試合前
強い西日がバックスタンドを照らす石川県西部緑地公園陸上競技場。アウェイの地で2009J1リーグ第23節:ガンバ大阪戦が開催される。
遠く金沢まで駆けつけ真っ赤に染まるサポーター席から歓声が起こるなか、午後5時25分、選手達がピッチへと姿を現す。今日は右ももに違和感を感じたケネディがメンバーから外れ、代わってマギヌンが2試合ぶりにスタメン復帰を果たした。
今日は恐らくフォワードとしてプレーするブルザノビッチと玉田の2トップコンビに注目したい。ここまでグランパスで2試合の出場をしたブルザノビッチ、まだゴールこそ生まれていないが下がった位置でボールを受けながら前線のいやらしい位置へ狙ったスルーパスを見せるなど、スピードがあり、そのボールの受け手となる玉田とのコンビネーションが確立されれば、これまで以上に相手ディフェンスラインに脅威を与えられるのではないだろうか。
そしてスタメン復帰を果たしたマギヌン。ガンバ戦と言えば昨年のアウェイゲーム、右サイドから独特のフェイントで相手ディフェンスのタイミングを外し、小川のゴールをお膳立てしたプレーが思い出されるが、パスやシュートはもちろん、ボールを受けてからの前への推進力はやはりチーム随一であり、今日も試合を決めるプレーに期待したい。
通常よりキックオフ時間が1時間早いため、まだ太陽が空に残り照明にも灯がともされていない午後5時45分、ウォーミングアップでしっかりと汗を流した選手達はロッカールームへと姿を消した。
前半
ガンバ大阪側の演出で、スタンディーグオベーションによる拍手の中、両チームの選手がピッチへと姿を現す。サポーターの入りとして半々、アウェイというよりかは中立的なスタジアムの雰囲気の中で、今日の試合は行われる事になりそうだ。
この日のスタメンはゴールキーパーに楢崎。ディフェンスラインは右から吉田、バヤリッツァ、増川の3バック。中盤は中村、吉村のボランチと三都主、小川の両サイドハーフ。トップ下にマギヌンが入りブルザノビッチと玉田の2トップによる3-5-2で臨む。
右にエンドを取ったグランパスのボールで、前半キックオフ。
1分、ガンバ・ルーカスからのボールを、ゴール前中央でガンバ・レアンドロが後ろ向きで受けるが、バヤリッツァが寄せボールをクリア。
2分、中村、吉村とパスを交換しタメを作るが、ガンバ・遠藤にボールをクリアされる。
3分、ガンバ中盤からの縦パスに、ルーカスが抜け出そうとするが、増川が対応しボールをクリア。
4分、吉田が蹴ったボールが相手選手に当たり、その跳ね返りからガンバ遠藤にディフェンスラインの裏を取られるが、中央へのクロスは戻ったバヤリッツァがクリア。
6分、ガンバ中盤からの縦パスでディフェンスラインの裏を狙われるが、吉田がラインを上げ、オフサイドを取る。
7分、ガンバのパスを吉村がカット。そこからマギヌン、玉田、さらに逆サイドの三都主を経由し、中央のブルザノビッチへクロスを送るが、このボールはファーサイドへ流れる。さらに小川が拾い、中央へとボールを戻すが、混戦の中クリアされてしまう。
9分、ガンバ・二川に中央でのキープから、左サイドフリーの遠藤へスルーパス。ここから右足でミドルを打たれるが、このボールは力が無く、楢崎が正面でキャッチ。
10分、右サイドでボールを受けた玉田が中央へドリブル、そのままブルザノビッチを狙うが、相手ディフェンスにクリアされる。するとここからカウンターを受け、ガンバ・レアンドロに楢崎の頭上を狙ったループ気味のシュートを打たれるが、後ろ方向への難しい体勢ながらも楢崎が飛びつき、ボールをクリア。危ないシーンだった。
11分、右サイド小川からのパスを、中央で受けたマギヌン。一瞬のキープから左サイド三都主の前へパスを狙うが、僅かに長く相手GKにキャッチされる。
12分、今度は左サイドでボールを受けたマギヌンが、深くえぐり中央へとクロス。このボールに玉田飛び込もうとするが届かず、相手GKがキャッチ。
【失点】
14分、ガンバFKから早いリスタート。左サイドから中央へボールを受けられると、横へ流れたガンバ・遠藤に左足でミドルシュートを打たれ、これがグランパスネットを揺らす。
前半、早い時間帯に失点してしまったグランパス。攻撃面でも簡単なパスミスが多く、ここまでリズムを作れていないが、落ち着いてズムを取り戻し反撃を仕掛けたい。
17分、ガンバディフェンスラインからの縦パスにオフサイドを取ることができず、バヤリッツァが並走しながらガンバ・ルーカスにシュートを打たれる。しかし、これは枠の左へと外れる。
18分、エリア内左でパスを受けた玉田が、中央へ低いクロス。これにマギヌンが詰めるが、相手ディフェンスが僅かに先に触りコーナーキックへ。しかし、ブルザノビッチの蹴ったボールは長く、ファーサイドの吉田が頭に当てただけでゴールラインを割ってしまう。
20分、自陣左寄り40m程度の位置で、中村が相手選手を倒しFKを与える。これをガンバ・遠藤がゴール前へと蹴り込んでくるが、吉田が頭でクリア。
21分、楢崎からのゴールキックをマギヌンが頭で競るが、ボールはそのまま相手GKの足下へ。
22分、バヤリッツァのパスカットから、中村、右サイドの小川へとパスが渡る。そこから逆サイドの三都主へとロングボーツを狙うが、ラインを割ってしまう。
23分、中盤で玉田が相手選手と交錯しながら粘ってボールを受けると、ブルザノビッチを経由して右サイドの小川へ。そこから低く速いクロスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされる。
24分、相手陣内へと攻め上がった増川。右足で強烈なシュートを打つが、相手キーパーに正面でキャッチされる。
25分、中盤を持ち上がった中村が、右足でミドルシュート。しかしこれは相手ディフェンスに当たり、ゴールキーパーにキャッチされる。
27分、三都主から中央への中村へパスが渡るが、相手選手に寄せられ、前を向くことができずボールを奪われてしまう。
28分、中盤でマギヌンが、ボールの受け際にフェイントを入れ、相手選手を交わすと、そのまま右を上がる玉田へスルーパスを狙う。しかし、ボールが合わず、相手選手にクリアされる。
29分、持ち上がったバヤリッツァからのパスを受けた小川が、中央のブルザノビッチへ。そこからのボールにエリア内右のマギヌンが、左足アウトサイドでシュートを打つが、これは枠を捉える事が出来なかった。
前半14分の失点以降は、攻撃にリズムが出来ていたグランパス。カウンターでの2点目を狙うガンバに注意しながら、前半の内にまずは追い付きたい。
32分、ガンバ・ルーカスへの縦パスに増川が詰めると、そのまま交錯。ボールはディフェンスライン裏へ流れ、これをガンバ・二川に拾われると、中央へのクロスからファーサイドへ走り込んで来たガンバ・遠藤に合わせられるが、このシュートは枠を大きく外れる。
34分、相手パスをカットした吉村。左サイド三都主の前へとロングボールを狙うが、これは呼吸が合わずラインを割ってしまう。
35分、自陣でガンバ・レアンドロにボールを奪われるが、ルーカスへのパスはタイミングが合わず、バヤリッツァがクリア。
37分、中盤へ下がってボールを受けたブルザノビッチから、マギヌンへと低く速いパスが通る。ここからマギヌンが前を向いてドリブルを仕掛けるが、相手ディフェンス2人に寄せられ、ボールを奪われてしまう。
39分、玉田からのパスを深い位置で受けた三都主。中央へ低く速いクロスを入れるが、相手ディフェンスにクリアされる。
39分、中村からの浮き球にフリーで抜け出した小川。エリア内右の角度が無い所からシュートを打つが、これは枠を捉える事ができず。
【失点】
41分、右の小川から左の三都主へと大きなサイドチェンジが通ると、中央のブルザノビッチへ。ここらのパスを受けた中村がシュートを打つが、相手ディフェンスに当たってしまう。するとそこからカウンターを受け、ガンバ前線のレアンドロへ。さらに速いドリブルから、右サイドを上がるガンバ・ルーカスへとスルーパスが通り、楢崎と1対1でのシュートを決められてしまう。
44分、左サイドでボールを受けた三都主。その外側をオーバーラップする吉村が、相手ディフェンスを引きつけて出来た隙間から中央へクロスを狙うが、相手ディフェンスがクリア。さらに拾ったボールを繋ぎ、ブルザノビッチが右足でミドルシュートを打つが、枠の上へ逸れてしまう。
(ロスタイム表示1分)
ロスタイム1、ボールを持ち上がったガンバ・橋本にゴール前へとクロスをいれられるが、楢崎がキャッチ。そこからグランパスがボールを繋ぐが、相手エリア内で有効な攻撃をしかけられず、前半が終了する。
前半のうちに2失点してしまい苦しい展開となったグランパスだが、ボールポゼッションでは互角な戦いを出来ているだけに、細かなパスミスなどを無くし、後半、試合をひっくり返して欲しい。
後半
後半左にエンドを変えたグランパスに対し、ガンバボールでキックオフ。
名古屋1人目交代:吉村→巻
2点を追う状況でストイコビッチ監督は、前線に高さのある巻を投入してきた。
1分、中盤へ下がった玉田が、右足のアウトサイドで小川へとパス。ここから中央へクロスを上げるが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
2分、ガンバに名古屋ゴール前へと攻め上がられると、右にいたガンバ・遠藤にシュートを打たれるが、楢崎がクリア。さらに右からのコーバーキックを上げられるが、これもディフェンスがクリアする。
4分、ディフェンスラインの増川が、右サイド高い位置にいた小川へとロングパスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされる。
6分、小川、マギヌンのワンツーパスから、小川が中央へクロスを上げるが、相手ディフェンスにクリアされる。しかしこのボールを拾った小川が相手ディフェンスを交わし、エリア内へとドリブルで仕掛けるが、対応した相手ディフェンスにスライディングでボールをクリアされてしまう。
7分、右サイド小川からゴール前へアーリークロス。これを中央の巻がスルーし、ファーサイドのブルザノビッチへと届くが、トラップが長くゴールラインを割ってしまう。
8分、中村からのスルーパスに、左サイドを上がった三都主が中央へクロス。これに巻が頭で飛び込むが、相手ディフェンスに頭でクリアされてしまう。
9分、ガンバゴールキックを小川が拾うが、そのままボールはラインを割ってしまう。
10分、中盤でボールを受けた玉田。ゴール前の巻へとクロスを狙うが、相手ディフェンスに弾かれてしまう。しかしこれを再度拾った玉田が、今度は左足でミドルシュートを打つが、これは枠の左へ。
11分、ガンバ・二川からゴール前へのクロスは、ファーサイドへ流れる。しかしこのボールがラインを割らず、戻したボールからガンバ・橋本にミドルシュートを打たれるが、このボールは力が無く楢崎がキャッチ。
13分、玉田からのスルーパスに、左サイドの三都主が中央へクロスを上げるが、相手ディフェンスがクリアし、コーナーキック。これを右から玉田が蹴り込むが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
前線に巻を投入したグランパスだが、ここまではバイタルエリアで人が重なり、有効にスペースを使えていないように思える。
15分、ガンバのカウンターから、エリア内でフリーになったルーカスにシュートを打たれるが、バヤリッツァがぎりぎり戻り、足の先でこれをクリア。
17分、中盤でボールを受けた玉田。くるりと前を向きドリブルを仕掛けると、ガンバの選手からタックルを受け、その場に倒れ込む。しかしこのプレーに対しファールを取ってもらえず、傷む玉田を見たバヤリッツァがボールを一旦外へと出す。
19分、左サイドのガンバ・レアンドロからのクロスに、二川に頭で飛び込まれるが、枠の外へ。後ろからの飛び込みを抑えられず、完全なフリーとしていただけに、危ないシーンだった。
21分、巻、玉田、小川とボールが渡り、右サイドからのクロスへ巻が飛び込むが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。さらにこぼれ球をブルザノビッチがダイレクトで狙うが、上手くヒット出来ずラインを割ってしまう。
ガンバ1人目交代:二川→佐々木
22分、ブルザノビッチが中盤からドリブルで仕掛けるが、相手選手と交錯しファールを取られる。
23分、名古屋2人目交代:三都主→阿部
ガンバ二川のパスを受けたレアンドロに右足でシュートを打たれるが、増川が体に当ててクリア。
24分、左サイドでドリブルを仕掛けた玉田が、相手選手に引っ張り倒されFKを得る。しかしブルザノビッチの蹴ったボールは、相手ディフェンスに頭でクリアされる。
26分、玉田、小川、巻と3人でパスを回すが、最後の1本が弱く、相手にカットされる。
【得点】
27分、マギヌンからの浮き球に玉田が抜け出すと、エリア内で内側を向き、低いクロス。ここへ飛び込んで来た巻が倒れながらも足で合わせ、ゴールネットを揺らす。
名古屋3人目交代:小川→津田
28分、代わった津田が玉田のパスを受け、右サイドからゴール前へクロス。これは相手ディフェンスがクリアし、コーナーキックとなる。ここからショートパスを繋ぎ、エリア内でドリブルを仕掛けた吉田が倒されるが、ファールを取ってもらえず名古屋サポーターは騒然となる。
2人のフォワードを投入し、攻撃的に仕掛けるグランパス。巻のゴールで1点差へと迫り、残り15分。ガンバの運動量も落ちて来ているだけに、一気に勝負を仕掛けたい。
30分、ゴール前正面約30mの位置で、玉田が倒され、フリーキックを得る。
31分、このフリーキックをブルザノビッチが右足で直接狙うが、強烈なシュートは相手の壁に跳ね返されてしまう。
33分、マギヌンからのサイドチェンジを右で受けた津田。そこからボールを持ち替え、左足でゴール前へとクロスを上げるが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
35分、右サイドからドリブルで仕掛ける津田。一旦中へ切れ込むと、相手ディフェンスと交差しボールを失う。しかしこれを拾った吉田が、エリア内まで一気にドリブルで上がった所を倒され、PKを得る。
【得点】
36分、このPKを玉田が、真っ赤に染まるグランパスサポーター方向へ左足で強く蹴り込み、同点ゴールを決める。
37分、ガンバ左からのコーナーキックを、ニアサイドで明神に合わされるが、これは枠の外へ。
38分、グランパスが前線でボールを失うと、ガンバはそのまま前線のレアンドロへボールを繋ぎ、カウンターを仕掛けられる。しかしルーカスへのボールは、吉田が対応し、クリア。
39分、ガンバ2人目3人目交代:加地、ルーカス→高木、チョ
41分、左からのパスを受けたブルザノビッチがドリブルで粘り、ゴール前の巻へとパスを狙うが、これは狙っていた相手ディフェンスにカットされてしまう。
42分、マギヌンが自陣右で相手を倒し、FKを与える。ここから遠藤が蹴ったボールは、ディフェンスがクリア。
43分、グランパスのカウンター。右サイドを鋭く上がった津田が、中央へ低く速いクロスを送るが、ボールはファーサイドへ流れる。さらにガンバのカウンターを食い止めたグランパスが、マギヌンから右の津田、さらに中央の巻へとクロスを狙うが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
44分、中村、マギヌン、ブルザノビッチと繋ぎ、ゴール前で再度マギヌンがボールを落とす。しかし、ボールが短く、ガンバに奪われてしまう。
(ロスタイム表示4分)
ロスタイム1、グランパスゴール前での混戦からガンバがボールを戻し、遠藤にミドルシュートを打たれる。楢崎が一旦ファンブルするが、このボールに反応し、ゴールマウスからかき出したところで、詰めた相手選手と交錯。一旦はプレーを続けられないようなサインが送られるが、なんとか立ち上がりプレーを続けると、スタジアムからは大きな拍手が起こる。
ロスタイム4、ガンバゴール前でボールを繋ぐグランパス。しかし横方向へのパスしか回すことができず、最後はタッチラインを割ってしまう。
ロスタイム5、中村がガンバ・レアンドロに倒されるが、ファールは取ってもらえず、そのままプレーが続く。しかしピッチに倒れる中村を見たレフリーが、一旦プレーを止める。
【得点】
ロスタイム6、バヤリッツァがドリブルで攻め上がった所で後ろから倒され、フリーキックを得る。これをマギヌンがゴール前へ大きく蹴ると、ゴール前で競り合う両チームの選手、キーパーの頭上を超え直接ゴールネットを揺らしゴール!
ロスタイム7、ガンバのキックオフから、名古屋ゴール前までボールを運ばれるが、中へのクロスをバヤリッツァがクリアしたところで試合終了。
前半2点を先制され苦しい展開だったが、後半攻撃的な選手を次々と送り込んだストイコビッチ監督の采配と、最後まで諦めずそれに応えた選手の努力が実を結び、アウェイで行われたガンバとの重要な一戦を逆転勝利で終えた。
試合終了後記者会見
今日は見ていてとても面白いゲームだったと思います。後半の我々グランパスのプレーに対しては満足しています。ガンバという強豪に勝てた事を嬉しく思いますし。今日は良いプレーを見せてくれたと思います。
前半0-2とリードされている状況で、ハーフタイムにどういう話をされたのでしょうか?
ハーフタイム、選手達には「素晴らしい試合をしている。このままでは0-5で負ける事になるぞ。」という話をしました。後半に向けてメンタル面を変える必要があると説きました。負けている状況でリスクを冒す必要があり、攻撃的な巻を投入しました。後半1点獲ればすべてが変わるという話もしました。監督として今日は大きな勝利だと思いますし、選手達も素晴らしいリアクションを示してくれました。今日は素晴らしいゲームだったと思います。
リスクを冒す中で津田選手の投入も大きかったと思いますが、小川選手と交代させた理由をお聞かせ下さい。
まず小川が、今日の試合では良く動いているため疲れていると感じ、彼と津田を交代させました。津田は相手のエリアに対して、スピードを出して侵入できる選手です。またしっかりボールをコントロールできる選手でもあります。右サイドからしっかり仕掛けろという話もしていたのですが、負けている状況で私の中の選択肢としてこの交代を選びました。戦術的には成功したと思っています。
前半、良くなかった理由と、それはケネディ選手の不在も関係するとお考えでしょうか?
前半、最初の印象は選手に疲れがあるのではないかという事でした。足どりが重く動きが良くないため、スローペースな展開となりました。そしてケネディがいないという事はチームにとって、やはり大きなロスとなります。さらに前半は中盤で簡単にボールを失うシーンが多くありました。それでも後半、我々はしっかりとリスクを冒して違う面を見せられたと思います。パスミスを減らす事も出来ましたし、その事で前半と後半は全く違う内容のゲームとなりました。
今日の勝利が、今後のリーグ戦の中でどのような意味を持つとお考えでしょうか?
前節ジェフ戦でも、選手は良いパフォーマンスを見せてくれましたが、これを維持して我々のペースで戦う。それを今日の試合でも行う事が出来ました。選手がチームの為に犠牲になる気持ちを持ち、チャンスを作り勝つ。それが出来ればこれからも良い結果が出せると思っています。我々グランパスとしては、もちろん今の順位に満足はしていませんし、もっと勝ち点を取る必要があります。今日は最後に逆転する事ができて嬉しく思います。みなさんも覚えていると思いますが、大分戦では逆に負けてしまいました。あれも奇妙なゲームでしたが、やはりサッカーとは人生なのだと思っています。今日の勝利でチームは自信を取り戻し、これからも良い結果を出せると信じています。
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