ご紹介にあずかりました、名古屋グランパスの社長を務めさせていただいております佐々木でございます。少し遅くなりますが、皆さま、明けましておめでとうございます。昨日からの雪で交通事情も悪いなか、このように多くの皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
昨シーズンは本当に不本意な成績を残し、グランパスを応援してくださった皆さま、支えてくれた皆さま、そして地域の仲間として認めてくださった皆さまには悔しく、残念な思いをさせてしまうシーズンとなってしまいました。グランパスを代表し、深く反省しお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
過去を変えようとしても、これは誰にも変えることはできません。しかしながら、将来を輝かしいものへとすることは、努力次第で成せることだと考えております。今シーズンの名古屋グランパスは、J2へと降格いたしましたが、決して下を向くことなく、J2で優勝し、その先は常にJ1で優勝争いをし、さらにアジアチャンピオンズリーグへと出場しチャンピオンを争う、そのようなチーム作りをしたいと考えております。
チーム編成にあたっては強化担当に対し、このようなチーム作りをして欲しいとお願いをしました。決してJ2だからと言って下を向くことがないようお願いをしています。その結果はのちほど、GMの下条、そして新しい監督の風間より詳しくお伝えさせていただきます。
私からは名古屋グランパスとしてチームの皆さま、ファンの皆さま、すべてのクラブを支えていただく皆さまへお礼の言葉を述べさせていただきます。そしてグランパスとしての、これからの取り組みを少しご紹介させていただきます。
名古屋グランパスは、アカデミーからの昇格については残念ながら、多くの選手を昇格させるという結果にはつながりませんでした。地域と共に闘う、地域の人から本当に声援をいただくためには、やはりアカデミーからの昇格した選手が頑張り続けることが、クラブとして望ましい姿ではないかと考えています。今シーズンは、そのアカデミーから2人の選手がトップチームへの昇格となります。のちほど、ご紹介させていただきます。これからは、昇格させる選手が増えるよう各アカデミーのスタッフ、そしてトップチームのスタッフでの連携を深め、優れた選手を育成することに力を注ぎます。
また、地域の皆さまにはサッカーを通しスポーツの楽しさを感じていただくために、各スクールを拠点に、さらには多くの学校などへも訪問し本当にサッカーを楽しんでいただく活動の強化をしたいと考えております。
そのすべての努力の結果、皆さまに「名古屋グランパスっていいね」と評価してもらえるクラブ作り、活動を強化してまいります。J2に降格したことで皆さまには残念な思いをさせてしまいましたが、変わらぬご声援をお願いし、私からのご挨拶に代えさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
皆さまこんにちは。本日は雪のなか、足元の悪いなか多くの皆さまに会場までお越しいただき御礼申し上げます。
まず、新ロゴについて説明させていただきます。前へと進みでるこのタイミングで、より多くの皆さまにグランパスという存在を感じていただきたいと考え、この新しいロゴを作成いたしました。新しいロゴで、クラブが一体感を持って闘う。伝統を継承しつつ、新たに生まれ変わるという新生グランパスのメッセージを込め作成いたしました。この新しいロゴを通じサポーターの皆さまがた、そしてこれまでグランパスにあまり馴染みのなかった方々にも、よりグランパスというクラブのイメージを感じていただきたいと考えております。名古屋グランパスはこれからも皆さま方と共に、そしてこの新しいロゴマークと共に新たな一歩を進めます。
私、この度グランパスの顧問を仰せつかり昨年の12月から仕事をさせていただいております。これまで30数年間、ビジネスパーソンとして多くのことに取り組みました。今までの仕事も大好きでした。しかし、これから私が皆さまと共に歩む仕事は、これまでよりも好きだと、今まさに実感しております。本当に楽しみに、わくわくしております。
昨シーズン、良いことも悪いこともありましたが、先ほど社長の佐々木も申し上げました通り、過去は変えられません。人生はいろいろありますが、私の言葉で伝えさせていただくと「後ろの扉を閉め、前の扉を思い切り開く」という気持ちです。後ろの扉を閉じなければ、前へは開けません。
そこで、今シーズンのスローガンを発表させていただきます。
「前へ Go Forward」
これを今シーズンの名古屋グランパスのスローガンとさせていただきます。
選手一人一人がとにかく前へと進む。風間監督の記者会見の言葉でも、一人一人の選手が必ず前へと進むという言葉が何度もありました。扉の向こうには新しい世界が待っています。それぞれのサッカー、フロントスタッフを組めたそれぞれの人生、仕事。明るく前を向き、前へと突き進む。そのうえで今シーズン42試合、それぞれの立場でサッカーに取り組む。我々フロントスタッフもそれを一生懸命サポートし、サポーターの皆さまとともに、一つ一つ星を積み上げていく。そのような思いで「前へ」という言葉を選びました。
2月26日より、いよいよJ2の新たな戦いが始まります。皆で力を合わせ、まずはJ2の頂に立ちたいと思っております。
皆さま、目を閉じて思い浮かべてください。J2の頂に立てば、また次の新たなる風景が見えてきます。それはもしかしたら、J1の中にいては見えなかった風景かもしれません。私はその風景をどのような気持ちで見ることができるのか。皆さまと共に、その風景をしっかりと味わいたいという想いで、この一年間を私なりに闘い抜きます。
2017年1月15日。今日の日が10年後、30年後の未来の皆さまや我々グランパス自身から見て、第二の創生の日になったと言えるよう、皆さまと共に前を向き、前へと進むGo Forwardの精神で未来を作りたいと思っております。「前へ」。このスピリットで皆さま方と共に進みたいと思います。
今日は本当に、お越しいただきありがとうございます。
皆さまこんにちは。今シーズンより新しくゼネラルマネージャーに就任いたしました下條佳明と申します。名古屋グランパスエイトのために尽力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
まずまず私からは、チーム編成について3つのポイントを説明させていただきます。編成を進める上で、どのようなサッカーを目指すか、そのためにどのような選手を集めるか、大切なポイントです。
まず1つ目は「試合の主導権を握り攻撃的なサッカー」という項目についてご説明させていただきます。これか風間監督のやりたいサッカーです。ボールをしっかりと持ち、選手が連動し、相手を大きく崩しゴールを奪う。サッカーでは精度の高いゴールを決めることが最も難しいのですが、そのためのチャンスを多く作るサッカーを目指します。
2つ目は「複数のポジションをこなせる選手を揃える」ということです。このベースとなるのは、日々のトレーニングです。日々のトレーニングでサッカー勘を研ぎ澄まし選手自らが考えて動けるサッカー。それを目指す選手に集まってもらいました。
そして3つ目、これが最も重要なポイントです。今シーズン、多くの選手がクラブを離れ新しい選手が加わりました。いろいろな覚悟や想いをもった選手が、自らの成長を願い結集しました。これが編成の重要な部分です。
続きまして、今シーズンの所属選手を紹介いたします。既存の選手15名、移籍で加入する選手が14名、さらに新卒で加わる選手が4名となります。その中には、梶山選手、深堀選手がアカデミーからの昇格となります。
ビジョンし示す順番をポジションなどで並べていないのは、これから選手の能力を見極めるためであり、風間監督がポジションを決める。そのため、今の並びは年齢順となっています。
最後になりますが、私たちチームがやりたいこと、やれること、やらなければいけないことをお伝えさせていただきます。
まずやりたいことは、もちろん試合に勝つことですが、まずは魅力のあるサッカーを見せ豊田スタジアム、瑞穂スタジアムをサポーターの皆さまで埋め尽くすことです。
やれることは、日々のトレーニングです。質の高いトレーニングから、選手が自ら考えて動くサッカーを作ります。
最後にやらなければいけないこと、これはJ1昇格です。チーム一丸となり、これのチャレンジします。そのためにサポーターの皆さまにもスタジアムへお越しいただき熱いご声援で我々の背中を押していただきたいと考えております。サポーターの皆さまの力と共にJ1昇格を目指しますので、今シーズンも熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。
─昨シーズンの総括、ならびのその反省をどう今シーズンへと活かすのかをお聞かせください。
【佐々木 代表取締役社長(以下、佐々木社長)】
この質問については、昨シーズンからいる私からお答えさせていただきます。ご存知の通り昨シーズンは、小倉監督のもと、美しく華麗なサッカー、5人目まで連動したサッカーという言葉を掲げスタートしました。非常に理想的なチームスタイルを掲げ監督、選手が努力をしましたが、残念ながら、その努力が出ない時期に、それをどう修正するのか、具体的にどうプレーへと反映させるのかという部分において、新監督としての力不足があったのではないかと考えております。そしてクラブとしても、そのような若い監督をベテランのコーチングスタッフが支えるという約束をしながら、その期待にも応えられませんでした。そこで今シーズンは、すでにサポーターの皆さまからも大きな期待をされているかと思いますが、育成から非常に定評のある風間新監督に就任を依頼しましたところ、快くお受けいただきました。そして横浜F・マリノスから育成に取り組まれた下条GMにも新しく就任いただきました。選手たちが自分は何をすべきか、それを理解するチームを作りたいと考えております。
【下條 佳明 ゼネラルマネジャー(以下、下条GM)】
少し、私の方からも補足させたいただきます。昨シーズン、残り5節を外からですが、しっかりと見せていただきました。本来持っている力を発揮できない、やはりサッカーとはモチベーションのスポーツだなと実感しております。やりたいことがうまく発揮できないとマイナスなスバイラルに陥り、選手たちが本来の力を発揮できなくなります。サッカーとはもちろん対戦相手がいて、簡単にゴールを決められるスポーツではありません。そのような苦しい状況に陥った時に、本来戻るべき家のような戦術的な選択肢も足りなかったのかもしれません。今シーズンは、苦しい時でも頼りになる戦術や選手のメンタルも追求したいと考えております。
─今シーズンは大幅な選手の入れ替えを行われました。その意図をお聞かせください。
【下条GM】
サッカーのチームとは毎年、編成にスタッフも選手もエネルギーを使います。契約という部分については説明を控えさせていただきますが、チームが変化するためにはいろいろなことを考える必要があります。新しい監督となれば、当然戦い方は変わりますし、レギュラーメンバーも変化します。そういった部分を吟味しながら所属する選手を選びます。今シーズンは、残ってくれる選手が半分います。そしてアグレッシブなサッカーを目指す上でのユーティリティープレイヤーが必要です。新しい監督の下、その選手がどのポジションへと選ばれるかはわかりません。しかしながら、いろいろな能力を持ちアグレッシブにサッカーに取り組む選手がそろったと思っています。来シーズンになればまた選手も変わる、サッカーとは一期一会の世界です。そのうえで、今シーズン揃った選手に対しては皆さまに大きな期待をしていただきたいと考えております。
─選手編成について、新しく就任する風間監督の意図も取り入れられているのでしょうか?
【下条GM】
風間監督はご存知の通り、元クラブで監督を務め元日まで試合を闘っていました。しかしながら、我々も編成を考えるうえで、失礼にならないレベルで情報を示し進めてまいりました。風間監督は新しいことに挑戦します。元クラブで取り組んでいたことを踏襲するわけではありません。選手も変わり新しいチャレンジとなります。このことは私自身も楽しみにしております。
─初めて戦うJ2の舞台。どのような戦いを考えられているのでしょうか?
【下条GM】
具体的な部分は監督に聞くのが良いかと思いますが、サポーターの皆さまもサッカーが好きですから、J2の試合も見ている方がいるかと思います。J2では、J1とは違った戦いも想定しなければいけません。なぜならば、J2ではいろいろな状況のチームがあり、勝たなくても引き分けでも良い、J3の降格を免れれば良いという戦い方をしてくれるチームもあります。当然、我々のチームはターゲットになると思います。グランパスがやりたいサッカーを消そうという戦い方をしてくるチームもあると思います。そのようなリーグで、ボールをしっかりと持ち、我々がイニシアチブを握るサッカーをしなければいけません。決してひるまず、戦術が安定し選手が努力する。選手が頑張らなければJ2での戦いは難しく、ハードワークが求められます。このポイントは、絶対に外せない部分です。今シーズン、カップ戦はありませんが良いサイクルで42試合のリーグ戦が行われます。サポーターの皆さまには、ぜひ最後まで熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。
─アカデミーについての考え方についてもお聞かせください。
【下条GM】
アカデミーとは、後進を育てるための組織です。グランパスのホームタウンで生まれ育った選手が多く在籍しています。モチベーション、気持ちのある選手を求めるうえで、下部組織から長くグランパスに属し、そしてコーチに育てられた選手の存在が必要です。皆さまもご存知の通り、そして私もグランパスへ来てみて、意外とアカデミーからの昇格が少ないことに気づかされました。トップへと昇格させるべき選手が選手がいない状況ならば仕方ありません。しかしながら、アカデミーにも優秀な選手がたくさんいると思います。グランパスのメンタルを受け継ぎ、そしてベースとなる選手をこれからも増やし続けたいと考えおります。そのためには指導方針も今までの指導に風間監督、私の考え方も加え、トップチームへと昇格する選手を今後、もっと増やしたいと考えております。
─クラブとしての長中期目標、そしてビジョンをお聞かせください。
【小西 工己 顧問(以下、小西顧問)】
私からお答えさせていただきます。先の風間監督の就任記者会見でも「楽しく勝つ」という言葉がありました。サポーターの皆さまのご支援もいただきながら、一試合一試合をしっかりと戦い、そして勝つことが目標です。そして、先にも申し上げさせていただきましたが、山があるなら、まずその頂上に立ちたいと思います。まずJ2という山の頂、そこから先を風景を眺める。そこにビジョンがあります。そのビジョンの先にはもちろん、アジアで常にトップを争うという目標もあります。チームとしては、そういった高い頂を目指し続けるというビジョンを抱いております。Jリーグには、100年構想という言葉があります。サポーターの皆さまには、グランパスを応援しながら自身もスポーツに取り組まれている方もいれば、練習場まで選手を応援にきてくださる方もいます。我々には、皆さまがそれぞれの形でスポーツを通し心身ともに健康にある。その中心にグランパスがある、だから楽しく毎日を健康に過ごせる。そのようなビジョンを描き、皆さまがたと共に我々はまずこの一年を闘います。
─今シーズン多くの選手が入れ替わりましたが、今回の補強に関するクラブとして、予算面を含めての評価をお聞かせください。
【佐々木社長】
まず財布を預かる身からご説明させていただきます。J2に落ちたからといって、予算を減らすことはありません。クラブパートナーの皆さまにも、昨年の11月から、J2へ落ちてもスポンサー料を落とされないよう、頭を下げ続け予算の確保はいたしました。その上での補強の評価については、そのプロである下条GMに説明いただきます。
【下条GM】
選手を値踏みするのは大変難しことです。このあと、新加入の選手が登場しますが、今シーズンの補強に関しては「上」だったと言えます。先ほど私から説明させていただいた中にもありましたが、サッカーとはグループでのスポーツです。もしシーズンを戦う中でうまく融合しなかった場合に、グループワークの質を高め対応することもできますが、私も契約更改の段階から選手と接し、間違いなく素晴らしいメンタルを持った選手がそろったと考えております。あとは、やってくれることを待つだけです。
─昨シーズンはクラブの皆さまにも、そして私たちサポーターにとっても本意ではないシーズンを過ごし、耳にして気持ちの良くない情報も飛び交っていました。それでも今日の皆さまのプレゼンテーションを聞かせていただき、新しい期待も生まれています。サッカークラブとしてクラブパートナーやメディアとの関係も重要かとは思いますが、やはり名古屋グランパスエイトという企業として、これからも独立独歩を確固たる道を進まれると信用してもよろしいでしょうか。
【小西顧問】
ありがとうございます。力強い励ましのお言葉をいただいた思いです。サッカークラブとは選手、現場、フロント、そしてサポーターの皆さまとのコミュニケーションだと考えております。私も昨年の12月から顧問を仰せつかり、いろいろな情報、記事、報道を目にしました。こころが痛む内容もありましたし、サポーターの皆さまにも心配を与えていると強く感じていました。これからグランパスが前へと進むにあたり、いまお話いただいたことへは120%、200%のコミットをし、皆さまがたとのコミュニケーションを図ります。情報という部分においては私自身、これまでにいろいろな広報業務に携わってまいりました。サポーターの皆さまとのコミュニケーションという意味でも、情報の発信は大きな意味をもち、それがまたチームを前へと進めることになると確信しています。皆さま方と一緒にコミュニケーションをとり、前へと進みたいと考えております。
【佐々木社長】
名古屋グランパスのころを本当に大切にしているサポーターの皆さまには、昨年の報道、やや偏った内容があったかとも思いますが、皆さまにご心配をかけてしまったことは我々の不徳と致すところでございます。特に親会社となるトヨタ自動車とクラブの関係がぎくしゃくしていると捉えられたことには反省すべき部分が多くあります。これからは、全ての情報はグランパスから発信します。トヨタ自動車からお金は出していただくが、口は出さない。そのことは徹底してまいりますので、ぜひその点についてはご安心してください。昨シーズンは本当に、申し訳ございませんでした。
【下条GM】
私は関東のクラブに在籍していましたが、この地域の新聞を目にし、なんてもったいないんだと感じています。関東ではJクラブが多く、本来記事にしてもらいたい内容でも紙面に載ることは難しいということもありました。しかしながら、この地域では関東では書かれないようなことも、しっかりとスペースを使って扱っていただけます。そのためにはチーム、スタッフが自分たちの顔を扱ってくれるメディアの方々との付き合い方、情報発信の仕方をしっかりと整備し、そして新シーズンをスタートさせたいと考えております。名古屋グランパスの情報、そしてホームタウンでの情報を前向きな記事で取り上げていだけるよう取り組みます。
─昨シーズン、J2降格という残念な結果に終わりました。それでも、例えばスタジアム周辺でのイベントや公式サイト、SNSを使っての積極的な情報発信など、評価されるべき部分も多くあったと思います。新スタジアムに関する話題もありました。そのような良かった部分を今後、どう継続しようとお考えでしょうか?
【佐々木社長】
ファン・サポーターも皆さま、クラブパートナーの皆さま、メディアの皆さまには、我々グランパスをもっともっと楽しんでいただくために何をすべきか、昨年はトライアルの一年でした。いま、サポーターの皆さまに良かった部分もあると評価いただいたことは、本当に励みになります。情報発信という分野においては、小西顧問がそのプロですので、今後もっと積極的に情報を発信する仕組みを構築してくれます。スタジアムイベントに関しては、昨年取り組んで皆さまに楽しんでいただいた内容をさらに進化させ、今シーズンも楽しんでいただきたいと考えております。新スタジアムに関しては、愛知県でのアジア大会の開催が決まりました。サッカースタジアムについても既存のものでは良いわけではなく、今現在、大村愛知県知事と河村名古屋市長とともに工夫しています。何か進捗状況があれば、またお知らせさせていただきます。
【小西顧問】
公式サイト、ニュースリリースの配信というものについてですが、佐藤選手の加入記者会見、玉田選手の加入記者会見、風間監督の就任会見について言葉、や動画などで伝えさせていただきました。このような会見が奥の奥で開かれるわけではなく、メディアの皆さまのご尽力もあり広く伝えさせていただいております。そしてグランパス自身が持つSNSなどの発信能力を使い、より直接的に皆さまへとお届けする。これは今シーズンも続け、さらには強化してまいります。毎日毎日、グランパスの公式サイトやSNSを覗いていただければ、何か楽しい、勇気が湧く情報をお届けしたいと考えております。そうやって、さらにサポーターの皆さまとの距離を詰めさせていただきたいと考えております。そしてスタジアムへお越しいただくうえで、より楽しんでいただく。そのためにはハーフタイムの時間や、ピッチサイドにトラックのある瑞穂では、そのトラックの有効かつようなどに取り組みます。サポーターの皆さまが楽しく応援し勝利する。その情報を発信することで、また次の試合も観たいと思っていただけるような努力を深めます。
【下条GM】
風間監督とも、選手のイベント協力という部分で少し、話をさせていただきました。ホームタウン活動がグランパスでは比較的少ないという話を聞いていますが、今シーズンは選手の顔が見える、そのような活動を増やしたいと考えています。もちろんスタジアムへ来ていただければ選手の顔は見えますが、試合に出ていない選手の顔を見ていただけるよう、ホームタウンでの活動も積極的に行います。しかしながら、リーグ戦が週3試合開催される時期もあります。その点については、選手のコンディションも確認しながら協力させたいと考えています。一点、私の経験からすると、イベントで選手に会えばスタジアムへ行かなくてもいいという方も出てくる可能性があります。しかしながら、スタジアム周辺でも選手の顔を見える、そのような活動も考えていますので、サポーターの皆さまには、ぜひスタジアムへお越しいただけるようお願い申し上げます。
皆さまこんにちは。新しく監督に就任させていただく風間八宏です。皆さまとは楽しいサッカーを作り、そして勝つことに努めますので、ご声援をよろしくお願いいたします。
─監督にとって「名古屋」の印象をお聞かせください。
名古屋という土地については、小さな頃から印象があります。静岡の生まれで、豊田市に親戚がいたこともあり、よく東山動物園へは来ていました。そして私の妻が名古屋で産まれたこともあり、縁を感じていました。
─昨年、名古屋は「日本で一番魅力のない街」という不甲斐ない評価を受けたこともありますが。
私自身にとっては、そのような思いはありません、大丈夫です。
─J2で戦うこととなった名古屋グランパスへの監督就任を決めた要因をお聞かせください。
一言でいえば「情熱」です。フロントの方々からのその情熱を感じました。そして対戦していて、グランパスのファン・サポーターは本当にサッカーが好きなんだと感じさせられていました。もしJ2に降格しても指揮をとれるのか、と正式にではありませんが、聞かれたことはあります。しかしながら、私は元から、カテゴリーに関する興味はありません。J1だろうがJ2だろうが、あるいは海外の3部リーグだろうが、自分がやりたいと感じたのならば、どのカテゴリーからは関係ありません。J1ということへの焦点はありませんでした。本気で良いものを創りたい、本気で良いものを表現したいという言葉をいただき、私で良ければと即答させていただきました。
─これまで対戦してきたなかでの、名古屋グランパスというチームへの印象をお聞かせください。
一人一人、能力の高い戦力が揃っていて個々に対する怖さはありましたが、チームとしては、これからのチームだと感じていました。そうは言いましても、年間で2度の対戦しかありませんし、あまり相手チームのことをしっかりと考える機会はありませんし、試合中に相手のことを考える余裕もありませんし、それほど具体的な印相はありません。それでも、個々の力があるチームだとは思っていました。
─若手選手、アカデミーの育成という部分については、どのようにお考えでしょうか。
名古屋を含めた愛知県全域の土壌といいますが、持っているパワーはすごいものがあります。私の出身である筑波大学の先輩で、今はサッカー協会にいる方々も、総合的に見て、この地域にはすごいパワーがあると考えています。これはおそらく、(この土地に住む)皆さまよりも、我々のほうが感じていました。アカデミーの世代からも含め、日本の中でサッカーの大国になりうる土地だと思っていますし、私自身すごく期待しています。
─今シーズン、チームの約半分の選手が入れ替わりました。そのことについて監督はどのようにお考えでしょうか?
私自身にとっても新しいチーム、全てが新しい経験ですし、入れ替わりについて聞かれましても、答えることができません。それでも、ここへ上がる前に少し選手に会いましたが、全員がやる気に満ちています。それだけで十分です。若い選手も含め、自分自身をもっと伸ばすんだという気持ちが溢れていますし、可能性が大きいと思います。選手のそのような部分をしっかりと伸ばしたいと思っています。
─若い選手に加え、ベテラン選手の存在も大きくなるのではないでしょうか?
寿人(佐藤選手)、玉田が加わり、そして楢崎がいます。経験を積んだ選手の存在はすごく大きいいですが、彼ら自身もその経験を忘れるくらい、これからも伸びてくれると思っています。これまでの経験ではなく、これから新しい選手になるんだという気持ちをもってほしいですが、いま名前を出した選手は間違いなくそれをめざしていると思いますし、期待は大きいです。
─明日16日(月)からチームが始動、まさに始まりますね?
今日ですと雪が残っていますし、ちょうど良かったです。私の計画通りですね。いま、サポーターの皆さまをお会いしています。もちろんサポーターの皆さまと会うことを楽しみにしていましたが、選手と早くグラウンドで会いたい、始動日が楽しいです。
─2月26日に開幕に向け、どのようにチームを仕上げようとお考えでしょうか?
シーズンとは、一年を戦って最後にどの位置にいるかです。もちろんここから開幕までの一ヶ月半は重要ですが、この期間でどのくらい選手が自身の変化を望むようになるか。そのための準備をしたいです。選手とは本当に面白い存在で、私から何かをやろうとすれば、それに対して選手自身から沢山の正解を見せてくれます。自分でやりたいことを表に出す、枠を取り除いてやりたいことに挑む。そのようなチームにしたいです。そこから先に、競争があり、全員が闘う強いチームになると考えています。
─理想とするチームはあるのでしょうか?
理想はありません。強いて言えば、監督が何も言わなくても選手自身で素晴らしいサッカーを見せてくれる、それが理想です。
─選手に最も期待する部分はどこでしょうか?
枠にとらわれないで欲しいです。自分の可能性を自分で消すようなことはしてほしくありません。自分の中にあるものをどんどん出して欲しい、そのために我々がサポートし共存したいです。
─この愛知県、名古屋という土地にもまだまだ可能性があると考えられているようですね?
もちろんです。ものすごいポテンシャルを持つ土地、サポーター、クラブ、そして選手がいますし、期待しています。
─最後になりますが、サポーターの皆さまに、あらためてメッセージをお願いします。
これから新しいシーズンが始まります。良い時期もあれば、悪い時期もあります。その時に、今日ここにいらっしゃるサポーターの皆さま、そしてここへ入られなかったサポーターの皆さまも含め、一緒に闘ってください。我々も、真剣に闘います。今日からずっと一緒です、よろしくお願いいたします。
第2部では昨シーズンに続き名古屋グランパスのオフィシャルソングに決まった「Qaijff(クアイフ)」の「Don't Stop The Music」の紹介、そして新ユニフォーム・トレーニングウェアのパートナー紹介を行いました。ステージ上には2年目となる今シーズン、さらなる活躍が期待される高橋選手、和泉選手が真新しいウェアを纏い登場し、新シーズンへ対する意気込みを伝えました。
─2年目となる今シーズン。いまサポーターの皆さまを目の前にした気持ちをお聞かせください。
まさかこの舞台に、もう一度こうやって立つことになるとは思ってもいませんでした。昨年よりは緊張はありませんし、サポーターの皆さまの前で話すことにも少しなれました。
─昨シーズンを振り返ってください。
昨年この舞台に立った時はJ1で優勝したい、試合に出て活躍したいという気持ちでしたが、その思いとは裏腹にJ2という結果に終わってしまいました。本当に残念な気持ちしかありませんが、今はJ2から新しいグランパスを作るんだという気持ちです。
─2年目となり、後輩となる選手も入ってきますね?
それほど、後輩という実感はありません。僕自身も大学で4年間プレーしてからの加入で、もう若手という思いはなく、一年目から勝負する気持ちでした。
─昨シーズン、試合やイベントでサポーターの皆さまと会う機会も多くあったかと思います。「あ、自分のユニフォームを着ている」と気づかされることもあったのではないでしょうか?
「24 Honda」は見かけますが、「24 Takahashi」はあまり見かけませんでした…。グランパスの24番と言えば本田圭佑さんのイメージが大きいですが、僕もそれに負けないくらい活躍したいです。今シーズン、新しいユニフォームを買われる際は、ぜひ「24 Takahashi」のご購入をお願いします。
─最後に、2年目となる今シーズンの豊富をお聞かせください。
昨年は怪我もあり、あまり試合には出られませんでした。今シーズンはJ2という、厳しい舞台での戦いとなりますが、サポーターの皆さまと強いグランパスを作るために大切な年になります。J1復帰を目指し頑張りますので、今年も熱いご声援をよろしくお願いします。
─2年目となる今シーズン。いまサポーターの皆さまを目の前にした気持ちをお聞かせください。
昨年とはまた少し違って見える景色ですが、それでも緊張します。サポーターの皆さまとは、昨年よりも家族として感じています。
─昨シーズンを振り返ってください。
昨年は個人としてもレギュラーに定着という目標も達成できず、また試合に出てもそれほど活躍できませんでした。今シーズンはしっかりとレギュラーに定着し、ゴールやアシストという形でチームに貢献したいです。
─昨シーズン、試合やイベントでサポーターの皆さまと会う機会も多くあったかと思います。「あ、自分のユニフォームを着ている」と気づかされることもあったのではないでしょうか?
ちょくちょくは見かけるようになりましたが、試合の時でも、自分の番号をつけたサポーターの方を見ると嬉しく、モチベーションも高まります。今シーズン勝ち続けるために、僕個人にとっても高いモチベーションになりますので、ぜひ「29番」のお買い上げをお願いします。
─最後に、2年目となる今シーズンの豊富をお聞かせください。
昨年もここで口にしましたが、二桁得点・二桁アシストという目標があります。その目標を達成するためにも、新しく加わる選手と競い、その中でレギュラーをつかみ活躍し、ぜひ一年でJ1に復帰しましょう。今シーズンもよろしくお願いします。
こんにちは、名古屋グランパスU-18から昇格する深堀隼平です。僕は産まれも育ちも長久手市、地元のクラブとしてずっとグランパスを応援してきました。そのクラブのトップに昇格することが決まり、すごく嬉しいです。一年めだからといって遠慮せず、トレーニングから自分の持ち味を発揮し、多くの試合に絡み勝利に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします。
─トップチームのユニフォームに袖を通した、今の気持ちをお聞かせください。
ジュニアユースからグランパスのユニフォームを着ていますが、やっぱりトップチームのユニフォームは違います。
─梶山選手とは、トップチームに対する憧れなど、話し合うことはあったのでしょうか?
幹太(梶山選手)とは、昨年もトップチームのキャンプに参加させてもらったりしていましたが、その時は、ただトレーニングメニューを過ごすことで一杯でした。これからは自分たちでそれをしっかりとこなす必要がありますし、僕たちがユースの選手にとっての憧れ、目標にならなければいけないなと幹太とは話していました。
─ご自身のアピールポントと、今シーズンの目標をお聞かせください。
自分のストロングポイントはスピードです。それがプロで通用するか楽しみですし、相手のディフェンスをぶっちぎってゴールを決めたいです。今シーズンの目標は、一試合でも多く出場し、チームの勝利に貢献することです。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
今シーズンはJ2という舞台での戦いとなります。一試合一試合、サポーターの皆さまと共に闘い、そしてJ1へ昇格しましょう。
こんにちは、名古屋グランパスU-18から昇格する梶山幹太です。このトップチームでプレーすることを目標に頑張ってきました。その想いが叶い嬉しいです。自分のストロングポイントは、狭いスペースでもボールを失わなかったり、ゴールに絡むプレーです。それを積極的に出し、チームに貢献したいです。グランパスユース出身ということで、クラブに感謝の気持ちを持ち続け、それに対する恩返しするという気持ちで闘います。よろしくお願いします。
─トップチームのユニフォームに袖を通した、今の気持ちをお聞かせください。
(ユースとは)全然違いますし、重みを感じます。ユースに所属していた時から重みは感じていましたが、今はさらにそれを感じています。
─トップチームへの印象をお聞かせください。
守備が堅く、攻撃でもタレントが揃っています。これから毎日のトレーニングが楽しみです。ユース時にも何度もトレーニングに参加させてもらっていましたが、その時からどの選手もすごく優しく接してくれました。特に同じポジションの田口選手からはアドバイスをもらったりピッチ外でも接してもらいました。すごく嬉しかったですし、これからはその田口選手を超えられるような選手になりたいです。
─ご自身のアピールポントと、今シーズンの目標をお聞かせください。
僕のストロングポイントは狭いスペースでもボールを失わず、ゴールに絡むプレーです。今シーズンの目標は、一日でも早く試合に出場し、そしてレギュラーの座を掴むことです。そのための努力を続けます。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
こんなにも多くのサポーターの皆さまから期待されていると実感しました。一日でも早くピッチに立ち、皆さまの期待に応えられるよう頑張ります。
みなさん、はじめまして。慶應義塾大学から加入します宮地元貴です。名古屋グランパスという歴史ある素晴らしいクラブでキャリアをスタートすることを、本当に幸せに思っています。他のどのクラブよりも熱いサポーターがいて、勝利を求められるこのクラブで人としても、サッカー選手としても成長したいと思っています。僕の将来の夢は、名古屋グランパスの顔になることです。そのために、毎日を全力で闘います。今シーズン、熱いご声援をよろしくお願いいたします。
─宮地選手は昨シーズンも頻繁にスタジアムに来られていたと思います。改めて、プロとして名古屋グランパスの一員となりますが、いまの気持ちをお聞かせください。
あらためて、名古屋グランパスという偉大なクラブの赤いユニフォームに袖を通す幸せな気持ちと、これまで自分を支えてくれた方々に対する感謝の気持ちで一杯です。これからはプロサッカー選手として皆さまに夢や希望を与える立場となります。一日でも早く、ピッチでグランパスの勝利のために闘えるよう毎日を頑張ります。
─風間監督の印象をお聞かせください。
本当にサッカーを突き詰める監督だと思っています。僕自身もサッカー選手として成長するためにはサッカーを突き詰める必要がありますし、日々のトレーニングからしっかり、一日一日を全力で取り組みます。
─ご自身のアピールポイントをお聞かせください。
ゼンターバックでもボランチでも、守備的なポジションならどこでもこなせる自信はあります。プレー全てに気持ちを込めて闘うことが自分の長所ですし、サポーターの皆さまにはそこに期待し、そしてその期待に応えられるよう頑張ります。
─今シーズンの目標をお聞かせください。
まずは開幕スタメンを。そしてその開幕戦でファジアーノ岡山に勝利することです。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
謙虚な気持ちを感謝を忘れず、全力で闘います。オール名古屋でJ1昇格への道を掴み取りましょう。今日はありがとうございました。
初めまして、国士館大学から加入する松本孝平です。僕はいま現在、怪我をしてしまっていますが、一日でも早く復帰しサポーターの皆さまの声援に応えられるようピッチに立ちたいです。今シーズン、グランパスには偉大な先輩たちが新しく加入しました。その先輩からプレーを盗み、ピッチに立てるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします。
─新しいユニフォームを着た、いまの気持ちをお聞かせください。
この偉大なクラブのユニフォームに袖を通し、本当に嬉しいです。グランパスはJリーグの中でも昔から名の通る歴史あるクラブだと思っています。
─ご自身のアピールポントと、今シーズンの目標をお聞かせください。
僕のストロングポイントは高さ、フィジカルの強さ、機動力です。今シーズンの目標は一日でも早く怪我を治しサッカー選手として活躍すること、そしてグランパスがJ1に昇格することです。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
本日は、発表会にお越しいただきありがとうございます。多くのサポーターに応援されているんだと実感しました。この気持ちを忘れず、一日でも早く怪我から復帰しチームに貢献したいと思いますので、応援をよろしくお願いします。
こんにちは、シャルレスです。
─日本に対する印象をお聞かせください。
ブラジルの友人から、日本という国の情報を聞いていました。その情報を聞いたことも、日本へと移籍するきっかけとなりました。
─ご自身のストロングポイント、グランパスにどのような力を与えてくれるのでしょうか?
身長がありますので、ペナルティエリア内での空中戦には自身があります。そして気持ちの強さ、これをチームのために発揮したいです。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
皆さまと共に今シーズンを闘い、シーズン終了後には一緒に喜びを分かち合えるよう頑張ります。
こんにちは、初めまして、ワシントンです。(以上、日本語)
─日本に対する印象をお聞かせください。
すごく教養があり、そして街が綺麗です。挨拶というものをしっかりし、我々外国人に対しても優しいという印象を持っています。
─ご自身のストロングポイント、グランパスにどのような力を与えてくれるのでしょうか?
ポジションとしても、ハードワークとカバーリング、そしてサイドバックの選手との連携です。そして対戦相手の危険な選手を抑えることも自分の持ち味です。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
サポーター皆さまの声援に応えられるよう、ピッチの中でも最大限の力を出したいです。応援してくださいサポーターのために全力を尽くしJ1復帰という目標をタッセルするために頑張ります。シーズン終了後には全員で喜び合いたいです。
こんにちは、初めまして、フェリペです。(以上、日本語)
─日本に対する印象をお聞かせください。
ブラジルで私の家族、私自身の考えとして相手を尊重するということを大切にしています。今回日本へ来ることを決めたきっかけの一つとして、日本の方々は相手を尊重するという気持ちを強く持っています。そのことが家族を含め私に合うと思っていました。
─ワシントン選手とはブラジルでもチームメイトだったそうですが、その部分での強みもあるのでしょうか?
ワシントン選手とは4年間、同じクラブでプレーをし、お互いに特徴を理解しています。ピッチの外でも仲が良いですし、考え方や人生も似ています。
─ご自身のストロングポイント、グランパスにどのような力を与えてくれるのでしょうか?
まずはスピードです。そして自分がボールを受けてゲームを組み立てチャンスを作ります。自分一人だけではなくチーム全員で良い仕事をし、そしてサポーターの皆さまとも共に幸せな気分を味わえるよう、全力で取り組みます。チームメイト、スタッフ全員で努力し、幸せを掴みたいです。これから学ぶべきことはたくさんあると思いますが、全力で取り組み、サポーターの皆さまと喜びを分かち合いたいです。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
ピッチの上では、全力で皆さまのためにプレーします。サポーターの皆さまと喜びを分かち合い、そしてシーズン終了後に喜べるよう頑張ります。
サンフレッチェ広島から移籍の宮原和也です。チームのために少しでも力になれるよう頑張ります。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
名古屋グランパスというクラブで自分自身を成長させるために、移籍を決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
J1へと昇格させるため、自分自身もチームの力になりたいと思っています。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「和也」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
このクラブの力となれるよう頑張ります。よろしくお願いします。
横浜FCから移籍の渋谷飛翔です。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
このクラブには素晴らしい先輩がいます。それを少しでも盗んで自分の力にしたいと思い、決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
自分にとってJ1昇格という初めての経験のためにも、チームの力になりたいです。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「つばさ」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
J1に戻るという目標に向け努力します。よろしくお願いします。
清水エルパスルから移籍の八反田康平です。名古屋グランパスに恩を返せるよう頑張ります。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
自分自身が成長できる環境のクラブがここだと思い決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
J2での優勝、J1昇格のためにはチームが一体感を持って闘うことが重要です。そのために自分自身も力になりたいです。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
八反田とう名前は呼び難いので「ハチ」でお願いします。「ッ」はいりません。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
名古屋グランパスを支えてくれている皆さまのために、J1に復帰できるよう頑張ります。応援をよろしくお願いします。
ヴィ・ファーレン長崎から移籍の永井龍です。名古屋の永井といえば「龍」だと言われるよう、早く覚えてもらえるよう頑張ります。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
名古屋グランパスという歴史あるクラブから声をかけていただきました。さらに、風間監督の就任が決まり、自分自身も成長できると思い決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
個人的なことになりますが、昨年はJ2で17得点、得点ランキングで5位でした。今シーズンはそれ以上のゴールを決め、得点王を狙いたいです。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「龍」と書いて「りょう」と読みます。ですので「りょう」と呼んでください。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
このクラブで結果を残し、シーズン終了後に全員で喜べるよう頑張りますので、ご声援をよろしくお願いします。
北海道コンサドーレ札幌から移籍の櫛引一紀です。全員で、必ずJ1へ昇格しましょう。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
名古屋グランパスというビッグクラブでプレーすることで自分自身も成長できると思い、決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
風間監督のもとで少しでも成長し、そしてチームのJ1昇格という結果に結び付けたいです。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「クッシー」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
苦しい時もあるかもしれません。それでも全員で闘いましょう。よろしくお願いします。
はじめまして、アルビレックス新潟から移籍の小林裕紀です。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
少しでも自分自身がレベルアップできるよう、移籍を決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
チームの昇格、そして自分自身のレベルアップのために、まず自分自身のことから頑張ります。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
下の名前「裕紀」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
チームの目標のため、全力で闘います。皆さまの一緒に闘いましょう。よろしくお願いします。
ファジアーノ岡山から移籍の押谷祐樹です。全力で頑張りますので、よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
移籍が決まった時にも言いましたが、僕は名古屋で産まれました。今回住むことになった場所も昔、育った家の近くで縁を感じています。そのことで移籍を決めました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
昨年はJ2で14ゴール、永井選手には負けてしまいましたので、今シーズンは勝てるよう頑張ります。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「オッシー」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
チームのために頑張ります。よろしくお願いします。
東京ヴェルティから移籍の杉本竜士です。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
名古屋グランパスという歴史のあるチームから声をかけていただき、ここでもっと上を目指したいと思い移籍を決意しました。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
一日一日、一試合一試合を大切にし、頑張ります。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
和泉竜司選手がもういますし「杉ちゃん」でお願いします。やっぱり「杉本」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
とにかく、がむしゃらに頑張りますので応援よろしくお願いします。
愛媛FCから移籍の内田健太です。名古屋のために闘います。よろしくお願いします。
─グランパスへの移籍を決めた要因をお聞かせください。
僕の地元は三重県です。僕に夢を与えてくれたクラブですし、特別な存在でした。
─グランパスというクラブで、何をしたいかお聞かせください。
J2での経験があります。その経験をチームに還元しつつ、自分の武器でもある左足でチームに貢献したいです。
─グランパスにとって初めてのJ2となります。そのリーグを闘う上で何が必要だとお考えでしょうか?
J2は本当に厳しいリーグです。力の差以上に、メンタル面が重要視されます。闘う気持ち、一体感が本当に重要です。
─サポーターにはどのように呼ばれたいかあれば、お聞かせください。
「ウッチー」か「ウチケン」で…やっぱり「ウッチー」でお願いします。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
名古屋グランパスのために、全員の力でJ1を勝ち取りましょう。よろしくお願いします。
サンフレッチェ広島から名古屋グランパスへ加入することとなりました。今までは皆さまからのブーイングの的となっていました佐藤寿人です。これから皆さまに背中を押してもらえるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
─J2で闘う名古屋グランパスを選んだ理由をお聞かせください。
僕も他のクラブで二度、J2へと降格させた経験があります。J2は非常に厳しいリーグです。そこでもう一度J1へと戻りたい。チームとしても、個人としてもそのような気持ちがあります。そして「選手としてまだまだやれることを見せて欲しい」と言葉をかけていただき、移籍を決断しました。
─J2で戦う難しさはどこにあるとお考えでしょうか?
J2では、ある程度昇格を狙うクラブが決まってきます。その相手に対して、必ずしも昇格を考えない状況の戦い方をしてくる相手もいます。J1で良い結果を出せなかった翌年に、すぐJ2で結果を求められることも難しさです。
─佐藤選手から見て、玉田選手の印象をお聞かせください。
同じ千葉県、僕はジェフの下部組織でプレーしている時に玉田さんは習志野高校でプレーしていました。とても昔から、知り合いというか、先輩です。僕自身は、得点を奪うことに特化したスタイルだと自己分析していますが、玉田さんは何でもできるプレイヤーというイメージを持っています。
─多くの選手が入れ替わったチームの中で、ベテランとして求められる部分も大きいかと思いますが?
もちろん選手として結果を出す必要はありますが、それ以上にチームとしての結果を出せなければ幸せな時間は過ごせません。とにかく、一年でJ1へと復帰できるよう、そのために玉田さんと一緒に良い雰囲気を作り出せるよう頑張ります。
─風間監督の印象をお聞かせください。
サンフレッッチェ広島の大先輩です。トレーニングから、すごく楽しいという話を聞いています。自分たちでボールを持って自分たちから攻撃を仕掛けるサッカーを川崎フロンターレで作り上げました。またグランパスで新しいチームを作ることとなりますが、そこの一人の選手として貢献できるよう頑張ります。
─ストライカーとして、今シーズンの目標をお聞かせください。
一つでも多くのゴールを決め、昇格に貢献したいです。何得点という目標を決めてシーズンに入ったことはないのですが、2008年には28得点を決めました。その数字に少しでも近づきたいです。
─背番号についても思いをお聞かせください。
玉田さんとは話し合ってはいません。クラブが決めることですし、選手側からリクエストすることはありません。それでも、玉田さんには気を使っていただいたようで、申し訳ありません。グランパスの11番と言えば、玉田さんがずっと付けていた番号だ、どうしようという思いでした。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
厳しいJ2でのシーズンとなりますが、ただ昇格するだけではなく、J2で優勝して昇格しましょう。そのためにも、応援をよろしくお願いします。
3年ぶりに帰ってきました玉田圭司です。なぜここへ戻ってきたのか自分では理解していますし、期待されていると思います。自分らしいサッカーで皆さまの期待の応えられるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
─グランパスへん復帰を決めた理由をお聞かせください。
理由はありません。僕にとってグランパスは特別なクラブでしたし、話をもらった時点で、他のクラブは考えられませんでした。
─セレッソ大阪でJ2を経験されました。その難しさをお聞かせください。
二年間J2を経験しましたが、その間、リーグのレベルも上がり難しさを感じていました。昨年はセレッソ大阪で昇格を経験しましたし、その経験が何か力になれればと思います。
─玉田選手から見て、佐藤選手の印象をお聞かせください。
高校生のころから知っていますが、全く変わらないですね。得点を決めることに貪欲で、それを実行できる素晴らしいストライカーです。
─多くの選手が入れ替わったチームの中で、ベテランとして求められる部分も大きいかと思いますが?
僕より若い選手ばかりだと思いますが、そのような選手にも負けたくありません。お互いに切磋琢磨し高めたいです。ベテランだから何をするかということも言われますが、あまり意識せず自然体で取り組みたいです。
─風間監督の印象をお聞かせください。
先ほど、挨拶をさせてもらいました。初めて会ったので、まだ何とも言えませんが明日からトレーニングが始まります。そのトレーニングの中で厳しいながら楽しさもあると聞いています。明日から頑張ることが楽しみです。川崎フロンターレの試合を見ていて良いサッカーをしているなと感じていましたし、セレッソ大阪のチームメイトでも風間監督の下でプレーした選手がいました。その選手たちから話を聞いても、トレーニングから面白いと聞いていますし楽しみです。
─ストライカーとして、今シーズンの目標をお聞かせください。
具体的な数字はありません。チームが勝利するためのゴールを決めたいです。チームが決めなければ、自分が何点決めても意味がありません。
─背番号についても思いをお聞かせください。
28番は、柏レイソルでプロになってからずっと付けていた背番号で好きな数字です。去年は荻選手が付けていた番号ですが、まだ荻くんには何も挨拶をしていないんで、これから挨拶しておきます。
─最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
一人でも多くの方にスタジアムへ足を運んでもらえるようなサッカーを見せたいと思います。応援、よろしくお願いします。
全て発表を終えるとエンディングセレモニー、ここで会場へのサプライズとして今シーズンをグランパスで闘う全選手がステージへと登場し、あらためてサポーターへと挨拶、そしてフォトセッションとしてサポーターからの撮影会と、サポーターを背にした記念撮影を行いました。
最後はチームを代表し風間八宏監督がサポーターへ向けたメッセージを伝え、新体制発表会を終了しました。
皆さま、ご来場そしてご声援、誠にありがとうございました。本日は短い時間でしたが、我々はしっかり、皆さまからの声援を胸に刻みました。これからスタートする新シーズンに向け一日一日を大切にし、皆さまの期待に応えられるよう努力を続けます。
本日は、本当にありがとうございました。