうか?3名のMF選手についての評価は?

中村直志がケガで出られず、今日はブルザノビッチを使いました。他の選手とのコンビネーションを期待しました。今日は悪くなかったと思いますよ。マギヌンとダニルソンも、十分にチャンスを作っていましたし、上手く回っていました。そんなに悪くないプレーだったと思います。私が期待するのはグランパスの良いコンビネーションのプレーです。FC東京さんは良いサッカーをしてきたので、私達は難しかったのですが、ただ彼はもっともっと出来ると思います。FC東京の戦い方は0よりも、もっと勝ち点を得られる事に値するプレーだったと思います。我々としても勝ちに値するだけの十分なプレーが出来たと思います。内容はFC東京さんより良くなかったと思いますが、私達がメンタル的な強さ、精神力の強さを最後に出し切ることが出来たのだと思います。これで勝ち点3を取ることが出来ました。選手には精神力の強さをしっかりと出してくれて、「ありがとう」を言いたいと思います。