2009J1リーグ第27節:鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

最終更新日時

2009/09/28 01:29

AWAY GAME

県立カシマサッカースタジアム 9/26(土) 18:04キックオフ

試合前

太陽が西へ傾き、照明灯が照らされた県立カシマサッカースタジアム。水曜日に東京・国立競技場で行われたACL準々決勝・第1戦から中2日で、2009J1リーグ第27節:鹿島アントラーズ戦が行われる。

午後5時25分、選手達が試合前のウォームアップのためにピッチへ姿を現すと、スタジアム内の一角を占めるグランパスサポーターから大きな歓声が上がる。

2週間で5試合を戦う過密日程のちょうど真ん中となるこの試合、ストイコビッチ監督はACL川崎戦からスターティングメンバーを4人、入れ替えてきた。リーグ前節・大宮戦から4-4-2のシステムへと戻したグランパスだが、今日の試合では前線でチャンスメイクや得点に絡んで来た玉田、小川の2人がベンチスタートとなり、三都主、ブルザノビッチの2人がゲームメイクの役割を担う事となりそうだ。

ウォームアップを行う選手達の表情は一様に明るい。土・水・土曜と同じ関東地区でアウェイゲーム3連戦となるが、川崎戦後には名古屋へ戻り、リラックスした環境で過ごせたのも大きいのではないだろうか。その川崎戦で、相手選手のハードなプレーで怪我が心配されたケネディも、ウォームアップではフォワードでコンビを組むブルザノビッチとボールを回し、軽快な動きを見せている。

昨年"鬼門"としての歴史に幕を下ろしたカシマスタジアム、その再現へサポーターの期待が高まる午後5時45分、選手達はウォームアップを終えロッカールームへと姿を消した。

前半

サポーターによるコールがスタジアム内に響き渡る中、両チームの選手達がピッチへと姿を現す。

今日のグランパス、ゴールキーパーは広野。ディフェンスラインは右から田中、バヤリッツァ、吉田、阿部の4バック。中盤には杉本、吉村、三都主、マギヌンの4人が並び、ブルザノビッチ、ケネディの2トップによる4-4-2のシステムで試合を始めた。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取ったグランパスに対し、鹿島ボールでキックオフ。

1分、ディフェンスラインでボールを奪ったバヤリッツァから、右の杉本へ。その杉本から左のマギヌンへと大きくサイドチェンジを狙うが、ハイボールを競り合ったマギヌンが相手選手を倒し、ファールを取られる。
2分、鹿島・内田が前線のマルキーニョスへとロングボールを狙うが、吉田が頭でクリア。
3分、鹿島、高い位置でのスローイン。これをグランパスが奪うと、左のマギヌン・ケネディを経由し、相手ゴール前へ走り込む吉村へ。しかし、ボールのコントロールが効かず、相手キーパーにキャッチされてしまう。
4分、鹿島、左からのクロスにゴール前で興梠にヘディングで合わせられるが、このボールはヒットせずラインを割る。

【得点】
5分、左サイド・マギヌンから鹿島ゴール前へのアーリークロス。これをケネディが競り合うと、流れたボールはファーサイドへ走り込んだブルザノビッチの足下へ。ブルザノビッチの右足での強烈シュートは相手キーパーに弾かれるが、こぼれ球をフリーのケネディが無人のゴールへと蹴り込み、幸先良くグランパスが先制ゴールを決めた。
7分、鹿島・右からの素早いスローインでペナルティエリア内までボールを運ばれるが、吉田が落ち着いてクリア。
8分、鹿島・右からのコーナーキック。小笠原が右足でグランパスゴール前へ蹴ったボールは、バヤリッツァが頭でクリア。
9分、鹿島・素早い攻撃から右の小笠原がゴール前へクロスを入れるが、吉田がラインを上げオフサイドを取る。
11分、ディフェンスラインからボールを持ち上がったバヤリッツア。右サイドの杉本へとパスを送るが、相手選手に当たりサイドラインを割る。
12分、左サイド高い位置でマギヌンが戻したボールを受けた阿部が、ゴール前へ精度の高いクロスを上げる。このボールに相手ディフェンスの上からケネディがヘディングでシュートを放つが、キーパーの正面に。

【得点】
13分、鹿島・曽ヶ端へプレスをかけたブルザノビッチがノーファールでボールを奪うと、そのままドリブルでキーパーを置き去りにし、無人のゴールへ来日初となるゴールを決める。

前半、早い時間帯に2得点を決め試合を有利に進めるグランパス。今シーズン、先制ゴールを与えた場合には極端に勝率の下がる鹿島アントラーズが相手だが、この得点差に気を抜く事無く、自分達のスタイルで試合を進めて欲しい。

16分、中盤からのボールにケネディが、相手ディフェンスの裏へ抜けようとするが、トラップの際の足が高く上がり、ファールを取られてしまう。
18分、三都主、阿部、三都主と左サイドでボールを回しながら、ジリジリとラインを上げるグランパス。さらに中央のケネディを経由し、逆サイドの杉本からゴール前のマギヌンへクロスを狙うが、これは相手ディフェンスに頭でクリアされてしまう。
20分、マギヌンから前線のブルザノビッチへ、ピンポイントでのパスが通る。このボールをトラップで一気に相手ディフェンスを交わそうとするが、相手選手に当たってしまいボールを失う。
21分、鹿島ペナルティエリア右手前でのこぼれ球をケネディがダイレクトで狙うが、相手ディフェンスに当たり弾かれてしまう。
22分、鹿島陣内右、約40mの位置からのフリーキック。三都主が鹿島ゴール前へ左足で上げるが、相手ディフェンスがクリア。
24分、今度は鹿島が、名古屋陣内ゴール正面約30mの位置からフリーキック。しかし、このボールは壁に当たり、跳ね返りからのシュートも力が無く、広野がしっかりと抑える。
26分、鹿島・右からのスローイン。ゴール前の鹿島・野沢へと一気に狙うが、バヤリッツァがしっかりと付きクリア。
27分、鹿島・新井場のミドルシュートは枠の左上へと逸れる。
28分、鹿島・右サイドの本山がドリブルへ内側へ切れ込み、左足でシュートを打つが、広野がしっかりと正面でキャッチ。

ボールポゼッション、そして両サイドを使った自分達のスタイルで試合を進めるグランパス。
しかし、25分過ぎ頃からは鹿島もテクニックのある中盤で盛り返しはじめ、互角の展開が続く。

30分、ハーフライン付近でブルザノビッチと鹿島・大岩が接触。このプレーでファールを取られたブルザノビッチにイエローカードが提示される。
33分、鹿島中盤からの縦パスを吉田がカットすると、そこからマギヌン、三都主、右のブルザノビッチへと繋ぐカウンターをしかける。さらにゴール前へと長い距離を走ったマギヌンへスルーパスを狙うが、相手ディフェンスに上手く体を入れられ、ボールを奪われてしまう。
34分、相手ディフェンスのクリアミスにケネディが反応、フリーで抜け出すが、飛び出した鹿島・曽ヶ端にクリアされる。
35分、鹿島・本山にゴール前中央約35mの位置からシュートを放たれるが、これはクロスバーを超える。
36分、左でボールを奪ったグランパス、マギヌンのドリブルからカウンターを狙うが、鹿島・小笠原と交錯しファールを取られてしまう。
38分、吉田から、センターサークル付近へ下がったケネディへの縦パス。ここでケネディが倒されフリーキックを得ると、一気に鹿島ゴール前へと攻めるが、エリア内右でブルザノビッチがドリブルを切り返した所、ボールを奪われる。
40分、グランパス陣内でボールを奪ったブルザノビッチ。右サイドを上がる杉本へスルーパスを狙うが、これは相手選手に当たりボールを失ってしまう。
42分、鹿島ディフェンスラインからのロングボールは、吉田がヘディングで落ち着いて後ろへ流し、広野がキャッチ。
44分、鹿島・小笠原の浮き球をバヤリッツァがカット、そのまま前線のケネディへ。さらに右サイドを上がる杉本へとボールが渡り、ドリブルからゴール前へ速いクロスを返す。しかし、これはコースが合わず、ケネディの後ろをボールが流れてしまう。
(ロスタイム表示1分)

ロスタイム1、ブルザノビッチが奪ったボール。一旦後ろの阿部を経由し、マギヌンが左足アウトサイドでボールを転がすトリックプレーで相手ディフェンスを抜きに掛かるが、ボールは相手に当たりサイドラインを割る。
そしてここで前半終了。

自分達のスタイルであるサイド攻撃から生まれた1点目、そして相手のミスに乗じて決めた2点目とアウェイでの難しいゲーム、決めるべきシーンでしっかりゴールを決めたグランパス。次第に鹿島が試合を盛り返して来た時間帯からは、相手の危険な選手にはセンターバックとボランチの選手2人でしっかり対応し、そこからカウンターを狙うなど理想的な展開で進められている。
後半も、前半同様なゲームを期待したい。

後半

午後7時を回り、スタンドレベルでは風が肌寒く感じるカシマスタジアム。エンドを代えた後半、グランパスボールでキックオフ。

名古屋1人目交代:ケネディ→巻

2点差のグランパス、腰に痛みを抱えるケネディに代え、ストイコビッチ監督は同じく高さのある巻を投入。

1分、名古屋ディフェンスラインからのロングボールをブルザノビッチが競り合い、裏へこぼれたボールに杉本が反応するが、僅かに早く、鹿島・曽ヶ端にボールをキャッチされてしまう。
3分、鹿島・中盤での横パスがルーズとなった所をマギヌンが拾うと、そのあま前線へ走り込む巻へスルーパスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
4分、鹿島・自陣からのスローインで一気に名古屋陣内へと狙うが、戻ったバヤリッツァがしっかりと対応、ボールをクリアする。
5分、名古屋ペナルティエリア手前で横へとドリブルをした野沢。ミドルシュートを打つが、クロスバーを超える。
6分、今度は鹿島・マルキーニョスが左サイドでのドリブルからシュートを打つが、このボールには力が無く、広野がキャッチ。
7分、自陣でボールを奪ったグランパス、マギヌンがドリブルでカウンターを仕掛けるが、前線へのパスは相手に当たり通らなかった。

【得点】
8分、鹿島陣内でボールを受けたマギヌンが、相手ディフェンスライン裏の広大なスペースへクロスを上げる。これに反応した杉本が、トップスピードで頭から飛び込み、杉本の地元でもある鹿島でプロ入り初となるゴールを決める。
11分、ディフェンスラインでボールを回しながら押し上げるグランパス。阿部からマギヌンへの縦パスで攻め上がろうとするが、相手ディフェンスに体を寄せられボールはラインを割る。
12分、鹿島1人目交代:本山→ダニーロ

13分、広野からのロングボールを前線の巻が胸で落とすが、ボールは鹿島・青木の足下へと渡ってしまう。
14分、中盤まで下がった鹿島・マルキーニョスがエリア内へと浮き球を入れるが、広野がしっかりとキャッチ。

久しぶりの先発出場で決めた杉本のゴールで3点差としたグランパス。この時間帯になってからは、点差も考えゆっくりしたボール回しからの組み立ても見られる様になって来た。

16分、名古屋2人目交代:杉本→小川、鹿島2人目交代:青木→中田

18分、広野からのボールを巻が頭で前線へと流すが、ボールが長く、鹿島・曽ヶ端にキャッチされる。
19分、ハーフライン付近でボールを持つ三都主から、左をフリーで上がる阿部へ。ここからゴール前の巻へアーリークロスを上げるが、競り合った巻がファールを取られる。
21分、小川、ブルザノビッチとボールを回し、ドリブルでエリアへ進入を狙うが、2人のコースが重なってしまい、ボールを失う。
22分、名古屋・左からのコーナーキック。小川がショートコーナーで阿部へと繋ぐが、ボールはサイドラインを割ってしまう。
23分、三都主、阿部と左サイドでボールを回し、ゴール前へ走り込むブルザノビッチへとアーリークロスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
24分、左サイドをドリブルで上がったマギヌン。エリア内まで入ると中央のブルザノビッチへと速いクロスを狙うが、これは鹿島・曽ヶ端がキャッチ。
名古屋3人目交代:マギヌン→玉田

26分、鹿島、素早いリスタートから左サイドを狙うが、ここはグランパスがディフェンスラインを上げ、オフサイドを取る。
27分、阿部からのロングパスを巻が胸トラップで受けるが、ハンドの判定。

【失点】
29分、名古屋陣内右約40mの位置から鹿島のフリーキック。これを小笠原がゴール前へ低く速いボールを入れると、ディフェンスの間に飛び込んだマルキーニョスに頭で合わせられ、グランパスゴールネットを揺らす。

鹿島に1点返され、2点差となったグランパス。
ここで焦る事無く、しっかりと自分達の試合を進めて欲しい。

30分、鹿島3人目交代:興梠→大迫

32分、ハーフライン付近で小川がボールを奪取。ここからドリブル突破を狙うが、鹿島・中田にユニフォームを引っ張られ、フリーキックとなる。
34分、名古屋陣内右、深い位置でバヤリッツァが相手選手を倒し、フリーキックを与える。ここから小笠原がダイレクトで狙ってくるが、広野が飛びついてボールをクリア。さらにエリア内に転がったボールでゴール前が混戦状態となるが、最後は吉田が足でクリアする。
36分、鹿島陣内でボールを受けたブルザノビッチ。左の巻とワンツーでエリア内への侵入を狙うが、リターンボールが相手ディフェンスに当たり、ボールを奪われてしまう。
37分、今度は名古屋が右サイド高い位置でフリーキックを得る。これを三都主がゴール前の巻へと上げるが、しっかりとヒットする事が出来ず、ボールはゴールラインを割る。

【得点】
38分、鹿島陣内でのパスミスをブルザノビッチがカット。ゴール前中央約30mの位置でフリーでボールを持ったブルザノビッチは鹿島・曽ヶ端のポジションをしっかりと確認し、左隅へミドルシュートを決める。
40分、鹿島・曽ヶ端のキックミスを拾った巻がシュート。これを曽ヶ端が弾いたところをブルザノビッチが拾い、相手ディフェンスに寄せられながら叩き付けるシュートを打つが、バウンドが大きくクロスバーを超えてしまう。
42分、鹿島・大迫がドリブルからエリア内でクロスを上げるが、このボールはゴールラインを直接割る。
43分、中盤でのボール回しから、阿部がゴール前へ走るブルザノビッチへクロスを狙う。しかし、このボールには追い付く事が出来ず、ボールはゴールラインを割る。
44分、鹿島、左からのフリーキック。小笠原がゴール前へ上げたボールは、ディフェンダーが頭でしっかりとクリア。
(ロスタイム表示4分)

ロスタイム1、鹿島中盤からのロングボール。ゴール前のマルキーニョスへと渡るが、対応した吉田が頭でクリア。
ロスタイム2、三都主からのボールに左サイドを抜け出した小川。ドリブルで持ち込み、ゴール前中央へ速いクロスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
ロスタイム3、鹿島・マルキーニョスがドリブルで仕掛けてくるが、バヤリッツァが落ち着いて対応、ボールを奪う。
ロスタイム4、鹿島・大迫が左サイドからドリブルで仕掛けるが、これもバヤリッツァがカット。そして、中盤へボールを繋いだところで試合終了。

前半早い段階に先制ゴールを決めたグランパス。その後も落ち着いたプレーで、相手のミスにも乗じ、追加点を決める。後半、セットプレーから鹿島に1点決められてしまったが、終始試合を有利に進めたグランパスがリーグ首位・鹿島とのアウェイでのゲームで、大きな勝ち点3を収めた。


試合終了後記者会見

090926_sto.jpg今日の結果にはとても満足していますし、誇りに思います。我々は美しいサッカーを展開しましたし、技術面でもパーフェクトな我々の持っている力を出す事ができました。4つのゴールを決められた事にも満足しています。このカシマスタジアムで4得点を決める事は、決して簡単な事ではありません。我々は、今日それを達成することができて本当に嬉しく思います。

Q.先日の川崎戦からメンバーを4人入れ替えましたが、その意図をお聞かせ下さい。

私もわかりません(笑)。ここ2週間、短い期間で多くの試合があります。そのような状況ではチームのバランスをしっかりと取る必要があります。1シーズン、固定したメンバーで戦い抜く事は不可能ですし、チーム全員で戦う必要があります。その点で今日は、中村と増川の2人を休ませました。そして玉田と小川の2人もベンチからスタートさせました。これは良い選択だったと思います。三都主、杉本、ブルザノビッチにも今日はチャンスだったと思いますし、このメンバーでも良いサッカーが出来ました。試合前のミーティングでも、このメンバーで鹿島を相手に良い試合が出来る、我々は鹿島へ勝ちに来たんだという話をしていました。
今日のメンバーを見て驚いた方もいたかと思いますが、私にとっては驚きはありません。水曜日に川崎戦を戦い、メンバーを数人代える可能性はあると話はしていましたし、実際に今日はそうしました。

Q.玉田選手、小川選手の2人を後半から使える事は、心理的にも余裕があったのではないでしょうか?

そのとおりで、余裕が生まれました。

Q.ブルザノビッチ選手が来日初ゴールを決めましたが?

彼にとって、グランパスのユニフォームを来て最初のゴールとなりました。これは彼自身にとっても、とても良い事だと思います。

Q.三都主選手を移籍直後から練習試合等でもボランチで起用していました。今日の彼の評価と、ボランチとしての適性についてお聞かせ下さい。

三都主は優れた技術を持つ選手です。そしてサッカーに対する知性も持つ選手です。相手のプレッシャーがかかるポジションでも、しっかりとボールをさばける選手です。彼をボランチとしてあのポジションで起用した事は、良い選択だったと思います。

Q.杉本選手をサイドハーフで起用した意図と、今日の評価をお聞かせ下さい。

杉本はしっかりとプレーしましたし、ディフェンス面でも良かったと思います。守備面でも良く、最後までしっかりとチームのために守備をしてくれました。試合前、彼に対してやるべき事を話したのですが、その際に書いた図をそのままピッチで実行してくれました。最近試合にはあまり出ていませんでしたが、また「杉本が戻って来たな」という思いです。
ここカシマスタジアムで勝つという事は、本当に簡単な事ではありません。今日は、Jリーグの首位であり、ベストなチームの1つである鹿島に対し、我々のほうが良いサッカーを出来たのではないでしょうか。リーグ戦はまだ続きますが、これから面白くなってくると思います。そしてその前に、名古屋へ戻って水曜日の川崎戦に備えたいと思います。