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Q.引退試合にはストイコビッチ選手はどのような形で出場する事になるのでしょうか?
A.最後はグランパスのユニフォームを着て終わりたいと思います。その一方で、私がレッドスターのユニフォームを着ることでサポーターは大変喜んでくれると思います。 |
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Q.明日(7/14)に行われる名古屋での最後の試合に向けてのどのような気持ちでしょうか?
A.もちろん勝ちたい、勝ち点3を得ることが重要です。やはりいろんな感情が渦巻くような事になると思いますが、難しいゲームになると思います。しかし、やるべき事は集中し、試合を楽しむ事です。そして最後に勝利をつかんでサポーターにプレゼントしたいと思います。 |
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Q.その試合が近づくにつれて、感情面での変化は?
A.私にとって明日のゲームは(名古屋での)最後のゲームです。昨年の9月に引退を表明したときから数えると長い時間がありました。しかし1日前となっては、明日はとにかくゲームを楽しむことだけを考えています。私のキャリアの中でもとてもタフな試合になると思います。その後、私の挨拶があるわけですができるだけ声を抑え、短くいきたいと思います。明日は、チケットが完売で多くのサポーターの方々がスタジアムに来ると聞いています。ですから、それへの感謝として最高のパフォーマンスをみなさまに見せたいと思っています。 |
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Q.ご自身は、これまで名古屋のサッカー、日本のサッカーにどのようなものを残すことができたと思いますか?
A.日本では7年間すばらしい時を過ごすことができました。最大限に私はプレーをしてきました。これが日本のサッカーに何を残したかは私にはわかりませんが、私が来た94年には、日本のサッカーは今と比べてそれほど優れたものではありませんでした。しかし今2001年となって日本のサッカーは良くなってきたと思います。私が何をのこしたかはわかりません。ただ、いつもベストを尽くして戦ってきました。 |
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Q.これまでにも何度か、すばらしいプレーを事前に約束し、それを果たしてきたことがありますが、明日のゲームについては、そういった約束はしていただけるでしょうか?
A.明日は特別なゲームです。来週には東京ヴェルディ戦がありますが、それとは違ったゲームです。明日は名古屋でサポーターの前でプレイする最後の試合ですから、とにかくベストを尽く、みなさまにそれを見ていただきたいと思います。 |
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Q.これまでの7年でもっとも印象に残っていることは?
A.天皇杯優勝を2度したことは、忘れがたい思い出となっております。クラブに取っても私にとってもそれは大変重要な事だったと思います。 |
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Q.ストイコビッチ選手に取って名古屋グランパスエイトとは?
A.7年間グランパスでプレイできたことを光栄に思います。このチームは非常に組織化されていて、また、すばらしいサポーターの方々がいます。家族にとっても良い環境だったと思いますし、みなさまが家族のようなものでした。これだけがわたしにとってすばらしい思い出です。 |
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Q.こういった引退試合の舞台で身を退くことへの気持ちは?
A.サッカー選手として20年間プレーしてきました。そして1つの理由で引退を決意しました。それは家族です。もっと家族と過ごしたいという気持ちで今はいっぱいです。これまで私は努めて良い選手、努めて良い夫、努めて良い父親としてやってきました。これからは、私が彼らをサポートしていく番だと思います。これまで長い間、家族が私に愛を注いでサポートしてくれていました。これからは私が彼らをサポートしていく番だと思います。 |
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Q.引退後、どのような生活を送るといったプランはお持ちでしょうか?
A.引退後はヨーロッパに戻ります。子供達はサマースクールに通い、私は妻といろいろな時間を持つつもりです。いまはそれだけです。 |
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Q.シーズン前に誰よりも優勝を望んでいたようですが、悔いは残りますか?
A.私はいつも、どのゲームに対してもタイトルを取るためにベストを尽くしてきました。ただ、ジュビロが優勝に値するサッカーをしていたと思います。それも1つの人生だと思います。私がいなくなっても、2ndステージは私のクラブ、名古屋グランパスエイトが優勝してくれると思います。 |
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Q.引退後はパリに行くとの事ですが、今後も名古屋グランパスエイトエイトとは良い関係を保っていくのでしょうか?
A.もちろんです。名古屋グランパスエイトは私のクラブです。これからも、私はプレーすることはできませんが、それ以外でサポートしていくことはできると思っています。 |
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Q.ユーゴ代表のなかでもストイコビッチという選手は特別な選手だったと思いますが、それはプレーヤーとして、あるいはそれ以外で何か理由があったのでしょうか?
A.答えるのが難しい質問だとは思いますが、私のサッカー人生の中で特に問題を起こしたことはありませんし、練習でもピッチ上でも常に100%でやってきました。その姿をもしかしたら国民が見ていて私を応援してくれたのかもしれません。私の、常にあきらめないという気持ちが伝わったのかと思います。 |