2006 Jリーグ ディビジョン1:第16節
フクダ電子アリーナ・19:04キックオフ
◆主審:松村 和彦 ◆副審:山口 博司・中込 均
◆入場者数:16,961人 ◆天候:晴、弱風、気温22.8度、湿度74% ◆ピッチ:不良、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


ジェフ千葉

後 半

前半 44分 ヨンセン
後半 29分 金 正友
後半 32分 ヨンセン
得点者 後半 7分 巻 誠一郎
後半 8分 佐藤 勇人
71分 藤田 俊哉玉田 圭司
81分 杉本 恵太須藤 右介
89分 山口 慶増川 隆洋
交 代 84分 羽生 直剛楽山 孝志
84分 水野 晃樹クルプニコビッチ
87分 坂本 將貴工藤 浩平
79分 金 正友 警 告 21分 斎藤 大輔
72分 水本 裕貴
90 45    45 90
8
6
4
8
1
1
0

3
9
1
9
2
2
0

11
15
5
17
3
3
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
12
12
5
17
3
3
0
4
6
0
13
1
1
0
8
6
5
4
2
2
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト ジェフ千葉
監督 フェルフォーセン 監督 アマル オシム
GK 楢崎 正剛(1) GK 立石 智紀(1)
DF 大森 征之(4)
スピラール(3)
古賀 正紘(5)
DF 斎藤 大輔(3)
水本 裕貴(4)
MF 本田 圭佑(24)
金 正友(8)
藤田 俊哉(10)
山口 慶(13)
中村 直志(7)
MF 坂本 將貴(2)
阿部 勇樹(6)
佐藤 勇人(7)
山岸 智(16)
水野 晃樹(8)
羽生 直剛(22)
FW ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW ハース(10)
巻 誠一郎(18)
SUB GK:川島 永嗣(22)
DF:増川 隆洋(16)
DF:竹内 彬(30)
MF:須藤 右介(25)
MF:片山 奨典(27)
FW:玉田 圭司(11)
FW:津田 知宏(37)
SUB GK:櫛野 亮(17)
DF:結城 耕造(24)
MF:クルプニコビッチ(9)
MF:中島 浩司(15)
MF:工藤 浩平(20)
MF:楽山 孝志(23)
FW:要田 勇一(11)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
千葉:アマル オシム監督
●守備の時の受け渡しをしっかりすること。
●守備をコンパクトにすること。
●奪った後の最初のボールをしっかり繋ぐこと。
●今のところ悪いプレイーではない。グランドが悪いと言うことで繋がらないと言うこともある。ミスはどこかで起きる。
●最後の25分間良いプレーが出来ていた。もう少しタイトに、もう少し動いて今のプレイをしっかり続けること。
●まだ失っていない。まだ終わっていない。1点取られただけ。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 ロスタイムを含め95分間、両チームにとって素晴らしい試合ではなかったかもしれませんが、それでも、良い試合だったと思います。時には速いテンポで攻撃ができていましたし、多くの競り合いや見所もありました。
 前半、バランスの崩れた時間帯もありましたし、ジェフの良いポジショニングから支配された時間帯もありました。前半の終盤はジェフの中盤にかき回されもしました。それでも、前半は多くのチャンスも作れましたし良かったと思います。
 後半はいろいろな事が起き、お互いに得点が入りました。ペナルティエリアから前へ出た位置での守備を指示していたのですが、失点をした前後4分間はそれが出来ていませんでした。しかしながら、失点の2分後に選手たちはまだ終わっていないという強い気持ちで立ち直ることができました。
 今日の勝利はメンタル面がもたらしたものだと思っています。大宮戦の勝利の後、それを継続して行く事が重要だと考えていましたし、とても良い結果となりました。この結果はとても嬉しいのですが、現実的に考えれば終了間際に3-3に追いつかれてしまう可能性もある試合でした。
Q:加入して最初の試合で結果を残したヨンセン選手については?
A:新しい選手の獲得はシーズン当初から重要なものでした。良いフォワードを取るという事がクラブにとって大きなプレッシャーとなっていました。しかしながら、その状況にもパニックに陥らず、良い形で選手を獲得できた事はとても良かったと思います。オランダキャンプへも行ってきましたが、無理をしてそこで新しい選手を取らず、今回の獲得になったことは良かったと思います。1度、ポーランド人の選手と契約間近までいっていたのですが、その話が纏まりませんでした。そのことでプレッシャーはさらに大きくなったのですが、良い選手を探せて良かったと思います。
ヨンセンについては、メンタル面が良くヘディングも強い、まさに今のグランパスにとって必要な選手です。
Q:玉田選手を先発から外し後半途中から投入した意図は?
A:ここ数試合、不運な場面もありましたが、玉田のパフォーマンスに対して満足できていなかったため、今日は彼を最初ベンチに置きました。27年間プロのコーチとして仕事をしていますが、これまでにも多くの選手がW杯から戻ってきて彼と同じような状況に陥る場面を見てきました。ハーフタイムで彼を投入しなかった理由は、チームが1-0で勝っていたためです。しかしながら1-2と逆転されたことで、フォワードを3人にする事を決断しました。彼はその責任を果たしてくれたと思っています。
多くの選手がW杯から戻ってきた後にこういう現象に陥りますし、玉田を責めるつもりもありません。ただ、彼にはもっと良くなってほしかったため、そういう願いを込めて彼をベンチスタートにしました。